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UPDATE:2019.03.09

CNC FLOOR DRIVE & SPORT FLOOR DRIVE

昔買ったフロアポンプ、今も現役だけど残念な件。


自転車生活の必須アイテム、フロアポンプ

自転車と一緒に手に入れた方が、ほとんどのはず。そして、自転車遍歴を重ねるほどイマイチ感が増してくるアイテムの一つではないでしょうか?

かく言う私は、自宅ではSILCA(シリカ)のド定番アイテム「PISTA」を使っています。10年選手です。



このモデルに関しては、結構設計が古いものですので、現代のポンプと比較すればどうしても世代の差を感じてしまいます。購入時も特に拘りがあったわけではなく、当時薦められなんとなく買ったものでして。

後世長く使おうなんて想いがあるわけでもないのですが、ポンプって壊れないんです・・・サイクルグッズ数あれど、これほど長く付き合うものもそうないでしょう。

下手したら今後更に10年付き合うことになるかも。後輩か家族に譲って買い換えたいのが本音だったりですが・・・。

そんな私は、もし買い替えることがあるなら、次のフロアポンプは絶対にLEZYNE(レザイン)と決めてます
というのも、お店で愛用しており、このフロアポンプの方が付き合いの密度が濃いという・・・


◆アメリカン/フレンチバルブ対応フロアポンプ【LEZYNE CNC FLOOR DRIVE】

LEZYNEの現行モデルの中で、アナログメーター式のフラッグシップに当たるのがこのモデル。10年、いや10年以上付き合うフロアポンプにふさわしいたたずまいとスペックを持ってます。


ホースが柔らかく、硬化しにくい。


ポンプのホースって妙に硬くって、収まりが悪くないですか?

ちゃんと本体に固定できないものも多く、いまいちキレイに片付かない。頑固にアールを描いて言う事を聞いてくれないホースは、ホント、テンションを下げてくれますよね。

対してLEZYNEは、ホースにも一貫して良いものを使っています。柔らかく、なのに耐久性があって、硬くなりにくい逸品。更に伸びもあります。ヘッドを収納する場所もちゃんとあって、非常にスッキリと美しく片付けられます。




所有欲をくすぐるCNC加工。


LEZYNEは元々、コンピュータ制御による金属の削り加工、いわゆる「CNC加工」でのし上がってきたブランド。ビシーッと精度の高いメタルパーツが大の得意。

その技術は当たり前にフロアポンプにも注がれてますが、【CNC FLOOR DRIVE】の場合、ボディだけでなく内部にもそのCNC加工を施してあります。

その精度の高さはスムーズなエア充填につながり、一回のプッシュで入るエアの量にも差が出ます。それと、CNC加工の金属は単純に見目がカッコイイ。これ大事です!


鍛造ボディ。


金属部分の殆どを「鍛造」で作っています。鉄を溶かして型で固める「鋳造(ちゅうぞう)」に比べて、鉄を叩き鍛えてつくる「鍛造(たんぞう)」は非常に強固で、軽量です。コストは掛かりますが。

例えば、車のアルミホイールはだいたい鍛造です。軽くて強く、精度が出るので燃費が良くなります。

余談ですが、鍛造と言えば我らがシマノ。「冷間鍛造」という特殊技術によって作られるシマノの高級パーツは、ご存知の通り、ぶっちぎりで高精度・高クオリティです。


ゴン太シャフトと高精度ピストン。


シリンダーのシャフトサイズを、他社モデルの8mmから15mmに比べて圧倒的に太い18.7mm設定に。しかもピストンヘッドはアルミ製!

普通ここは樹脂だったり革だったりですが、アルミにすることで精度アップしエアーロスが大幅に減少。こういう、見えないところまで高品質なのがLEZYNEです。


こだわりのCNCヘッド。


ポンプの性能の善し悪しは、詰まるところこのヘッドで決まると思います。

CNC FLOOR DRIVE】のヘッドは、狭い部分で使い易い「長めの」L字型を採用したABS1 PROポンプヘッド。金色のネジを数回まわすだけでスイスイと入っていきます。

しかも、レバーで固定するに比べ力を入れなくてもしっかりと固定でき、エア漏れが激減。バルブコアの先端が不用意に曲がっちゃったりすることもありません。


更に、ヘッドの先端を前後入れ替えるだけでアメリカン→フレンチに変換できるので、MTBもロードも一台でまかなえちゃいます。

しかも、リムハイトが高くバルブの突き出しが少ないケースにおいても難なく使えます。


ドッシリ構える大型メーター。


エアを入れながら数値を読みやすいだけでなく、3.5インチ(8.9センチ)という超大型メーターは存在感たっぷりで、妙にお洒落。

そんなLEZYNEが今できるすべてを詰め込んだようなモデルに対して、トップモデルの技術を継承したスタンダードモデルもまた、秀逸です。

◆アメリカン/フレンチバルブ対応フロアポンプ【LEZYNE SPORT FLOOR DRIVE ABS1プロヘッド】

ALLOYボディは、いかにも高精度!な雰囲気こそありませんが、そのぶん、スチール系ならではの温かみがあります。ハンドルは木目が美しい天然木。経年変化も楽しめます。


もちろんこちらも10年連れ添うには余りある製品レベルを持ち、ポンプヘッドは【CNC FLOOR DRIVE】とまったく同じABS1 PROをおごってます。


地味に嬉しいのが、金属アダプターがオマケでついているところ。お子様のボールや浮き輪にもあっという間にシュシュっと空気が入っちゃいますよ。


ちなみに、私が大阪店で使っているポンプもこのモデルのご先祖に当たるもの。かれこれ7年になります。まだまだホースはソフトなままで、一切のパーツ交換もなく、現役!

スタンダードモデルと侮るなかれ。いや、スタンダードモデルがしっかりしていることを知っているからこそ、私は次の候補に同ブランドを選んだのです。





LEZYNE
アメリカン/フレンチバルブ対応フロアポンプ
【CNC FLOOR DRIVE】
¥12,960 (税込)



LEZYNE
アメリカン/フレンチバルブ対応フロアポンプ
【SPORT FLOOR DRIVE ABS1プロヘッド】
¥5,216 (税込)




アメリカン/フレンチバルブ対応フロアポンプ【CNC FLOOR DRIVE】はこちら
アメリカン/フレンチバルブ対応フロアポンプ【SPORT FLOOR DRIVE ABS1プロヘッド】はこちら
LEZYNEのアイテム一覧はこちら
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  text by shigematsu


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