UPDATE:2017.10.26
この時期のレースやイベントに何を着たら良いかお困りの方へ。
ASSOSレイヤリングリポート~秋の富士あざみラインヒルクライムレース編~
10月はせっかく楽しいイベントやレースが多い時期なのに、例年になく気温も低く悪天候が続いていますよね。実際に出場する人や普通にロングライドをする人にとっても、今実際何を着れば良いか迷っている人も多いのではないでしょうか。今回は先日レースに出たばかりのASSOS PSTW店長が当日実際に着たレイヤリングとリアルな感想を交えてご紹介します。

リアルASSOSレイヤリングリポート
ASSOS PSTW店長が、10月14日に行われた富士あざみラインヒルクライムレースに出場しました。秋だというのに肌寒く、更に雨という悪天候の中、実際何を着て走ったのか。レースの結果も踏まえ、インタビューしてみました。
A:正直、雨のあざみラインというだけでも過酷なのに、10月のこの時期ですから気温は低め。さらに、紅葉の時期も相まって落ち葉が。雨+グレーチング+落ち葉というトリプルコンボは今までに経験したことがないくらい、ツルッツルな路面でした。
Q:そんな悪条件の中、今年のレース運びはどうでした?
レースの方はというと、憧れの選手である「山の神」こと森本選手が目の前にいたので、スタートから後ろを付いていくという暴挙に出てしまい・・・。結果、1.5kmを過ぎたあたりで売り切れちゃいました(笑)。
そこからはガマン比べでした。とにかく後続に抜かれぬよう必死に耐え凌ぐ。本来なら、そんなに厳しくないはずの3~5kmポスト(緩斜面区間)もいつも以上にきつく、とにかく必死でペダルを回し続けました。馬返し以降は、あまり覚えていません。というのも、必死過ぎて気づいたらゴールしていた、という感じ。穴という穴から汁が出ていました・・(苦笑い)
A:去年も雨でしたがチームジャージだったので雨で重たくなりました。なので今年は水を吸っても重たくならないジャージを選びました。
メインはSS.equipeですね。インナーは半袖のSpring/fallにアームウォーマー(旧モデル)で寒さ対策(温度調整)を。ショーツは撥水生地のT.tiburuで、ニーウォーマー(旧モデル)を装備。ソックスはhabuでした。
結果として、ニーウォーマーだけはいらなかったかな!?という感じでしたが、それ以外は大正解。ジャージが雨で濡れても重さを感じずに済んだのでこれも良かった。水分を含んだジャージの重さって、意外と馬鹿にできないですからね。
A:それこそやっぱり、レイヤリングですね。スタート待ちの時は、本当は応援者がいれば直前まで上着を着て預ければいいのですが、一人で参戦となるとそうもいきませんからね。そういう時は、最小限のアイテムで最大限の効果を発揮できる組み合わせをいつも考えています。
今回は、インナーにSpring/fallのSkinfoil半袖を着て、アームウォーマーで身体が暑くなるまでの寒さ対策を講じました。やはり後半は暑くなってきてアームウォーマーを手首まで下ろせたのがよかったですね。長袖だとそうもいきませんからね。

Q:登りの体感温度は高まっても、下りは一気に身体が冷えますよね?どの様に対処したのですか?
A:下りの服装は荷物預けで頂上まで運んでくれるので、これでもか!ってくらいの重装備で挑みました。
(レインジャケット、ウィンタージャケット、冬用ベースレイヤー、レッグウォーマー、旧ボンカソックス、シューズカバー、ボンカグローブなど)
下山時には雨は降っていかなかったのでレインニッカーは使用せずでした。ゴールの5合目は雲の上だったので実は下より寒くなく、5合目から4合目、3号目と下るにつれて雲の中に入っていってどんどん気温が下がるのが分かりました。正直、着込んで正解だったなぁ、と思いましたよ。
A:4位でした。残念ながら表彰対象は3位までなので惜しくも表彰台を逃しました・・・。悔しい!最初に森本さんに付いていかなければ・・・ま、レースにタラればはないんですけどね。ただの負け惜しみです、はい。
Q:これからの時期、例えレースは出なくても、トレーニングや週末ライドで走る人達に、ウェアのオススメな着方(または失敗しない方法)などのアドバイスはありますか?
