ただのアフターライド用パーカーと思う無かれ！これは「サイクルジャージ」だ。

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ただのアフターライド用パーカーと思う無かれ！これは「サイクルジャージ」だ。

UPDATE:2017.10.17

7mesh（セブンメッシュ）のメリノウール混"Callaghan"シリーズ

見た目はゆるくも、スペックは高く。街乗り派の多くが思う理想形のように思います。それを見事形にしたのが、意外にも7mesh（セブンメッシュ）でした。

7mesh（セブンメッシュ）といえば、創設メンバーが始祖鳥マークで有名な某アウトドアブランド出身。だからこそGORE-TEXなどを積極的に取り入れたり、最新のファブリックもいち早くウェアに導入するなど、素材選びは他のブランドよりも強いこだわりを感じます。そんな素材を上手く調理する、ASSOSにも引けを取らないほどの細かいパターン技術はまさに芸術モノですよね。

最近ではロードウェアにも力を入れている7meshですが、今シーズン新しく登場したのはなんと"パーカー"でした。

これはただのパーカーではありません。

あ～～ちょっとした街乗り用やアフターライド用といった息抜きアイテムなんでしょ？なんて思われたら困ります。言うならば、サイクルジャージがパーカーに変換された、本気の一枚です。

それはこの複雑なパタンニングを見れば、一目でわかります。そもそも、このCallaghan Hooddy（キャラハンフーディ）が登場する一年前に、お兄さんアイテムのCallaghan Jersey（キャラハンジャージ）が先に展開していました。ウィンターシーズンを想定したメリノウール混ファブリックに、ほんのり肉厚な素材。7meshの中ではコンフォートフィットな軽いトレーニングライドから街乗りジャージといったアイテム。

簡単にいうと、そんなCallaghan Jerseyを見事パーカーに変換させたのがCallaghan Hooddy。いや、腕のパターンをみるとジャージよりも手の込んだパーカーなんです。よく見ると袖口や裾は通常の裾と違って少し絞られたような形。フードも小ぶりで、なんと上からヘルメットだって被れちゃう。

パーカーを作るにもここまで本気を出すのか？と思ってしまいますが、サイクルジャージとして考えれば7meshにとって当たり前のことばかりなんですよね。ゆるめなサイクルウェアブランドが手掛けたゆるいアイテムではなく、7meshが作ったことに大きな意味があるのです。

メリノウールは100％ではありません。

今やアウトドア界を飛び出し、ライフウェアにも欠かせないものとなりつつある「メリノウール」。TOKYO Wheelsでもインナーにて展開していますが、100％であることが強みの一つでもあります。
ですがパーカーともなると話は別。生地の厚みやフード、生地面積も多くなる。ウールは暖かいがそのぶん重たくなるのが特徴なだけに、ポリエステルを加えることでウェアの軽量化にもつながっています。

また、肌に触れる面にメリノウールを持ってくることで、保温性はもちろん、汗をかいたときに外に追い出そうとしてくれる機能を持っています。そこで追い出された汗を、外側のポリエステルが吸い取り乾かしてくれるというわけ。ほんと、考えられてる！

シルエットはCallaghan Jerseyよりもゆったりとしており、あくまでパーカーであることも忘れない。7meshのレトロなパインカラーに合わせて、doesnotmanufactのライドパンツシリーズは特に相性良し！クラシカルなストレッチニットクロップドを合わせてもいいですね。

ビブを穿かないぎりぎりの距離は、パーカーに十分任せることができる。それだけで走りに行くことがもっとライトなものになったような気がします。
とはいっても先日のWheelsライドにて、大阪店店長の重松は、ASSOSのビブにASSOSのインナー＋Callaghan Hooddyを持ち込んだそう。当日は暑かったために半袖ジャージに着替えたそうですが、輪行時にはビブのシルエットを隠す裏技なんてのも紹介してくれているので、ぜひこちらのBLOGもご覧くださいね～。

▼7meshのメリノウール混パーカー【Callaghan Hooddy】はこちら
▼7meshのメリノウール混長袖ジャージ【Callaghan Jersey LS Men's】はこちら
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