UPDATE:2018.04.12
SIVIGLIA(シビリア)とEntre Amis(アントレ・アミ)のモノトーンデニム
流行に惑わされるぐらいなら、モノトーンで白黒つけましょう。

これぐらいの季節になると色を多用したくなるって人いませんか?
いや、別にそれが良いとか悪いとかじゃないんです。
これからの時期って解放的になるじゃないですか。もう少しでGWだし、7月になるとBBQしたり海行ったり。楽しいイベントが多くなると色使いもカラフルになるというのは人間の心理としてごく自然なこと。
まぁそういう心理にわざわざ抗うつもりではないんですが、たまには逸る気持ちを抑えつつ白黒ハッキリさせてみるのはいかがでしょう。
え、何を白黒ハッキリさせるんだって? すみません、ややこしいですね。
是非を明確にするのではなく“白黒ハッキリとモノトーンで装いましょう”ってこと。
いや、ただ盾ついて逆張りしてるってワケじゃありません。スタイルアップ効果にキリッとした印象、何より他の色を使わない潔さが男っぽくてカッコいい! モノトーン自体のメリットって意外と多いんです。
そこでマストなのが、美脚シルエットとスマートな雰囲気を備えた細身の黒デニム。それと元も子もない言い方になりますが、汎用性の高さもポイント。毎回モノトーンってワケにはいきませんからね。何にでも合うってのは大きいかと。
そうしたことを踏まえ、こちらの一本をご覧ください。イタリアン・デニムにおける二大巨頭の一つ、SIVIGLIA(シビリア)の“996”です。
足にピタッと吸い付くテーパードシルエット、深みのある黒。まさに理想のブラックデニムって感じじゃないでしょうか。
当モデル、こう見えて実はウォッシュ済み。そのソリッドなルックスとは裏腹に柔らかく穿き心地も抜群。ナチュラルなヒゲ加工やベルトループに留めたアクセサリーがアクセントとして機能しています。
背面にも強いこだわりが。後ろ姿でも脚長効果を発揮するようにポケットの位置を高めに設定。バックシルエットってデニムを語る上で外せない要素。男は背中で語るって言いますからね。え、足は違うって? 細かいことは気にしない。
ではではスタイルに参りましょう。
全身をブラックのみで統一しました。上品なのに男らしさまで滲み出ています。ミック・ジャガーの休日ってこんな感じでしょうか。
インをグレーポロに変えて革ジャンを羽織るとロックテイストのこなしに変化。こういうタイトなラインってフェミニンに転じる可能性があるんですけど、モノトーンだとラギッドにまとまります。
ある程度モノトーンに慣れたなら別色を差してアレンジしてみるのも好手。ダークブラウンだとスタイリッシュ感を損なわず温かみまでプラス。
青×黒のストライプジャケットだと、かなりクールな雰囲気。涼しげな色合いなので今からの季節に映えそうですね。
モノトーンに装うための選択肢って沢山ありますが、初手は黒デニムであるべきなんです。その理由、ご理解いただけたかと。
一方的にリコメンドさせていただきましたが「黒デニムは持ってるんだよなぁ…」って方も少なくないでしょう。
もちろん他の選択肢もあるのでご安心ください。それはグレーデニム。
モノトーンって白と黒の2色のみ使いがちですが、グレーもその内の一つ。中間色ならではの柔らかいニュアンスを足すことができるのでスタイルに調和が生まれます。より幅を広げたいならチャレンジすべきかと。
ちなみにグレーデニムのオススメはこちら。シビリアの“411”です。
411はシビリアの定番モデル997、998をベースにしたテーパードモデル。その辺りに関しては以前のNEWSで詳しく取り上げていますので、是非ご参考あれ。
参考NEWS:大人だって時には“青”臭く。ラクな濃色ジーンズのススメ。
ちなみにこの411は【WASHED FOR 5YEARS】と銘打って、5年目の経年変化を表現しています。この風合い、たまりませんね。重度のデニムフリークであれば見悶えて垂涎するレベルでしょう。
