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UPDATE:2019.09.05

BUYER’S EYE vol.30

快進撃を続ける、小細工ナシのレザーブランド。

独特のタッチ、経年変化による味わい、色気と男気が共存した唯一無二の雰囲気。男というものはいつまで経ってもレザーの魅力に囚われ続けてしまう、ある意味“酔狂”な生き物だということは間違いありません。

そんな革に恋煩いをしている男たちの間でブームなのが、皆さんご存知のEMMETI(エンメティ)。定番のJURI(ユリ)やANDREA(アンドレア)を筆頭に名作を生み続けている、今最もホットなブランドです。

少しだけリニューアルした今回のBUYER’S EYEでは、そのエンメティから届けられた新作にフォーカス。ここにしかできない独自性の高いアイテムが揃い踏みです。

…あ、ここから先は皆さん“童心に返る”可能性が。心してお読みくださいね。

歴史を作った2つの永世定番。


まずは永世定番と化しつつある2つのモデル。先ほど少し名前を出したJURIとANDREAです。今まで何度も紹介していますが、名作は何度紹介しても良いもの。ということでJURIから。

EMMETI(エンメティ)/ナッパレザー シングルライダース【JURI/ユリ】

マジマジと見て思うのが、これぞブランドアイコンだってこと。

色気と品を備えた程よい光沢感、無駄な装飾を省いた潔いデザイン。今までの革と言えばギラギラ&男クサいイメージでしたが、その価値観を変える納得の出来栄え。だからドレスラ合わせにもすんなり。



そして僕らの考える良いレザーの絶対条件「細身デニムにハマる」をクリアしている点も魅力。通常の革ジャンよりもフェミニンな分、タイトなデニムを合わせると適度に色気を醸し出せます。この辺りもJURIならでは。



あとはもちろんジャーパンにも。クタッと女性っぽい雰囲気は合わせ方次第でヌケ感のある印象に。軽快系ボトムスの大本命であるリブパンでリラクシーなテイストを強めてみましょう。



で、上記モデルと双璧を成すもう一つの名作がJURIをベースに生み出されたANDREA。防寒性を向上させるために中綿素材を採用しつつも非常に軽量、そしてクールなルックスと、秋冬用レザーの集大成とも言える傑作です。


EMMETI(エンメティ)/中綿入りレザーシングルライダース【ANDREA/アンドレア】


デザイン自体はJURIと全く変わりませんが、こちらは中綿の厚みによって若干ガッシリした印象に。その分形が決まりやすいので、細身の体型だとANDREAの方が綺麗に決まります。



また厚手に見える作りも相まって、レザーっぽいラギッドな質感が強調されている点もポイント。「JURIじゃフェミニンなニュアンスが強すぎる…」という方は、こちらを選んだ方がベター。



EMMETIのアイテムを着てみたいけど何を選んでいいのか分からない、という方は、一先ずこの二つから選んでおけば間違いないかと。

双璧をなす実力派モデル。


続いてはポストJURIとの呼び声が高い、ネクストモデルと目されている二つのアイテム。当ブランドのファンが二着目として選んでいるモノをピックアップしました。

まずはA-2フライトジャケットをベースとした新モデルのCOLIN(コリン)。ミリタリー由来のディティールを加えているにも関わらずエレガントなルックスと、独自のテイストを貫きEMMETIらしさ満点の仕上がりに。

EMMETI(エンメティ)/ラムナッパレザー A2ブルゾン【COLIN】


一般的なA-2と最も違う点はスッキリとした細身シルエット。ボマージャケット特有の広がりあるフォルムではなく、身体にピタッと馴染むような形状。それにより野暮ったさを完全払拭しています。



そのためシャツ&ドレスチノというカッチリ目のアイテムに合わせても遜色なし。それでいて前ポケや襟元で男らしさも演出と、巷によくあるドカッと大きなボマージャケットじゃとても真似できない芸当。



恐らくミリタリーファンからすれば“邪道”ではありますが、それとは完全に別物として考えましょう。A-2のデザインを部分的に流用し作り上げた唯一無二のレザージャケット、それがCOLINです。

次はフードブルゾン、PETER(ピーター)。フード付きと聞くとどう考えてもカジュアル一辺倒ですが、そこはさすがのEMMETI。得意技の異素材ミックスでモード色を足し、より品をまとった空気感に。

※EMMETIが躍進するきっかけになったのが、ムートンダウンという異素材ミックス系。そう、実はここの正体ってレザーをデザインする技術に長けたブランドなんです。

EMMETI(エンメティ)/ナッパシルクレザー×ネオプレーン フードブルゾン【PETER/ピーター】

前身頃と袖先(!)は最高級のナッパシルクレザー。前身頃もそうですが、カフスを革で作ることによりドレス感を高めるというオリジナリティ溢れる方法が素晴らしい。



そして異素材として使用したのがネオプレーンというナイロン系素材。ストレッチ性の高い素材なので背中・袖・フードなど動きやすさの必要な部分に採用。高級感と動きやすさを同時に実現と、ここの小技が効いています。



ちなみに俄然クリーンな印象となるホワイトも。シャツ×デニムという合わせの上にそのままサラッと羽織るだけでもサマになるし、



ダウンベストを上から重ねて、さらにカジュアルダウンするのもナイス。秋口~初冬の間は難なく過ごせるのもメリットです。



通常のフードパーカは子供っぽさまで加わりますが、これならしっかり大人っぽい印象に。この2つのアイテムを知るとEMMETIが快進撃を続けている理由、何となく分かる気がしません?

あえての革“シャツ”が本命…!?


最後は今までとさらに毛色の違うアイテムを。とはいえ個人的には今まで紹介した革ジャン以上に気になるモデルでして。ここ最近流行の兆しが見られるシャツジャケット、FORD(フォード)です。

素材に採用しているのはきめ細やかなゴート(山羊)。革とは思えない軽量性&柔軟性、そしてEMMETIには珍しいスエードが◎。また余計な装飾がないので気楽に着用できるのも嬉しいところ。

EMMETI(エンメティ)/ゴートスエード レザーシャツ【FORD】

フロントを閉めてシャツライクに着るのも良いですし、



あえてのシャツonシャツというスタイルも。シャツにも見えるしアウターにも見えるという、まるでこちらの都合を理解したかのような使い勝手。着る服に困ったらとりあえずこれを羽織ればOKってぐらい高い汎用性です。



またアレンジの一つとして襟を立たすのも良い具合。こうすることでナポレオンジャケットっぽく見えるため、良い意味で伊達男っぽさが強まります。



あとはハイネックニットを合わせて首元にボリューム感を出したり。こちらも伊達男風ではあるものの、質のいいニットによってドレス感が際立つ点にご注目。



この手のアイテムは微妙な出来が多かったりするものですが、技術力の高いEMMETIなら何のその。秋口の着こなしをバリエーション豊かにするためにも、是非ご検討ください。

他の革ブランドにはないEMMETI独自の魅力、それはミニマルだということ。実はEMMETIって元々は名だたるメゾンのOEMを請け負っていました。つまり余計な装飾をせず、ありのままで勝負できる質の高さを意味しています。

そしてもう一つがブランドコンセプトである「エレガンテ・スポルティーヴォ(上品かつスポーティ)」。今までのスタイルから見ても分かる通り、ここってジャーパンにもすんなりマッチ。こういう革ジャンはなかなかレアです。

この二つの魅力がある限り、EMMETIはこれから先もずっと快進撃を続ける。そんな気がします。


EMMETI(エンメティ)
1975年にファーガーメントの工房として創業したレザーアウターブランド。


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Edit&Write By Daigo Iima

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