UPDATE:2018.12.15
PISSEI(ピセイ)のロングスリーブレインジャージ【イゾアード HEAVY】
PISSEIには、なぜリピーターが多いのか?

PISSEI(ピセイ)といえば、イタリアブランドならではの洗練されたルックスが魅力のサイクルウェア。
そんな高いデザイン性ゆえ、我々もつい見た目のことばかりをお伝えしてきてしまったのですが、、、実は違うんです。PISSEIはそれだけじゃないんです!

手にすると、サイクルジャージの進化を感じられるほどの"機能性"も秘めているブランド。
そんな実力がわかるのも、2017年の秋冬シリーズから導入された高機能素材「eVent(イーベント)」を使ったアイテム。これがなかなか調子いいんです。
自転車には、ゴアよりイーベント?
イーベントとは、熱気(湿度)は排出しながらも、外からの風や雨はシャットアウトする、"防水(または撥水)透湿素材"。

※商品タグより、「イーベント素材の仕組み」。
まさにGore-Tex(ゴアテックス)などが代表的な素材として知られていますが、運動量の多いスポーツには透湿性能が追いつかないため、「ゴアは自転車には不向きな素材」と言われることも。
そんなゴアテックスの透湿性を数値化すると「13,500g/㎡-24h」なのに対し、イーベントは「18,000g/㎡-24h」。
※1平方メートルあたり、24時間に約○gの水分を透過する能力があるというもの。
※ゴアテックスのシリーズや仕様によって数値は異なります。
登山で使うなら「10,000g/㎡-24h」以上のものを選ぶといいと言われているだけに、ゴアテックスだって決して性能は低くありません。むしろ高い!
ですが、優れた撥水性を持ちながらムレに強いイーベントの性能が自転車により適した素材だったのです。
そんな素材をいち早くみつけ、サイクルウェアに取り入れたPISSEI。
しかし、ただ見つけてくるだけじゃありません。イーベントの調理方法も、これまた面白いんです。
レインジャケットではなく、レインジャージである。
そんなイーベントの中でもストレッチ性に優れた「eVent DVstretch」を採用したのが、こちらのレインジャージ"イゾアード HEAVY"。イーベントの機能性を最も肌で感じられる一枚と言ってもいいくらい。
雨を凌ぐ撥水性を持ちながらも、柔らかく窮屈さのない伸縮性。イーベントの特性を最大限に活かすために、レインジャケットではなくレインジャージとして誕生した一枚です。

ゆえに、中に着るのはインナーだけでOK。このジャージ一枚で、ミッドレイヤー(裏起毛による保温性)とウィンブレ(防風性)、レインジャケット(撥水性)の三役をこなしています。
少し物足りないって人には、薄手のウィンブレや、ウィンドベストを上から一枚足すのがおすすめのレイヤードですよ!

こういったギミックの扱い方が上手なのもPISSEIの特色。意識してチェックしてみると、色んな発見がありますよ。

このタグを付けるにも、製品化したのちに基準値をクリアしたアイテムにしか付けることが許されないんだとか。
「イーベント」というブランドに対するプライドを感じられます。
PISSEIファンにはリピーターが多いのも、デザイン買いしても後悔させないギミックをしっかりと隠し持っているから。見た目だけのブランドではないと、手にした人全てに納得させられるものづくりを行っているからなのだと感じます。
PISSEI(ピセイ)
ロングスリーブレインジャージ【PISSE イゾアード HEAVY】
¥37,584 (税込)
PISSEI(ピセイ)
イタリアのパッション溢れるデザインが魅力のハイエンド サイクルウェアブランド。
▼PISSEI(ピセイ)のアイテム一覧はこちら
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text by sasaki <STAFF PROFILE> |
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