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UPDATE:2017.12.19

冬をはじめて迎える自転車乗りへ~vol.3~

男が一度は憧れるバイシクルファッションの原点と、そのレイヤリングシステムとは。

自転車ファッションとして根強い人気のある"ピストバイク"。ストリートシーンやファッションとの関係性も深いジャンルだからこそ、機能性とのバランスが難しい。TOKYO Wheels的街乗りレイヤリングシステム特集第三弾は、そんな「ピストスタイル編」です。


TOKYO Wheels的解釈にて、街乗りレイヤリングシステムについて語った第一回目初めて冬を迎えるみなさんへ、冬のライドウェアを失敗しないコツと着こなし。、そのレイヤリングシステムの実践編としてご紹介したのが、第二回目のTOKYO Wheels的、街乗りレイヤリングシステム ~まず知っておくべき万能スタイル編~でした。

三回目以降も様々なスタイルでの実践編が続くのですが、今回はピストスタイル編。自転車がファッションとして若者に広まったカルチャー的ジャンルでもあり、CHROMEやMISSION WORKSHOPといった自転車バッグブランドが生まれた西海岸を、メッセンジャーたちが颯爽と走りぬける姿を彷彿させます。そんなピストスタイルは今や日本でも確立され、この格好がしたくて自転車を始めた人も多いのではないでしょうか。


肩肘張らない自然体なスタイル。でも、しっかり計算されているんです。


自転車のつくりがシンプルな分、スタイルもシンプルにまとめてスタイリッシュに。ですがそれだけではつまらないので、バッグはハードナイロンを使ったゴツめのものを選んだりウェアのシルエットに違いを出したりと、雰囲気を高めるのもポイントです。

じゃあ、これを街乗りレイヤリングシステムに落としたのがこちら。ピストシーンではロードと違って強度は低く体がなかなか暖まらないので、防寒対策や中に着るウェアの質が重要となります。そこでアウターに選んだのは、CHROMEの2レイヤー中綿パーカー

氷点下の中でも寒くないようにと、中綿プラス完全防水仕様という安心の一枚。ミッドレイヤーで保温性を持たせるのもいいですが、インナーがもこもこしすぎると着膨れてしまいますし、防寒が必要だとわかっているシーンではアウターにこれくらいの保温性は必要です。

強度が高いと細かい調節が必要になりますが、街乗りでの軽い移動となると、アウターでしっかり防寒してインナーで調節するのがベスト。これだけの防寒性がありながら、ダウンジャケットのように着ぶくれしないのもポイントです。

暑くなったときのためにサイドにはベンチレーションにもなるファスナーがついていますが、いやいや~これじゃあ汗だくになりそう~なんて暑がりさんは、narifuriの2レイヤーマウンパなどの保温性がなくとも防風性の高いアウター選ぶといいですよ。



そんな中に着るのは、ただのスウェットTeeではなくnarifuriのポンチプルオーバー

裏起毛などの保温性はないが、高密度の編みで防風性の高いアイテム。少し暑くなってフロントを開けても、過度に風が入ってこないので体温が下がりすぎることもありません。

ちなみに手元にも、手の平部分にポンチプルオーバーと同素材を使ったポンチグローブ。甲の部分には撥水性の高い素材を使っているので、見た目以上に雨風からしっかり守ってくれるます。もちろんグローブをつけたままのスマホが操作できるタッチパネルも対応。前回のdoesnotmanufactのグローブと違って自宅にて洗濯はできませんが、運動量の少ない冬の街乗りシーンでは通常のグローブと同様こまめな洗濯は必要ないでしょう。



ここで最も大事なのが、一番肌に触れるアンダーウェア。信号などで頻繁に止まりやすいだけに、少し暖まったかな?と思う頃にはまた止まって、汗が体を冷やしてしまいます。そこで欠かせないのがやっぱりメリノウール。保温性インナーながらも高い汗の処理能力が汗冷えを防ぎ、天然素材がいや~なニオイも防いでくれる冬のスポーツシーンには欠かせない存在。

TOKYO Wheelsのメリノウールインナーの中でも、今回選ぶのはモックネックタイプ。ポンチプルオーバーの首元からちらっとのぞかせるメリノウールがシンプルなスタイルに奥行きを持たせてくれます。


パンツには西海岸はロサンゼルス発のSWRVE(スワーブ)より、ライドパンツの中でもウィンターライドを意識した裏起毛タイプのミッドウェイトをチョイス。

着用しているダウンタウン以外に、見た目はほとんど変わらないスリムというタイプも展開していたりと、シーンや素材を選んで自分に合ったパンツが選べるところもSWRVEの魅力。※ダウンタウンとスリムにシルエットの違いはほとんどないのですが、ダウンタウンはポケットがスラックスタイプ、スリムは外付けされたカジュアルなポケットとなっています。
さらに寒がり方にはソフトシェル素材にてより防寒性を高めた、ゆったりシルエットのレギュラーフィットタイプも展開していますよ。


街乗り2時間未満のライドであればビンディングでなくフラットシューズでもOKですが、何でもいいわけではありません。そこで登場するのは、ストリートシーンにて欠かせないCHROME。

ボディには、バッグにも使われている1,000デニールのコーデュラナイロンにて撥水性や耐久性をアップ。ソールは滑りにくくやや硬めにすることで、ペダリング時のパワーロスを軽減した"走れる"スニーカー。なによりスケーターシューズ定番のデザインは相性も良し!まず選んで間違いはないでしょう。

ですが冬のライドは足先の冷えが我慢できない!って方も。そんな末端冷え性な方は、完全防水仕様のビンディングブーツ【415 STORM PRO】。こちらはビンディングシューズですが、クリートを付けずにそのまま使用することだって可能。冷たい風を一切シューズ内に取り入れたくないって方におすすめです。



しっかり防寒をしながらも、汗冷え対策も重要となる「ピストスタイル」。ルックスも大事ですが、ウェア選びのポイントを抑えることでライドはより快適になる。そのための参考になれば幸いです。


▼「冬をはじめて迎える自転車乗りへ」VOL.1VOL.2VOL.3VOL.4VOL.5はこちら

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text by sasaki <STAFF PROFILE



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