UPDATE:2018.01.17
ウェア、機材だけでなく、携行品のチェックも忘れずに。
備えあれば憂いなし。携行品の中身と使い方のコツとは。

トラブルにも、慌てずスマートに対応したい。
寒さの底を迎えているこの時期。せめてもの償いとして、愛車をオーバーホールに出したりするなど、機材メンテナンスに励む方も少なくないと思います。
ウェアのクリーニング(洗濯)、愛車のメンテナンスはもちろん大事ですが、いつも携行している「ツール」についてはどうでしょう?みなさん、中身のチェックや動作確認などしていますか?
今回は、サイクリストにマストな「サイクリングのお供」を、経験に基づいてその理由とともにご紹介。きっとみなさんのお役に立てるはずです。
サイクリストが100人いれば、100通りの持ち物があると思いますが、ここでは絶対に外せないものをピックアップしていきます。
一番最初に覚えたいのは、パンク修理です
穴が開いたらパッチで塞ぐ。スポーツバイクに乗り始めたら、自転車の乗り方に次いで覚えたいのがパンク修理ではないでしょうか。
修理方法はいたって簡単。基本的には穴の開いた部分周辺をヤスリで削り、しっかりと段差をなくしてパッチを貼る、というだけ。
しっかりとパッチを貼ることができれば、相当の期間、修理したチューブを使い続けることができます(しかしながら、パンクしていないチューブに比べて空気の保持性能は落ちていますので、早めのチューブ交換をオススメします)
そして、パンク修理に欠かせないのがタイヤレバー。テコの要領でタイヤとリムの間に挟み込み、タイヤを外すのですが、慣れた人はレバー一本で作業をこなしてしまうから驚き。みなさんは、最低2本持っていれば作業には困らないでしょう。
次は何する?空気入れる?
チューブの修理が完了したら、次は空気を入れる準備を。
そこで活躍するのが、LEZYNEのCO2ボンベ(インフレーター)です。
このインフレーターを使えば、あっという間にチューブ内に空気が充填されますので、ハンドポンプでえっさほいさとポンピングする必要もなし!
しかし、私、実はハンドポンプとインフレーターの両方を携帯しています。
一般的に、ホイールとタイヤの間にチューブを入れる際、チューブに少しだけ空気が入っていた方が作業しやすと言われています。インフレーターだと「少しだけ」空気を入れるのが難しい。それに、使い切りのインフレーターをそんな風に使うなんてもったいない!
ということで、実はハンドポンプで少しチューブに空気を入れてからタイヤにチューブをはめ込み、最後にホイールにタイヤをセットします。それからインフレーターを使用すれば、バッチリです。
また、運悪く一日に何回もパンクしてしまって、インフレーターがもう使えない!ということだってあるかもしれません。そんな時でも、ハンドポンプを携帯しておけば安心なのです。
多くの人が「鍵」論を語りますが
サドルバッグやツールケースに入る、もっとも手頃で身近な錠(ロック)といえば代表的なのがこちらのワイヤー錠でしょう。
OEMにより、様々なブランドやデザインで出回っていますが、その元祖ともいえるのがこのPOPEYEのワイヤーロック。
手頃さと引き換えに、防犯性が高いとは決して言えませんので、長時間の駐輪等には向いていません。あくまで、緊急時用という立ち位置の方がいいでしょう。
携帯工具は、自分のマシンとの相性を考えて
そして、これも携帯品として欠かせないのが簡易工具。出先での各部位調整が無いのが一番いいですが、トラブルは防ぎきれないもの。
締め付けが弱く、突然ハンドルが前方に回転してしまったり(経験談)、段差を乗り越えた衝撃でシートポストが下がってしまったり(経験談)ということが、いつ起こるかわかりません。
また、走行中に体のどこかに痛みを覚えた場合、それを解決するためにポジションを調整することもあるかと思います、そういったときに活躍するのが、この簡易工具です。
ポイントは、「自分の自転車に使えるかどうか」です。「え?何言ってるの?」と思われるかもしれませんが、実は、自転車の各部位を留めているボルトには、六角形の「ヘックス」といわれる形状と星形の「スターシェイプ」の2種類があるの、ご存知でしたでしょうか。
パーツメーカーによっては、一般的なヘックスではなくスターシェイプを利用しているところもあるので、うっかりヘックスタイプしかついていない簡易工具を携帯していても、いざというときに使えない!ということになりかねないので、ご注意ください。
備えあれば憂いなし。とはいえ、沢山の荷物を持って走るわけにもいきませんから。長年の経験で絞り込んだ携行品一式。皆様のライドの参考にしていただければと思います(もちろん、スペアチューブもお忘れなく!)
