UPDATE:2017.12.15
冬をはじめて迎える自転車乗りへ~vol.2~
TOKYO Wheels的、街乗りレイヤリングシステム ~まず知っておくべき万能スタイル編~
初めて冬を迎える街乗り派や自転車通勤族が"この冬を乗り切るための着こなし術"を、TOKYO Wheels的解釈にてご提案する今回の特集NEWS。第二弾からは実践編!街乗りレイヤードの基本が詰まった、万能スタイルです。

<前回のハイライト>
前回、自転車をはじめて最初の冬がやってくる「ビギナーさんの冬支度」について、体験してから用意していたらもう遅い!というお話から始まりました。でも、何を着たらいいのかわからないですよね。
⇒vol.1「初めて冬を迎えるみなさんへ、冬のライドウェアを失敗しないコツと着こなし。」
冬のウェア選びにはコツがあります。例えば、サイクルジャージで走るロードレーサたちは、ライド状況や天候によってその日の最適なアイテムを組み合わせる「レイヤードシステム」いうアスリート的ロジックにより着用しています。じゃあ、2時間未満のライドを楽しむ街乗り派や、自転車通勤族にもそんなロジックがあれば、、、
ここはTOKYO Wheelsに任せてください!と、「街乗りレイヤードシステム」に必要なポイントを5ヶ条にてお伝えしたのが前回でした。今回はその実践編です。
まずは、基本のスタイルをマスターする。
まだライドスタイルも定まっていないし、この組み合わせであれば間違いない!ってレイヤードスタイルが知りたい!そんな方には、こちらがおすすめ。
電車に乗れて、ライドだってスマートにこなす"10mCw(10 miles Cyclewear)"を中心に組み合わせたTOKYO Wheelsらしいスタイル。アウター、ミドル、インナー、パンツといった一つ一つのアイテムがしっかりと自分の仕事をしてくれる、街乗りレイヤードの基本が詰まっているんです。これが一番わかりやすくもあり、サイクルジャージ顔負けの仕様がてんこ盛りなので、まず失敗することのない組み合わせともいえるでしょう。
※10mCw...TOKYO Wheelsが提案する、10マイルを快適に乗ることができるウェア
まずはこれからの時期に最も大事な《防寒性》は、撥水ストレッチウィンドブレーカー【Ventura】にて小雨も風もシャットアウト。ペラペラのウィンブレよりも一段上の防寒性により、冷気をしっかりと防ぎます。それでいて重ね着しても動きに支障のないほどの伸縮性の高さにはみなさん驚かれるほど。

本格派ライドジャケット同様の前傾意識をしたパターンながらも、電車に乗っても違和感のない気持ち細めのシルエットに、サイクルジャージには珍しい渋いカラーをオン。信号待ちのたびにスマホを確認したくなる現代人のために、胸ポケットはアクセスしやすいよう斜めに。そこからポケットの中身は脇下にいくようのなっており、ライド姿勢時に干渉しないようにも考えられています。

なんとこのポケットはベンチレーションにもなっており、まさに《透湿性》というポイントもばっちりですね。
Venturaジャケットでは防寒性が足りないという寒がりさんは、アクティブライド3レイヤーパーカー【Freeport】がおすすめ。Venturaよりももう一段上の防風性能が、冬の冷気を一切ウェアに進入させませんよ。
逆にベンチレーションでも間に合わないくらい暑くなってしまったら、脱ぐのが一番。パッカブル仕様となっているわけではなりませんが、生地の柔らかさで思ったよりも小さく畳めるので、《携帯性》だってばっちり。※バッグ下部にストラップにて収納しています。

ですが、あえてここでジャケットに過度な《保温性》を持たないのがポイント。防風性と保温性を分けることでウェアの組み合わせが単純化され、組み合わせの入れ替えがしやすいのです。
そのため、ミドルレイヤーには保温性の高いフルフェイスパーカーが最適。フルフェイスパーカーは全て同じかたちながらも、生地が違うことで対応シーズンが微妙に変わってたりとどれを選べばいいのか迷ってしまいますが、一番冬季にて息が長いのがウォームキャッチタイプです。

それでも保温性が足りないと感じる人は、今季最暖フルフェイスパーカー"ムートンジャージ―"に切り換えるなど、アウターは変えずにミドルレイヤーにて調節ができます。

そして、インナーにはやっぱりメリノウールインナー。自転車だけでなく、スタッフには仕事中や普段使いでの人気も高いんです。なにがそんなにいいのかというと、やはり保温系インナーに比べて汗をかいたときの汗冷えが全然違うのと、冬特有のこもったような汗臭さも天然素材によりほとんどしないところ。

強度が低いライドや信号機で何度も止まってしまうような走り方は、なかなか体が温まらずに中途半端に汗をかいて冷えてしまいます。また、自転車通勤となるとそのままオフィスに入っていろんな人と近い距離で話すわけですから、ね。
最後に、ライドにて最も重要となるパンツ。正直いって、ここはトップスほどの防寒性は必要ありません。もちろん極度の寒がりでスノボウェアのようなパンツでないと耐えれない!という方もいらっしゃいますが、大半の方はそうではありません。逆にシェルなどで防風性を高めている方が動きにくくて嫌という人の方が多いんです。そこで選ぶのは、スリムストレッチナイロンパンツ【Fabio 2.0】。
東レのストレッチ生地を採用した、薄くて軽く、高い耐久性もライド向きなサイクルパンツ。得意分野の多いパンツですが、なによりも一番驚かれるのがこの伸縮性です。スパッツかと思うほど伸びるのに、しっかりとした生地の密度やマットな艶感はFabioだからこそ。

ちなみに、極度の寒がりではないけどちょっと不安。。という方には、【Fabio 2.0】よりも肉厚な【Fabio Antistatic】がおすすめですよ。
最後に忘れてはいけないのが、グローブです。ここでは《衛生面》も考慮し、doesnotmanufactのグローブを。ルックスや手洗いができるというポイントだけでなく、比較的薄手ながらも極寒期のライドもこなす高い防寒性が魅力です。さらには信号待ちでもグローブをつけたままスマホの操作が可能。

当たり前のようで、スポーツグローブにはまだまだ少ない仕様。手間もストレス軽減してくれる、街乗り派には必須の機能となるでしょう。
まずは基本をマスターし、そこから自分の合ったウェアを組み合わせていきたいという方にもぴったりなレイヤードスタイルを今回紹介しましたが、次回はもう少しシーンを絞ってご紹介しようかと思っております。お楽しみに!
▼「冬をはじめて迎える自転車乗りへ」VOL.1、VOL.2、VOL.3、VOL.4、VOL.5はこちら
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text by sasaki <STAFF PROFILE> |
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