A:やはり、しっかり走り込む人は「ライドハード、ドレスクール」を提唱したいですね。激しく乗る人ほど、体が火照って体温調整が難しくなるもの。そんな時はあまり着込まずに、薄手のアイテムの重ね着で調整しやすいようにした方がいいです。
もちろん、ストームプリンスみたいな「とっておき」をお守り代わりに持って行くのもオススメです。インナー+ジャージ+ウォーマー+ジレ+ウィンブレ、みたいな。着すぎの様にも思いますが、こうすることで暑い/寒いにコマメに対応できます。
逆に冬のロングライドなどは「ライドロング、ドレスウォーム」ということで、できるだけ暖かい恰好がいいと思います。ロングライドともなれば省エネ走法となりますから、強度も高くないはず。体も温まりにくいので、暖かいアイテムで構成したほうがいいです。日が落ちるのも早く、午前より午後、夕方と気温は低くなりますからね。
以上、これにてASSOS PSTW店長のシーズンも一段落。
「11月からは走り込んで、来年の春に備えるぞ~!」とのことでした。
まさにタイムリーでリアルな声でしたが、難しい天候でのレイヤリングの参考になりましたでしょうか。
冬でも休まず走り続けるという方にも、ASSOSはあらゆる状況下の中で走れるよう、自由に組合せが出来るアイテムが揃っている、アナタの心強い味方です。
▼ASSOS(アソス)商品一覧はこちら。
TOKYO Wheelsでは、新入荷やお得情報をTwitterやBlog、FACEBOOKなどでもつぶやいています。是非フォローしてくださいね!
text by sakamoto
ASSOS PSTW店長が、10月14日に行われた富士あざみラインヒルクライムレースに出場しました。秋だというのに肌寒く、更に雨という悪天候の中、実際何を着て走ったのか。レースの結果も踏まえ、インタビューしてみました。
過酷な悪条件の中のレース運び
Q:坂バカで有名なモガワさんですが、春の富士あざみラインヒルクライムレースはこれまで何回も参戦していますよね。今回秋のレースは二回目の参戦ということですが、悪天候の中かなりコンディションも悪かったようですが、今年のレースの率直な感想は?A:正直、雨のあざみラインというだけでも過酷なのに、10月のこの時期ですから気温は低め。さらに、紅葉の時期も相まって落ち葉が。雨+グレーチング+落ち葉というトリプルコンボは今までに経験したことがないくらい、ツルッツルな路面でした。
Q:そんな悪条件の中、今年のレース運びはどうでした?