▼LEZYNE(レザイン)のグッズ一覧はこちら
▼POPYEY(ポパイ)のワイヤー錠はこちら
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寒さの底を迎えているこの時期。せめてもの償いとして、愛車をオーバーホールに出したりするなど、機材メンテナンスに励む方も少なくないと思います。
ウェアのクリーニング(洗濯)、愛車のメンテナンスはもちろん大事ですが、いつも携行している「ツール」についてはどうでしょう?みなさん、中身のチェックや動作確認などしていますか?
今回は、サイクリストにマストな「サイクリングのお供」を、経験に基づいてその理由とともにご紹介。きっとみなさんのお役に立てるはずです。
サイクリストが100人いれば、100通りの持ち物があると思いますが、ここでは絶対に外せないものをピックアップしていきます。
一番最初に覚えたいのは、パンク修理です
穴が開いたらパッチで塞ぐ。スポーツバイクに乗り始めたら、自転車の乗り方に次いで覚えたいのがパンク修理ではないでしょうか。
修理方法はいたって簡単。基本的には穴の開いた部分周辺をヤスリで削り、しっかりと段差をなくしてパッチを貼る、というだけ。
しっかりとパッチを貼ることができれば、相当の期間、修理したチューブを使い続けることができます(しかしながら、パンクしていないチューブに比べて空気の保持性能は落ちていますので、早めのチューブ交換をオススメします)
そして、パンク修理に欠かせないのがタイヤレバー。テコの要領でタイヤとリムの間に挟み込み、タイヤを外すのですが、慣れた人はレバー一本で作業をこなしてしまうから驚き。みなさんは、最低2本持っていれば作業には困らないでしょう。
次は何する?空気入れる?
チューブの修理が完了したら、次は空気を入れる準備を。
そこで活躍するのが、LEZYNEのCO2ボンベ(インフレーター)です。
このインフレーターを使えば、あっという間にチューブ内に空気が充填されますので、ハンドポンプでえっさほいさとポンピングする必要もなし!
しかし、私、実はハンドポンプとインフレーターの両方を携帯しています。
一般的に、ホイールとタイヤの間にチューブを入れる際、チューブに少しだけ空気が入っていた方が作業しやすと言われています。インフレーターだと「少しだけ」空気を入れるのが難しい。それに、使い切りのインフレーターをそんな風に使うなんてもったいない!
ということで、実はハンドポンプで少しチューブに空気を入れてからタイヤにチューブをはめ込み、最後にホイールにタイヤをセットします。それからインフレーターを使用すれば、バッチリです。
また、運悪く一日に何回もパンクしてしまって、インフレーターがもう使えない!ということだってあるかもしれません。そんな時でも、ハンドポンプを携帯しておけば安心なのです。
多くの人が「鍵」論を語りますが
サドルバッグやツールケースに入る、もっとも手頃で身近な錠(ロック)といえば代表的なのがこちらのワイヤー錠でしょう。
OEMにより、様々なブランドやデザインで出回っていますが、その元祖ともいえるのがこのPOPEYEのワイヤーロック。
手頃さと引き換えに、防犯性が高いとは決して言えませんので、長時間の駐輪等には向いていません。あくまで、緊急時用という立ち位置の方がいいでしょう。
携帯工具は、自分のマシンとの相性を考えて
そして、これも携帯品として欠かせないのが簡易工具。出先での各部位調整が無いのが一番いいですが、トラブルは防ぎきれないもの。
締め付けが弱く、突然ハンドルが前方に回転してしまったり(経験談)、段差を乗り越えた衝撃でシートポストが下がってしまったり(経験談)ということが、いつ起こるかわかりません。
また、走行中に体のどこかに痛みを覚えた場合、それを解決するためにポジションを調整することもあるかと思います、そういったときに活躍するのが、この簡易工具です。
ポイントは、「自分の自転車に使えるかどうか」です。「え?何言ってるの?」と思われるかもしれませんが、実は、自転車の各部位を留めているボルトには、六角形の「ヘックス」といわれる形状と星形の「スターシェイプ」の2種類があるの、ご存知でしたでしょうか。
パーツメーカーによっては、一般的なヘックスではなくスターシェイプを利用しているところもあるので、うっかりヘックスタイプしかついていない簡易工具を携帯していても、いざというときに使えない!ということになりかねないので、ご注意ください。
備えあれば憂いなし。とはいえ、沢山の荷物を持って走るわけにもいきませんから。長年の経験で絞り込んだ携行品一式。皆様のライドの参考にしていただければと思います(もちろん、スペアチューブもお忘れなく!)
▼LEZYNE(レザイン)のグッズ一覧はこちら
▼POPYEY(ポパイ)のワイヤー錠はこちら
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