レジェンドアイテムから見る、理想のサイクルクロップドパンツとは。

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レジェンドアイテムから見る、理想のサイクルクロップドパンツとは。

UPDATE:2018.02.07

rin project（リンプロジェクト）のストレッチサイクルショートパンツ

サイクルパンツには何を求める？サイクルパンツの基礎が詰まっているrin project（リンプロジェクト）から見る、理想のクロップドパンツとは。

これからの時期、最も活躍するクロップドパンツ。とはいっても、TOKYO Wheelsにて展開している種類は多く、見ただけではどれが自分に合っているのか正直わからない。

前回、『今や当たり前となっている仕様の数々は、コレから始まった？自転車界の「パクられパンツ」。』でもお話ししたように、サイクルパンツのパイオニア的存在でもある"rin project（リンプロジェクト）"。

サイクルパンツの基礎が詰まっているrin projectのストレッチサイクルショートパンツの特徴を紐解くとこで、自分の欲しい機能がきっと見つかることでしょう。

ペダリングに干渉しない「美脚シルエット」

「サイクルパンツ＝タイト」をいう定義を作ったとも言われるrin projectですが、ストレッチサイクルショートパンツでもそれは健在。クロップドには珍しい細身のシルエットが特徴で、通称"美脚パンツ"とも言われるほど。

ピタピタにはならない絶妙なシルエットにより、クロップドパンツ特有の野暮ったさを見事軽減。ライド中はバタつきを気にして細めのトップスを選ぶことが多いだけに、パンツも細身だと全体のバランスもいいんですよね。

そんなストレッチサイクルショートパンツ同様に、クロップド丈ながらもタイトシルエットに仕上げているのが、SHINICHIRO ARAKAWAの"エルゴノミックライドパンツ"。

人間工学に基づいたパターンが筋肉の収縮に合わせて生地の伸びる方向までも計算。だからこそ、ここまでのシルエットを実現できているのです。rin projectよりもパフォーマンスに寄ったスタイルを好む人、サイクルジャージの代わりになるような一本を探しの方にもおすすめですよ。

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穿いてみないとわからない、隠れギミック。

ストレッチサイクルショートパンツには、穿いてみないとわからない仕様が実はたくさん隠れています。

例えはこのサイドポケット。カーゴパンツを意識した低めの位置というだけでなく、ペダリング時にアクセスしやすいよう細かい位置まで計算され、ちょっと斜めに施されていたりして。

お尻のポケットだと取り出しにくく、ライドの途中で落としちゃった人も少なくない。ですがこの中途半端にも取れる位置が、実は自転車ととても相性がいいんです。

ストレッチサイクルショートパンツと同じく、カーゴポケットを活かしているのがnarifuriのTOKYO Wheels別注"タクティカルバイクパンツ"。

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大胆にも、ちょっとしたサコッシュくらいある大きさのポケットを右側のみにつけることで、最低限の荷物を手ぶらで持ち運ぶことができる。バッグよりもポケット派という、できるだけ身軽に済ませたい方は注目しておくといいポイントですよ。

「お尻の補強」も進化しています。

これぞサイクルパンツともいえるのが、やはり二重に補強されたお尻部分！今や当たり前となりましたが、この仕様が広まったことで消耗品とされるサイクルパンツの寿命も大きく変化しました。

そんなお尻の補強も進化を遂げ、narifuriの"バイクパンツ"ではなんとクッション性がプラス！中に少しだけ綿を入れることで、補強だけでなくパッドのような役わりも担っているんです。パッドを穿くほどじゃないけど、ちょっとお尻が心配って距離にはぴったり。

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ちなみに、バイクパンツはnarifuriを一人でも多くの人に知ってもらうためにと利益よりも価格を下げることを優先したんだそう。そんなギリギリの価格帯と同じ値段で勝負を続けるストレッチサイクルショートパンツは、ちょっとした化け物パンツかもしれません、、。

欲しい機能が特化したサイクルパンツを選ぶか、全てをバランスよく持ったストレッチサイクルショートパンツを選ぶかはみなさん次第。

とはいえ、これほどの仕様を持ちながらこれだけ抑えた価格帯、長年の実績。だからこそ、レジェンドとして今も愛されているのだと実感させられますね。

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