UPDATE:2018.06.09
今年買うべき「サイクルジャージ」
みんな着ているのは理由がある。初心者が失敗しない、サイクルジャージ選び~2018Spring&Summer~

"サイクルジャージ"というだけあって、ライドに特化した機能が満載のウェア。スポーツTeeシャツなどの機能ウェアで走ることだって間違いではありませんが、せっかく自転車に乗っているならこの快適性を体感して欲しいのが本音です。
では、サイクルジャージの何がいいの?ってところですよね。
1.優れた「吸湿速乾性」
夏場は手持ちのTeeシャツで走る方も多いですが、コットン素材などではすぐに汗でべちゃべちゃ。汗を吸って重くなったり、速乾性が全く追いつかず不快に感じることでしょう。その点、サイクルジャージは夏場の大量の汗にも対応してくれる優れた吸湿速乾性。
2.自分の存在に気付いてもらうための「視認性」
サポンサーロゴや豊富な色使いにて「サイクルジャージ=派手」というイメージを持っている人は多い。もちろんデザインという意味もありますが、それだけじゃありません。
ロードバイクともなると、時速30kmものスピードが出ていながら身体はむき出し。車や歩行者などから見つけられやすいよう、安全のためにも派手なデザインやカラーを使用しているのです。背面にリフレクターが施されていたりと、夜間のライドに対応したジャージもあるんですよ。
3.温度の調整が容易な「フロントファスナー」
サイクルジャージといえば、フロントにファスナーが付き"前開きに"なっているのが一般的。
Teeシャツみたいにかぶるように着れたらラクなんじゃ?と思うところもありますが、暑くなったときの細やかな体温調節にこのフロントファスナーが便利なんです。本当、ちょっと開けるだけでも体感温度は違うんですよ。

4.サイクルジャージの象徴「バックポケット」
プロの選手も最大限に活用している「バックポケット」。バッグを背負うと姿勢が変わったり、背中の汗が不快に感じるデメリットがありますが、簡単な栄養補給食や鍵、お金、ウィンブレなど最低限の荷物は余裕で入るサイズ感。
また、自転車関連アイテムはこのバックポケットに入ることをイメージしたサイズが多かったりもします。(パッカブルウィンブレなど)よくできたアイテムなのです、実は。
歴代でみる、サイクルジャージのトレンド。
サイクルジャージが誕生したのも今から100年ほど前の話。その頃はニット屋さんが作っていたウール製のサイクルジャージだったものから、1960年にはアクリルといった化繊の時代へ突入。バックポケットもこの頃から登場し、今の形に大きく近づきました。とはいえ、デザインはとてもシンプルなものでした。
70年代に入ると、ASSOSでも定番の"ライクラ"が誕生。派手な色使いにロゴがいっぱい入った、プロ選手のレプリカジャージが流行ったのもこの頃が始まりでした。
それから2000年代に入ると、Raphaの登場によりモノトーン系デザイン(あまり色を使わない、ロゴが入っていないもの)が大ブーム。このあたりはまだ記憶に新しいですよね。そして今は、レプリカジャージとモノトーン系のちょうど中庸に位置する"派手色やロゴは使わないけど、デザインには遊びが効いている洒落たジャージ"が主流になっています。
パターンもさらに繊細で高度な技術が登場し、生地のさらなる進化も期待されています。そのため、価格の差はほぼ機能の差と思ってもらって問題ないでしょう。できるだけ汗による不快感を感じたくない方や、本気度の高い人は高級なものをおすすめしますが、そうでない人はある程度ブランドが確立されたものを買っておけば大きなストレスもありませんよ。
勝手に「サイクルジャージオブザイヤー(CJOTY)2018」
そんなトレンドを抑えつつ、ビギナーさんでも失敗しないサイクルジャージを厳選した「サイクルジャージオブザイヤー(CJOTY)2018」を発表したいと思います。(もちろん、そんなものは実在しません。笑)
サイクルジャージの新時代を作った「7mesh」
サードウェーブ系サイクルアパレルブランドを引っ張ってきた7mesh。アウトドアブランド出身こその最新ファブリックに対するアンテナの高さ、立体的で巧みなパターン使いは唯一無二。
自転車界にもすっかり浸透した"メリノウール"。そのカジュアルな素材感からゆるめジャージの印象が強い人もいるかもしれませんが、"Ashlu Merino Jersey"はトレーニングから街乗りまでこなす優れた一枚。
ウールと言われると暑いように思うかもしれませんが、ナイロンを加え生地に厚みを作りすぎないようにすることで保温性をカット。紫外線を防ぐUPF 50+に、メリノならではの消臭効果も期待できるだけに夏でも着たくなる。
ここでしか手に入らない一枚を「TOKYO Wheels」
今年は2年ぶりにオリジナルジャージが登場し、盛り上がりをみせているTOKYO Wheels。オリジナルアイテムを褒めるのも少し恥ずかしいところがありますが、結構好評を頂いているのも事実で(笑)
製作もBio-Racerにお願いし、内側にはメッシュのような凸凹した吸水速乾性の高める生地にて夏のライドをより快適に。デザインは「TOKYO LOCAL」を裏テーマに、モダンでシックなサイクルジャージに仕上がりました。
ビブスタイルはもちろん、サイズアップしても違和感がなく自分なりのスタイリングがしやすい。それでいて派手すぎず単調にならない一枚です。
今年最も注目すべきブランド「Isadore」
今シーズン、最も勢いのあるスロバキア発のブランド「Isadore」。プロ経験のある双子が中心となって展開しているウェアなのですが、ガチガチのパフォーマンスウェアというよりもデザインに適度なゆるさを盛り込んだセンスを感じるものばかり。
この"Climber's Jersey"もスロベニアの山道「Vrsic Pass」の頂上にあるチャペルからイメージされたデザイン。サイクルジャージというより、ちょっとしたアートすら感じさせられます。それでいて生地にはライクラにメリノウールをブレンドすることで、速乾性と肌触りの両方を合わせ持った優れた一枚。
暑くてムシムシした夏にこそ快適なライドを。そのためには、必然とサイクルジャージという選択になるのです。
でも機能だけが欲しいわけじゃない。トレンドにも踏まえた選び方はTOKYO Wheelsにお任せくださいね。
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text by sasaki <STAFF PROFILE> |
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