またヒゲのまばら加減も絶妙。規則性がない分、逆にリアルな仕上がりとなっています。これを穿いてると「え、あなたが育てたんですか!? 素敵!」って知らない人から声を掛けられるかもしれませんね。
とはいっても、デニムってこんな上手く育たないし育てるのってハードルも高い。エイジングを求めるなら加工モデルを買った方が早いってことは、覚えておいて損はないかと。
ちなみに穿くとこんな具合。黒からグレーに変わるだけで印象は激変。真っ黒だとロックテイストが濃くなりますが、グレーだと幾分マイルドに。こなれ感や大人っぽさも強調されています。
ブラウンの革靴で少しアレンジ。こういうクラシカルな色味とも相性抜群です。全体のシルエットがタイトなことも相まってシックな雰囲気にまとまりました。
グレーデニム、実はもう一本オススメがございます。
それはEntre Amis(アントレ・アミ)のスリムモデル。先述の411と同じテーパード型ですが、大きく違うのは9分丈ということ。くるぶしが見えるため軽快に。
また色落ちの濃淡が激しいのもポイント。ヒゲも強調されていて先ほどの411よりも立体的な印象。
穿いてみると分かるのですが、強すぎず弱すぎずの絶妙なバランス。白と合わせても若干キリッとしています。
黒アウターと合わせるとこんな感じ。そこまで対比が強くないのでサラリと馴染みます。
薄いグレーと濃いグレー。僅かな差に見えても印象はまるっきり変わります。お好みの方を選んでみて下さい。
豆知識ですが、流行色というのは国際流行色委員会(インターカラーって呼ばれています)という機関が決めています。
つまり今年のトレンドであるアクアブルーやラベンダーなどのペールトーンカラーは、その機関の話し合いに基づいて押し出された色(色自体の決定は2年前に行われています)。もしかしたらドギツいオレンジだった可能性もあるワケです。
ちなみに僕は流行に乗っかってペールトーンのアイテムをガッツリ購入。それがドギツいオレンジだったら、今頃オレンジの服を着て街を闊歩していたことでしょう。
単純な話、インターカラーの手の平の上で転がされているってことですね。お恥ずかしい限りでございます。
ただ、冒頭でも書きましたが、流行りの色を取り入れるというのは悪くないと思います。今っぽい雰囲気が叶いますし、何より着飾ることに意味があるんですから。
でもね、最先端ばかりに気を取られてしまうのも悲しいでしょ。
そうなっちゃうぐらいなら、潔くモノトーンでいきましょう!という提案なのです。
SIVIGLIA(シビリア)はこちら
Entre Amis(アントレ・アミ)はこちら
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いや、別にそれが良いとか悪いとかじゃないんです。
これからの時期って解放的になるじゃないですか。もう少しでGWだし、7月になるとBBQしたり海行ったり。楽しいイベントが多くなると色使いもカラフルになるというのは人間の心理としてごく自然なこと。
まぁそういう心理にわざわざ抗うつもりではないんですが、たまには逸る気持ちを抑えつつ白黒ハッキリさせてみるのはいかがでしょう。
え、何を白黒ハッキリさせるんだって? すみません、ややこしいですね。
是非を明確にするのではなく“白黒ハッキリとモノトーンで装いましょう”ってこと。
黒で始まり黒で終わる。これぞモノトーンの鉄則。
いや、ただ盾ついて逆張りしてるってワケじゃありません。スタイルアップ効果にキリッとした印象、何より他の色を使わない潔さが男っぽくてカッコいい! モノトーン自体のメリットって意外と多いんです。
そこでマストなのが、美脚シルエットとスマートな雰囲気を備えた細身の黒デニム。それと元も子もない言い方になりますが、汎用性の高さもポイント。毎回モノトーンってワケにはいきませんからね。何にでも合うってのは大きいかと。
そうしたことを踏まえ、こちらの一本をご覧ください。イタリアン・デニムにおける二大巨頭の一つ、SIVIGLIA(シビリア)の“996”です。
足にピタッと吸い付くテーパードシルエット、深みのある黒。まさに理想のブラックデニムって感じじゃないでしょうか。

