UPDATE:2019.10.11
special interview vol.3【前編】
偶然が重なって生まれた奇跡のニット。

先週リリースされたTOKYO WHEELSの別注アイテム。 mellow people(メローピープル)とTOKYO WHEELS、両者の良いところが存分にミックスされた抜群の出来で早速話題に。
これほどの会心作を生み出すことに成功したワケですし、まだまだ語るべきポイントも隠されているハズ…。ということでデザイナー小野寺さんを招き、代表の森と思う存分話してもらいました。
それにしてもこの二人、仲良すぎ! 別注アイテムとは関係ない話に時々脱線していますが、温かなお気持ちで読んでみてください。
※後編は下記リンクから。
関連NEWS:2つの要素をクロスオーバーさせた名作の誕生です!
ーアイテムの話をする前に…お二人が初めて出会ったのっていつですか?
森:初めて会ったのは…12~13年前だったかな? 立ち上げたばかりのmelple(メイプル)の展示会にお邪魔したのが初対面だったと思う。
小野寺:確かそれぐらいでしたね。
森:あの時そっけなかったですよね~。小野寺さん、最初はめちゃくちゃドライでした(笑)。
小野寺:いえいえ、そんなことないです!(笑)
森:買い付けることになって、やっと話せるようになりましたもん(笑)。
小野寺:ちょっと、人聞きの悪いこと言わないで下さいよ!(笑)
(一同笑)
森:ウソウソ、冗談です(笑)。でも気が合うなぁとは初めて会った時から思っていて。だからmellow peopleも取り扱うことに躊躇いはありませんでした。確か旅の服をイメージしてるんですよね?
小野寺:そうですね。「Haute Couture(オートクチュール)」って言葉がありますけど、mellow peopleは「Trip Couture(トリップクチュール)」、旅の仕立服を標榜しています。
森:そういう言葉があるんですか?
小野寺:いえ、僕が考えた造語です。そういうテーマがあるので軽量だったり撥水だったり。旅先やアウトドアで着まわせる機能的なアイテムが多いのも特徴ですね。
ーそれにしても今回のニット、評判良いですね。
小野寺:ポリエステル製の面白い生地を偶然見つけたので、久々にニットを作りたいなって。ただ見つけたタイミングが展示会のシーズンでして。製作期間にハマらなくて、どうしようかなと。
森:去年バイシクルニットが売れたから需要はあると確信してたけど、軽くて洗える自転車向けの素材にアップデートしたいなと思っていて。そしたら小野寺さんからこの話をいただきました。
小野寺:こういう素材ってTOKYO WHEELSみたいなスポーツ寄りのアパレルにハマるので、森さんに話してみたんです。
森:エアリーでモチモチだし、これは相当良いなと思い即決しました。
mellow people/ホールガーメント10mCWニット【TOKYO WHEELS別注】
小野寺:ニットってケアが面倒で身構えちゃうし、スウェット感覚で毎日使えるイージーなのを作りたいなって考えていたんです。でも、元々の上品さも無くしたくないなって。
ーどちらもしっかり達成していますね。
小野寺:ニッター(編み立て業者)のおがげです。具体名は伏せますが、この生地を作っているのは大正時代から続いてる由緒正しき工場でして。ビッグメゾンからも依頼を受けるぐらいスゴいところなんです。
森:製造はホールガーメントっていう独自の作り方で今話題の島精機さん。ビジネス番組にも取り上げられたりしてますね。
小野寺:一着を丸々編み上げる製法で、無縫製になっています。そのおかげで変に突っ張ったりもしないので着心地がかなり良い。そうそう、これって機械を使って編み上げるんですけどめちゃくちゃ遅くて(笑)。
ーえ、機械で編み上げるのに!?
小野寺:そうなんです。しかも大きなコンピュータでプログラミングしてますからね。縫製をせずに服を作るって、それぐらい手間が掛かるんですよ。
森:ポリエステルの鮮やかな発色も好みです。特にオレンジ。最初は派手かなって思ってたんですけど、自転車乗りが着るなら視認性の高い色味の方が良いなと。
小野寺:フロントロゴのさりげないジャガード織りも気に入ってます。最初はもっと分かりづらかったんですが、微調整を繰り返して今ぐらいに仕上げました。主張が強くも弱くもないし、ちょうど良いですよね。
森:ロゴ入りはもちろんだけど、実はオレンジもインラインに入ってないんですよね?
小野寺:はい、TOKYO WHEELS限定ですね。
森:いやぁ、こんな良いモノを別注で作ることができて本当に光栄です。
ポリエステル素材とホールガーメント製法。この二つを混ぜ合わせることで生まれたのが、今回の特製ニットでした。世間一般のニットとは全くの別物に仕上がっているので、ご興味のある方は是非。
ということで前半はここまで。次回はもう一つの別注アイテム、バイシクルリサーチパーカーについて語り合ってもらいます。近日中にリリース予定ですので、お楽しみに。
関連NEWS:2つの要素をクロスオーバーさせた名作の誕生です!
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TOKYO WHEELSでは、新入荷やお得情報を
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これほどの会心作を生み出すことに成功したワケですし、まだまだ語るべきポイントも隠されているハズ…。ということでデザイナー小野寺さんを招き、代表の森と思う存分話してもらいました。
それにしてもこの二人、仲良すぎ! 別注アイテムとは関係ない話に時々脱線していますが、温かなお気持ちで読んでみてください。
※後編は下記リンクから。
関連NEWS:2つの要素をクロスオーバーさせた名作の誕生です!
Trip Couture(トリップクチュール)=旅の仕立服。
ーアイテムの話をする前に…お二人が初めて出会ったのっていつですか?
森:初めて会ったのは…12~13年前だったかな? 立ち上げたばかりのmelple(メイプル)の展示会にお邪魔したのが初対面だったと思う。
小野寺:確かそれぐらいでしたね。
森:あの時そっけなかったですよね~。小野寺さん、最初はめちゃくちゃドライでした(笑)。

