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UPDATE:2018.03.15

LARDINI(ラルディーニ)の3Bシングルジャケット

アンコンなのに構造的。だからオン・オフ問わず使えるんです。

レオンでもリコメンドされていたジャブスコラボで話題沸騰中のLARDINI(ラルディーニ)。つい先日入荷したばかりなのに、早くも在庫がこれっぽっち…。この人気っぷり、さすがイタリア屈指の名門

関連ニュース:【雑誌LEON掲載】LARDINI×GIAB'S ARCHIVIO 最強コラボのセットアップスーツが遂にローンチ。

そんなラルディーニですが、他にも知ってもらいたい新作アイテムが山ほどございます。中でも注目なのが、ここの十八番である“アンコンジャケット”



「アンコンジャケットでそんなに差は出ないでしょ。」とお考えの方。その気持ち、よーく分かります。でもね、ラルディーニぐらい実力のあるブランドだと、赤子でも分かるぐらい違うもんなんです。

というワケで、その凄さについてじっくり解説したいと思います。あ、そこまで長くしないので身構えずにお読みくださいね!

王者の底力を感じさせる渾身のテーラリング。


アンコンジャケットを略さずに言うと「アンコンストラクテッド(構造のない)・ジャケット」。

通常は裏地・芯素材・肩パッドなどの構造材を入れているんですが、アンコンは極力減らした(もしくはない)状態。その結果、軽さや動きやすさ、柔らかいシルエットなどのメリットが生まれます。

まぁ簡単に言えば、簡素化されたお手軽ジャケット。確かにそう考えると「大きな違いが生まれるとは思えない」と感じるのもごく自然。…じゃあ実際に着用したスタイルを見てみましょう。

はい、これがラルディーニのアンコン。センターシームのパンツやカットソーで若干ドレスダウンしていますね。とはいえ、キリッとして見えるでしょ。



では続いてチノパンスタイル。よりカジュアルな合わせなので、くだけた雰囲気になるかと思いきや…。程よくリラックス感を演出しながらも佇まいはとても上品。



その秘訣は立体的なフォルムにあります。肩回りに薄い芯地を入れているため、テーラードジャケットのフォーマル感、そしてアンコンならではの柔らかさを同時に実現しているというワケ。



気楽なアンコンに渾身のテーラリング。これこそがラルディーニの真髄なんです。

ヴィンテージ調なのにエレガントなこだわりの生地。


そしてこのジャケットに個性を与えた要因が一つ。

それはコットンとレーヨンがブレンドされた混紡糸をドビー織りで組成した生地です。



肌触りの良いコットンに光沢のあるレーヨンを混ぜることで、特徴的な凹凸と滑らかな質感を表現。まるでヴィンテージモノのような風合いながらもエレガント。そしてその後に製品染めを施しているため、こなれ感のある色合いに仕上がっています。



キッチリとしたタイドアップにも違和感なくハマるし、カジュアル合わせにもすんなり。



生地使いにも手抜かりなし。イタリアンクラシコの権威たる所以ですね。

どれも間違いない、ここのアンコン。


アンコン系は他にも色々。

例えばホップサックジャケットも春にうってつけ。

ちなみにホップサックとは平織りツイードの一種。ビールの原料であるホップを運ぶために織られた麻袋(サック)と同じ織り方です。



そこまで目新しい素材というワケではないんですが、ラフな織り目やシャキっとした生地感はオンオフどちらにも大活躍。



そしてつい昨日ご紹介したウール×リネンのヘリンボーンモデル

品のあるウールと涼やかなリネン。それを大振りなヘリンボーン織りにするというユニークな味付けが◎。



テクニカルな混紡素材のハズが、仕上がりは少々ノスタルジック。



いぶし銀なニュアンスを加えた快適ジャケットとなっています。



もちろん他のブランドからも良いアンコンは出ていますが、トップランナーは恐らくここでしょう。

一つ持っておけば損はしない…いや得しかないということを断言させていただきます。

間違いない選択肢、目印はブートニエールでよろしくどうぞ。

LARDINI(ラルディーニ)はこちら

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edit:minoru mori
writer:daigo iima
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