UPDATE:2018.02.04
rin project(リンプロジェクト)のストレッチサイクルロングパンツ
今や当たり前となっている仕様の数々は、コレから始まった?自転車界の「パクられパンツ」。
他のブランドからリスペクトされるほど、サイクルパンツのパイオニア的存在でもある"rin project(リンプロジェクト)"。当たり前となったアレやコレも、実はリンプロが始まりだった?!

TOKYO Wheelsにてメインカテゴリーとなる「サイクルウェア」ですが、もちろん今のようなものが昔からあったわけではありません。
裾が邪魔にならないニッカーボッカーズが自転車や乗馬に使われていたように、ライドを快適にするためによりよいウェアを求め、長い年月をかけて進化を続けていたのです。そんなサイクルウェアの元をたどると、必ず通るパンツがあります。
それが、rin project(リンプロジェクト)のストレッチサイクルロングパンツ。今や当たり前とも思える仕様だって、実はrin projectから始まったものが多いんです。それは現代のサイクルパンツの土台となっていると言っても過言ではありません。昔も今も現役でいられる理由は、そんなところにあるのだと感じます。
パクられポイント①「サイクルパンツ=タイト」
サイクルパンツは細い。お店に来られるお客さんからも「自転車パンツは細いの多いよね~」といったお話しを聞くことが多く、今や自転車界では常識となっている事実。そんな自転車パンツの礎を作り、細身のパンツを主流にしたのもこのパンツなんです。
そもそもサイクルパンツは、チェーンの干渉を避けたクロップド丈がほとんど。ロンパンを履こうと思う発想自体があまりなかったように思います。そんな中、もっとライドファッションを楽しもうよ!と言わんばかりに登場した"ストレッチサイクルロングパンツ"。
太いパンツはゆとりがある分動きやすいですが、ロンパンとなるとデメリットが多い。ですが、細身なら裾も汚れにくく、お尻周りに気持ちゆとりを持たせることでペダリングだって支障なしってわけ。

パクられポイント②「サイクルパンツ特有のお尻の悩み」
サイクルパンツは消耗品。運動量が激しいだけに、ペダリングの際に擦れやすいお尻の部分が、通常のパンツではすぐに破けてしまいます。それを補おうと強度の高い素材を使っても、重たいし伸びないしで自転車との相性は最悪。
そこで、rin projectはお尻の部分のみを二重にして強度をアップ。

デメリットもなく、強度の欲しい部分のみを高めることに成功しました。今ではこの仕様を取り入れたサイクルパンツがほとんどですよね。
パクられポイント③「後ろ姿も見られています」
今でもたまーにいるんでよね、背中が見えている人。特に春夏の軽装時期に多く、本人は全く気付いていない様子。それも通常のパンツでは自転車ほど前傾姿勢を想定していないので、そこまで深く作られていないのが原因です。
そんなシーンも想定し、ストレッチサイクルロングパンツは背面の股上が深くつくられています。ライドジャケットにて背面の裾が長くなっているのと同じ原理ですよね。

さらには汗をかきやすい部分なだけにベンチレーションを装備したりと、カジュアルなルックスながらもしっかり走ることを前提に考えられています。
パクられポイント④「ペダリングをより快適に」
ライド時、ロングパンツにて懸念されるのは裾の汚れだけではありません。ペダリング時に膝がつっぱるのが嫌という人も多い。生地の伸縮性でも和らげることができますが、よりラクに膝を回せるよう考えられたのがこの膝のタック。

真っ直ぐな状態から膝に立体感を持たせることで、より曲げやすいようにアシスト。ちょっとした違いのように思うかもしれませんが、あるとないでは変わってくるポイントなのです。それにいち早く気付いているのがさすが。
そんな中でも、当時最も革命的だったのが裾のクリップでした。


裾バンドも必要なく、使わないときはクリップが見えないできる、見た目も配慮されたもの。今でも初めて見られたお客さんは「おおー!」素直に驚かれるほど。

自転車に乗るためのことを追求し、不可欠なギミックは残している。だからこそ単価も安く提供できているのだと思います。
無駄な装飾もない分、サイクルパンツ入門編としても手に取り易いですよ。
▼rin projectのストレッチサイクルロングパンツはこちら
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text by sasaki <STAFF PROFILE> |
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