UPDATE:2017.11.19
narifuri(ナリフリ)のP/NハイカウントツイルN-3B
老舗を差し置いてまで、narifuriを選ぶ理由がある。
バイシクルウェアブランドだからこそ、隙のないギミックとルックス。ミリタリーブランドではなくnarifuriでないといけない理由がここにある。

N-3Bといえば、ミリタリージャケットの中でも極寒地での着用を想定した一枚。極寒期でもレイヤードは面倒って方はもちろん、MA-1やN-2Bに比べても圧巻の存在感はメンズたるもの惹かれてしまうのも当然です。とはいえ、古着から年代物を探したりと、実際に本格的なミリタリー要素を求めている人はごくわずか。ほとんどの方が、まず失敗しないであろうミリタリージャケットの老舗ブランドを選ぶことでしょう。ですが、そんな強敵を差し置いてまでnarifuri(ナリフリ)を選ぶ理由があるのです。
とはいっても、自転車という視点から考えると、N-3Bジャケットは正直暖かすぎるほど。ファーやボア、中綿などがふんだんに使われていますからね。ですが、そこをあえていくのがnarifuri。だからこそ他にはできない発想にて生まれたのが"P/NハイカウントツイルN-3B"。入荷を待ち望んでいた方も多く、実は登場後すぐにどどっと売れてしまい、急いで追加オーダーをしたほどだったんです。
あえて"ミリタリー"を削っています。
一般的なN3-Bジャケットに比べて、どこか荒々しさがなく柔らかい印象すら感じるnarifuriのN3-B。
このミリタリー特有のクセのなさがもっとも大きなポイント。首元やポケットにファーではなくボアを使うことで、上手くN3-Bの無骨さを抑えたデザインに。今まで気になっていた人の見事ツボにはまったように思います。ミリタリージャケットだからって本格的なものが欲しいわけじゃない、リアルを求めるのではなくnarifuri要素を詰め込んだ一枚なのです。

自転車仕様が、欠点をなくす?
もちろんそれだけで終わりません。自転車という点を抑えた仕様の数々が、N-3Bの欠点を払拭。まず、第一に思ったのが"軽い"ということ。自転車に乗る上で最も大事なポイントですからね。この手のアウターは中綿はもちろん、どんな天候や状況にも耐えられるタフな素材、そして内側にはファーを施すことでずっしり重たくなってなってしまいます。だからこそ、自転車やデイリーユースにも手がつけにくい原因に。
そこで、メインのハイカウントツイルに東レの高機能素材Primeflex®を採用。撥水性・耐久性、伸縮性までも備えつつ、しなやかな軽さが全体の軽量化につながっています。

さらに裏地には太陽光を熱に変換するソーラーセンサーを。効率よく保温性を高めることで、無駄な重さを省いています。内側もボアも肌に触れる首元と、ポケットの内側のみに設けることで、無駄な厚みや過度な保温性を無くしつつ、チラっと見えるデザインとしても活かされています。

また、厚みのあるジャケットほどバッグを持つのが窮屈に感じるもの。なので、できるだけポケットで済む様にと計9個ものポケットを装備。もちろんミリタリージャケットならではの仕様ではあるですが、両手を入れやすい位置やスマホも楽々入るサイズ感など、今の時代にあった作りに。


N-3Bらしい首元の高さはもちろん、ストラップを締めるとフードがまるでネックウォーマーのように風の進入を防いでくれる。冷たい風を受ける自転車だからこそ、隙間風を一切許さない仕様はさすがです。自転車のオンオフ限らず、1月2月は手放せなくなることでしょう。
N-3Bにらしいタフさは受け継ぎつつも、野暮ったさを削りnarifuriのアウターへと見事に生まれ変わらせたN-3Bジャケット。非の打ちどころがないとはこのことですね。
▼narifuriのP/NハイカウントツイルN-3Bはこちら
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text by sasaki <STAFF PROFILE> |
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