当モデル、こう見えて実はウォッシュ済み。そのソリッドなルックスとは裏腹に柔らかく穿き心地も抜群。ナチュラルなヒゲ加工やベルトループに留めたアクセサリーがアクセントとして機能しています。

背面にも強いこだわりが。後ろ姿でも脚長効果を発揮するようにポケットの位置を高めに設定。バックシルエットってデニムを語る上で外せない要素。男は背中で語るって言いますからね。え、足は違うって? 細かいことは気にしない。

ではではスタイルに参りましょう。
全身をブラックのみで統一しました。上品なのに男らしさまで滲み出ています。ミック・ジャガーの休日ってこんな感じでしょうか。
インをグレーポロに変えて革ジャンを羽織るとロックテイストのこなしに変化。こういうタイトなラインってフェミニンに転じる可能性があるんですけど、モノトーンだとラギッドにまとまります。
ある程度モノトーンに慣れたなら別色を差してアレンジしてみるのも好手。ダークブラウンだとスタイリッシュ感を損なわず温かみまでプラス。
青×黒のストライプジャケットだと、かなりクールな雰囲気。涼しげな色合いなので今からの季節に映えそうですね。
モノトーンに装うための選択肢って沢山ありますが、初手は黒デニムであるべきなんです。その理由、ご理解いただけたかと。
白黒つけない第三の選択、それがグレー。
一方的にリコメンドさせていただきましたが「黒デニムは持ってるんだよなぁ…」って方も少なくないでしょう。
もちろん他の選択肢もあるのでご安心ください。それはグレーデニム。
モノトーンって白と黒の2色のみ使いがちですが、グレーもその内の一つ。中間色ならではの柔らかいニュアンスを足すことができるのでスタイルに調和が生まれます。より幅を広げたいならチャレンジすべきかと。
ちなみにグレーデニムのオススメはこちら。シビリアの“411”です。

411はシビリアの定番モデル997、998をベースにしたテーパードモデル。その辺りに関しては以前のNEWSで詳しく取り上げていますので、是非ご参考あれ。
参考NEWS:大人だって時には“青”臭く。ラクな濃色ジーンズのススメ。
ちなみにこの411は【WASHED FOR 5YEARS】と銘打って、5年目の経年変化を表現しています。この風合い、たまりませんね。重度のデニムフリークであれば見悶えて垂涎するレベルでしょう。

またヒゲのまばら加減も絶妙。規則性がない分、逆にリアルな仕上がりとなっています。これを穿いてると「え、あなたが育てたんですか!? 素敵!」って知らない人から声を掛けられるかもしれませんね。

とはいっても、デニムってこんな上手く育たないし育てるのってハードルも高い。エイジングを求めるなら加工モデルを買った方が早いってことは、覚えておいて損はないかと。
ちなみに穿くとこんな具合。黒からグレーに変わるだけで印象は激変。真っ黒だとロックテイストが濃くなりますが、グレーだと幾分マイルドに。こなれ感や大人っぽさも強調されています。
ブラウンの革靴で少しアレンジ。こういうクラシカルな色味とも相性抜群です。全体のシルエットがタイトなことも相まってシックな雰囲気にまとまりました。
グレー使いの極意は濃淡の妙にあり。
グレーデニム、実はもう一本オススメがございます。
それはEntre Amis(アントレ・アミ)のスリムモデル。先述の411と同じテーパード型ですが、大きく違うのは9分丈ということ。くるぶしが見えるため軽快に。

また色落ちの濃淡が激しいのもポイント。ヒゲも強調されていて先ほどの411よりも立体的な印象。

穿いてみると分かるのですが、強すぎず弱すぎずの絶妙なバランス。白と合わせても若干キリッとしています。
黒アウターと合わせるとこんな感じ。そこまで対比が強くないのでサラリと馴染みます。
薄いグレーと濃いグレー。僅かな差に見えても印象はまるっきり変わります。お好みの方を選んでみて下さい。
流行に惑わされてしまうぐらいなら、潔くいきましょう。
豆知識ですが、流行色というのは国際流行色委員会(インターカラーって呼ばれています)という機関が決めています。
つまり今年のトレンドであるアクアブルーやラベンダーなどのペールトーンカラーは、その機関の話し合いに基づいて押し出された色(色自体の決定は2年前に行われています)。もしかしたらドギツいオレンジだった可能性もあるワケです。
ちなみに僕は流行に乗っかってペールトーンのアイテムをガッツリ購入。それがドギツいオレンジだったら、今頃オレンジの服を着て街を闊歩していたことでしょう。
単純な話、インターカラーの手の平の上で転がされているってことですね。お恥ずかしい限りでございます。
ただ、冒頭でも書きましたが、流行りの色を取り入れるというのは悪くないと思います。今っぽい雰囲気が叶いますし、何より着飾ることに意味があるんですから。
でもね、最先端ばかりに気を取られてしまうのも悲しいでしょ。
そうなっちゃうぐらいなら、潔くモノトーンでいきましょう!という提案なのです。
SIVIGLIA(シビリア)はこちら
Entre Amis(アントレ・アミ)はこちら
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edit:minoru mori writer:daigo iima |
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