UPDATE:2017.12.21
冬をはじめて迎える自転車乗りへ~vol.4~
短い時間でも妥協しない、街乗りローディーたちのレイヤリングシステムとは。
走りに妥協したくないけど見た目は大事、ですよね。短い間でもこの時間はライドに集中したい!街乗りレイヤリングシステム第四回目は、そんな"街乗り"ローディースタイル編です。

サイクルジャージを身に纏い、常に走りの進化を目指すロードレーサーたちの"レイヤリングロジック"はあっても、カジュアルに着こなす街乗り派にはないのが現状。
じゃあ我々に任してください!と、そんなみなさんにTOKYO Wheelsが提案する「街乗りレイヤリングシステム」特集。万能スタイルからピストスタイルとご紹介し、第四回目を迎えた今回は"街乗りロードスタイル"でのレイヤリングをご紹介。
ロードスタイルといっても、ビブは穿かない距離にて走る場合。2時間未満のライドや通勤でも、その時間は強度をつけて走りたいという方に向けたものです。組み合わせるウェアもスポーティながら、あくまで街乗りであることを忘れていない。ビギナーさんにはちょっと難易度の高いスタイルなので、是非参考にしてくださいね。
街乗りでも、しっかり走りこめる装備。
実践編の中でも一番走る人向けな"街乗りロードスタイル"は、機能とルックスのバランスが最も大事です。
そんな機能を求めるなら、サイクルジャージブランドはできるだけ取り入れたいところ。ライドを専門にウェアを作っていますからね。その中でも、やはり外せないのは7mesh(セブンメッシュ)でしょう。
アウトドアシーン出身のブランドだからこそ、他には作れないデザインや最新素材にてウェアを展開している7mesh。このRevelation Jacketも自転車界には珍しいGORE-TEX® Proを採用し、雨風対応の完全防水仕様はもちろん、伸縮性の弱さも克服するパターンはもはや7meshのお家芸。本格的なライドシーンでも応用できるほどのスペックながらも、ファッショナブルなシルエットとカラーリングが街着としても違和感なく溶け込みます。

暑くなった際のベンチレーションももちろん装備。
今回のシーン設定では数十分もすれば体が温まることを想定していますが、頻繁に止まってしまったり、冷え込む時間帯でのライドが多い方は中綿ジャケットOutflow Jacketに変更しましょう。
ダウンよりも軽く、つぶれにくいのに暖かい。寝袋や高級寝具にも使われる化繊綿を仕様した、中綿ジャケットとは思えないほど薄さは脱いでも荷物にならず、冬のライドの強い味方となるでしょう。
中には新ブランドのIsadore(イザドア)のサーマルメリノジャージをチョイス。Isadoreについては後日こちらのNEWSでもお話しさせてもらう予定なのですが、見るからに今にドンズバなお洒落系サイクルジャージブランド。元プロ選手の兄弟が立ち上げただけあって、ただのデザイン系ジャージブランドとは一線を画すこだわったつくりにも注目してほしい。

Isadoreはメリノウールを主原料とした素材が多く、こちらもメリノウール混の気持ち厚手な起毛ジャージ。視認性も高めている前後のリフレクタープリントデザインや、肘のパッチがアウターを脱いだときにもスポーツウェア感を感じさせない柔らかい印象に。機能にもクセがない分、ミドルレイヤーとしても使いやすい一枚ですよ。

そしてインナーにはメリノウール、、、ではなくASSOSのスキンフォイルシリーズがいいでしょう!

運動量の多いシーンとなると一番避けたいのが汗冷え。ASSOSのスキンフォイルシリーズは非常に高い伸縮性(フィット感)が肌とウェアの隙間をなくし、空気を通さないことで冷えを回避。そしてスキンフォイルが吸い込んだ汗をすぐに肌から離して、ミッドレイヤーに移す仕組みなのです。極寒期にはEARLYWINTERが一番人気ですが、寒がりな方は更に暖かいWINTERもご用意。手持ちのサイクルジャージが薄手なら、WINTERのような厚手のインナーで保温性を足すのもありですね。
そしてパンツは先日ご紹介したばかりのエアシャットエルゴノミックパンツ。通称"アラパン"と親しまれているクロップドパンツを、防風撥水素材に変換した極寒期にも対応可能なライドパンツ。レギンスを重ねることで、寒さを感じやすい太ももから膝下をしっかり守りながらオーバーヒートを防ぐので、つい走りこんじゃう方にはおすすめ。

逆に保温性がもう少し欲しいなという方は、裏起毛の8分丈パンツに切り替えるといいですよ。

ライドスタイルをラフにまとめたい時にこそ浮いてしまうのが、ビンディングシューズ。ここには、つい先日入荷したばかりのGIROのEMPIRE E70 KNITを取り入れれば、全体がスポーティになることもなく洒落た印象に大変身。ビンディングシューズはまだ手が出しにくいって方にも入りやすく、今最も話題となっているシューズなら、走りに行った先にて他の自転車乗りに声をかけられるかも。
このシューズに限ったことではありませんが、ビンディングシューズはムレないよう通気性が高いものばかり。夏は快適でいいのですが冬はシューズカバーなどで足先を守ってあげるといいですよ。
ここで持ち運ぶバッグは小さめが鉄則。荷物はできるだけ最小限にしながらも、暑くなったときにアウターが収納できるほどの大きさがベストでしょう。

INSIDE LINE EQUIPMENTのコンパクトロールトップバックパックは、薄く優れた耐久性を持つ”X-PAC”をベースに作られた、丈夫で軽い小ぶりのバックパック(約11L)。工具、財布、ボトルを入れてもまだ余裕があるくらい。小ぶりといっても小さすぎないので、本気ライドから軽い街乗りまで使えますよ。

街乗りの中でも最も運動量が多いシーンを想定しているからこそレイヤードのポイントはたくさんありますが、きちんと抑えればライドはもっと快適になりますよ。そして、次回はついに最終回!お楽しみに~。
▼「冬をはじめて迎える自転車乗りへ」VOL.1、VOL.2、VOL.3、VOL.4、VOL.5はこちら ※Vol.5は、24日(日)アップ予定です。
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text by sasaki <STAFF PROFILE> |
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