UPDATE:2018.06.02
ビンディングシューズ選び方ガイド【GIRO編】
デビューからレベルアップまで!ビンディングシューズ選び方ガイド【GIRO編】

走りやすい気温となった4月頃から、一気に問い合わせが増える「ビンディングシューズ」。快適性を求めてデビューしたい方や、より高いスペックを手にしてレベルアップを考えている方もいることでしょう。
そこで今回は、ビンディングシューズの選び方ガイド【GIRO編】をお届け!豊富なラインナップに、世界トップクラスのデザインと実力。走りを極めるという目的はもちろん、シーンや用途によっても適したシューズ展開は、必見です。
まずは、ビンディングシューズの基本から。
ビンディングシューズといっても、大きく分けて2つ。MTB用といわれる2つ穴タイプ(SPD)と、ロード用の3つ穴タイプ(SPD-SL)です。

※左が3つ穴タイプ(SPD-SL)、右が2つ穴タイプ(SPD)。
3つ穴タイプの特徴は、2つ穴よりペダリングに特化していること。
ペダルとシューズの接触面が大きく、しっかりと固定されるのでペダルに力が伝わりやすい。自転車から降りることが多い街乗りシーンよりも、ロングライドが中心という方におすすめです。デザインもスポーティで、2つ穴に比べて軽量化されていることが多い。
一方、2つ穴タイプは3つ穴と違って、ペダルとシューズを接合するためのクリートが小さいのが特徴。シューズのソールに埋まるように取り付けているので、自転車降りてからも歩きやすく「ガチャガチャ」いわない。ゆえに、MTBや街乗りといったシーンに適したビンディングシューズなのです。RUMBLE VRのようなスニーカーデザインもあったりと、初心者の方にも手にしやすい。
そんな2つ穴タイプのビンディングシューズにて、一番人気のモデルといえばREPUBLICでしょう。
スポーツシューズでもスニーカーでもない、革靴のような存在感。街乗りでのラフなスタイルからロングライドでのジャージスタイル、自転車通勤では履き替えないまま会社に入れる上品な佇まい。一足で何役もこなす唯一無二な存在だからこそ、幅広い層に支持されているビンディングシューズなのです。
ですが、そんなREPUBLICを抑え最近めきめきと人気を高めているのがEMPIRE VR90。今、グラベル界にて注目をされている"ハイスペックSPDシューズ"がまさにこれ。
3つ穴タイプのEMPIREシューズを2つ穴に進化させ、Vibramソールを施した「歩けて」「走れる」一足。
一昔前の2つ穴タイプのシューズといえば、いまいちパっとしない機能とデザインばかり。しかし、技術が進むにつれてEMPIRE VR90のような高い機能を持ったシューズが登場し人気を集めているのです。今から手に入れるなら格好いいのはもちろん、「軽く」て「ハイスペック」な2つ穴ビンディングシューズが熱いですよ!
「予算」だって大事です。
同じブランドでなぜそこまで差がでるのか。使っている素材の違いが大きいのですが、それによって何が違うのか。そこが気になりますよね。
ここからは価格もピンキリで、選ぶのが難しい3つ穴タイプに絞ってご紹介していきたいと思います。
1.軽量化。
車体のたった数十グラムの違いによって、勝敗が決まることだってあるロードバイク。プロでなくても、万単位のお金をかけて部品の軽さを追求する人が少なくない世界です。
GIROは部品ではなくシューズの軽量化を進め、今までもEMPIRE SLXにて世界最軽量という記録を作ってきました。ですが、さらに世界の上をいく147g(42.5サイズ)を実現したのがこのPROLIGHT TECHLACE。
ここまで軽くできたのも、アッパーに施されたテイジン製のTPUフィルムを溶着したメッシュ生地。ソックスが透けるほど薄さながらも、優れた耐久性と高いフィット感はここぞ!という日の決戦用としてもオススメですよ。
とはいえ、(TOKYO Wheelsに取り扱っている)GIROの3つ穴ビンディングシューズにて最も価格が低いEMPIRE E70 KNITでも250g(42.5サイズ)という軽さ。むしろ他ブランドのハイエンド向けシューズと変わらないくらい。それほどGIROの技術が高いということですね。
2.パワーロスを防ぐ。
ビンディングシューズのソールは硬い。それは、柔らかいソールだと踏みこんだ時に力が吸収されて力がしっかりと伝わらないためです。
GIROのソールは軽くて剛性の高いカーボンを使用していますが、その中にも硬さが異なりシューズのスペックに違いがでています。例えば上位モデルのEMPIRE SLXでは、「Easton EC90」という6.5mmの薄さながらも最大のパワー伝達効率を誇るフルカーボンソールを採用。
中堅モデルのSENTRIE TECHLACEには「EC7」と少し柔らかいカーボンソールを採用。とはいえ、一概に硬いのが正義ともいえず、疲れやすいって方はあえてグレードを下げることもあるんですよ。
ルックス?フィット感?手軽さ?
お次に、デザイン面や使い勝手、フィット感にもつながる大事なポイントがあります。それがシューレースやダイヤルといった「固定方式」です。好みが大きく左右するところでもありますよね。見た目で選ぶのもいいですが、どんな違いがあるのでしょうか。
1.シューレース
GIROの代名詞ともなっている"シューレース"。ダイヤルタイプが主流となった現代に、あえてシューレースを採用したことで誕生当時は大きな話題となりました。
シューレースのメリットとしてはオーダーメイドのようなフィット感と、ビンディングシューズとは思えないルックス。「シューレースゆえの"極上のフィット感"は、紐を結ぶひと手間すらも大事に感じてくるんだよ~」と語るスタッフもいるほどで、一度体感するとハマっちゃう人も多いようです。
2.ダイヤル
ダイヤル式のメリットとしては、やはり調整がラクという点が大きいでしょう。FACTOR TECHLACEは、走行中に少し緩めたいなと思ったらダイヤルの逆回しだって可能。降りてからもすぐに緩めて、また乗るときにはすぐに締めて~なんてこともカチカチっとするだけ。めんどくさがりな方にはダイヤル式が向いているかもしれませんね。
最後に...
GIROはビンディングシューズ界全体でみると、"レギュラーフィット"くらいの立ち位置。幅広・甲高で全く入らなかった!なんて人は少ないです。とはいえ、心配な方はテックレースやニットシリーズを選ぶと足入れしやく履きやすいですよ。ちょっとした違いなのですが、ご参考程度に。

走りを極めるという目的だけじゃなく、シーンや用途によっても適したシューズはその人によって異なるものです。豊富な展開と世界で活躍する実力を持ったGIROのビンディングシューズなら、「あなたの一足」が見つかりますよ。
▼GIROのビンディングシューズ一覧はこちら
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text by sasaki <STAFF PROFILE> |
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