小野寺:いえいえ、そんなことないです!(笑)
森:買い付けることになって、やっと話せるようになりましたもん(笑)。
小野寺:ちょっと、人聞きの悪いこと言わないで下さいよ!(笑)
(一同笑)

森:ウソウソ、冗談です(笑)。でも気が合うなぁとは初めて会った時から思っていて。だからmellow peopleも取り扱うことに躊躇いはありませんでした。確か旅の服をイメージしてるんですよね?
小野寺:そうですね。「Haute Couture(オートクチュール)」って言葉がありますけど、mellow peopleは「Trip Couture(トリップクチュール)」、旅の仕立服を標榜しています。
森:そういう言葉があるんですか?
小野寺:いえ、僕が考えた造語です。そういうテーマがあるので軽量だったり撥水だったり。旅先やアウトドアで着まわせる機能的なアイテムが多いのも特徴ですね。
目標はスウェット感覚で使える一品。
ーそれにしても今回のニット、評判良いですね。
小野寺:ポリエステル製の面白い生地を偶然見つけたので、久々にニットを作りたいなって。ただ見つけたタイミングが展示会のシーズンでして。製作期間にハマらなくて、どうしようかなと。

森:去年バイシクルニットが売れたから需要はあると確信してたけど、軽くて洗える自転車向けの素材にアップデートしたいなと思っていて。そしたら小野寺さんからこの話をいただきました。
小野寺:こういう素材ってTOKYO WHEELSみたいなスポーツ寄りのアパレルにハマるので、森さんに話してみたんです。
森:エアリーでモチモチだし、これは相当良いなと思い即決しました。
mellow people/ホールガーメント10mCWニット【TOKYO WHEELS別注】
小野寺:ニットってケアが面倒で身構えちゃうし、スウェット感覚で毎日使えるイージーなのを作りたいなって考えていたんです。でも、元々の上品さも無くしたくないなって。
ーどちらもしっかり達成していますね。
小野寺:ニッター(編み立て業者)のおがげです。具体名は伏せますが、この生地を作っているのは大正時代から続いてる由緒正しき工場でして。ビッグメゾンからも依頼を受けるぐらいスゴいところなんです。
森:製造はホールガーメントっていう独自の作り方で今話題の島精機さん。ビジネス番組にも取り上げられたりしてますね。

小野寺:一着を丸々編み上げる製法で、無縫製になっています。そのおかげで変に突っ張ったりもしないので着心地がかなり良い。そうそう、これって機械を使って編み上げるんですけどめちゃくちゃ遅くて(笑)。
ーえ、機械で編み上げるのに!?
小野寺:そうなんです。しかも大きなコンピュータでプログラミングしてますからね。縫製をせずに服を作るって、それぐらい手間が掛かるんですよ。
森:ポリエステルの鮮やかな発色も好みです。特にオレンジ。最初は派手かなって思ってたんですけど、自転車乗りが着るなら視認性の高い色味の方が良いなと。

小野寺:フロントロゴのさりげないジャガード織りも気に入ってます。最初はもっと分かりづらかったんですが、微調整を繰り返して今ぐらいに仕上げました。主張が強くも弱くもないし、ちょうど良いですよね。
森:ロゴ入りはもちろんだけど、実はオレンジもインラインに入ってないんですよね?
小野寺:はい、TOKYO WHEELS限定ですね。
森:いやぁ、こんな良いモノを別注で作ることができて本当に光栄です。
偶然が生み出した奇跡のニット。
ポリエステル素材とホールガーメント製法。この二つを混ぜ合わせることで生まれたのが、今回の特製ニットでした。世間一般のニットとは全くの別物に仕上がっているので、ご興味のある方は是非。
ということで前半はここまで。次回はもう一つの別注アイテム、バイシクルリサーチパーカーについて語り合ってもらいます。近日中にリリース予定ですので、お楽しみに。
※後編は下記リンクから。
関連NEWS:2つの要素をクロスオーバーさせた名作の誕生です!
mellow people(メローピープル)
ホールガーメント10mCWニット【TOKYO WHEELS別注】
¥18,000+TAX
mellow people(メローピープル)
「Trip Couture」をテーマとして様々な街、フィールドで着回せるメローなラインナップを展開しているブランド。
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writer:daigo iima |
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