レースの方はというと、憧れの選手である「山の神」こと森本選手が目の前にいたので、スタートから後ろを付いていくという暴挙に出てしまい・・・。結果、1.5kmを過ぎたあたりで売り切れちゃいました(笑)。
そこからはガマン比べでした。とにかく後続に抜かれぬよう必死に耐え凌ぐ。本来なら、そんなに厳しくないはずの3~5kmポスト(緩斜面区間)もいつも以上にきつく、とにかく必死でペダルを回し続けました。馬返し以降は、あまり覚えていません。というのも、必死過ぎて気づいたらゴールしていた、という感じ。穴という穴から汁が出ていました・・(苦笑い)
実際何を着て、何を装備して行ったのか
Q:10月だというのにかなり気温も低く雨予報でしたが、例年に比べ何か特別に準備したものとかありましたか?A:去年も雨でしたがチームジャージだったので雨で重たくなりました。なので今年は水を吸っても重たくならないジャージを選びました。
メインはSS.equipeですね。インナーは半袖のSpring/fallにアームウォーマー(旧モデル)で寒さ対策(温度調整)を。ショーツは撥水生地のT.tiburuで、ニーウォーマー(旧モデル)を装備。ソックスはhabuでした。
結果として、ニーウォーマーだけはいらなかったかな!?という感じでしたが、それ以外は大正解。ジャージが雨で濡れても重さを感じずに済んだのでこれも良かった。水分を含んだジャージの重さって、意外と馬鹿にできないですからね。
レイヤリングがレースを左右する
Q:ヒルクライムって、ひたすら坂道を登る続けるじゃないですか。スタート時点で寒くても、登ってる途中から凄く熱くなって来ません?どうやって体温調整しているのですか?A:それこそやっぱり、レイヤリングですね。スタート待ちの時は、本当は応援者がいれば直前まで上着を着て預ければいいのですが、一人で参戦となるとそうもいきませんからね。そういう時は、最小限のアイテムで最大限の効果を発揮できる組み合わせをいつも考えています。
今回は、インナーにSpring/fallのSkinfoil半袖を着て、アームウォーマーで身体が暑くなるまでの寒さ対策を講じました。やはり後半は暑くなってきてアームウォーマーを手首まで下ろせたのがよかったですね。長袖だとそうもいきませんからね。

Q:登りの体感温度は高まっても、下りは一気に身体が冷えますよね?どの様に対処したのですか?
A:下りの服装は荷物預けで頂上まで運んでくれるので、これでもか!ってくらいの重装備で挑みました。
(レインジャケット、ウィンタージャケット、冬用ベースレイヤー、レッグウォーマー、旧ボンカソックス、シューズカバー、ボンカグローブなど)
下山時には雨は降っていかなかったのでレインニッカーは使用せずでした。ゴールの5合目は雲の上だったので実は下より寒くなく、5合目から4合目、3号目と下るにつれて雲の中に入っていってどんどん気温が下がるのが分かりました。正直、着込んで正解だったなぁ、と思いましたよ。
気になるレース結果&まとめ
Q:最後に、やはり気になるレース結果は?昨年は7位と入賞でしたが、今回はそんな悪状況の中どうでした?A:4位でした。残念ながら表彰対象は3位までなので惜しくも表彰台を逃しました・・・。悔しい!最初に森本さんに付いていかなければ・・・ま、レースにタラればはないんですけどね。ただの負け惜しみです、はい。
Q:これからの時期、例えレースは出なくても、トレーニングや週末ライドで走る人達に、ウェアのオススメな着方(または失敗しない方法)などのアドバイスはありますか?
A:やはり、しっかり走り込む人は「ライドハード、ドレスクール」を提唱したいですね。激しく乗る人ほど、体が火照って体温調整が難しくなるもの。そんな時はあまり着込まずに、薄手のアイテムの重ね着で調整しやすいようにした方がいいです。
もちろん、ストームプリンスみたいな「とっておき」をお守り代わりに持って行くのもオススメです。インナー+ジャージ+ウォーマー+ジレ+ウィンブレ、みたいな。着すぎの様にも思いますが、こうすることで暑い/寒いにコマメに対応できます。
逆に冬のロングライドなどは「ライドロング、ドレスウォーム」ということで、できるだけ暖かい恰好がいいと思います。ロングライドともなれば省エネ走法となりますから、強度も高くないはず。体も温まりにくいので、暖かいアイテムで構成したほうがいいです。日が落ちるのも早く、午前より午後、夕方と気温は低くなりますからね。
以上、これにてASSOS PSTW店長のシーズンも一段落。
「11月からは走り込んで、来年の春に備えるぞ~!」とのことでした。
まさにタイムリーでリアルな声でしたが、難しい天候でのレイヤリングの参考になりましたでしょうか。
冬でも休まず走り続けるという方にも、ASSOSはあらゆる状況下の中で走れるよう、自由に組合せが出来るアイテムが揃っている、アナタの心強い味方です。
▼ASSOS(アソス)商品一覧はこちら。
TOKYO Wheelsでは、新入荷やお得情報をTwitterやBlog、FACEBOOKなどでもつぶやいています。是非フォローしてくださいね!

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