UPDATE:2017.08.11
自転車のライトって、どれを選べばいいの?
走りが変わればライトも変わる。見た目だけじゃないライト選びをしてみませんか?
場所や時間帯、走っている頻度によっても適したライトは違ってくるもの。ルーメン数は高ければいいの?自転車につけるものだし、デザインにだってこだわりたい。近年安全意識が高まっているからこそ、ライトだってなんでもいいではだめですよ!

ライトはみなさん何を基準に選んでいますか?
明るさの基準一つにしても、TOKYO Wheelsではルーメン数が20のライトから1500まであったりと、その幅はとても広い。なにをポイントに選べばいいのかわからない!という方は多いはず。
自転車には通勤だけという人もいれば、休日のロングライドが中心という人だって。そうかと思えば、帰り道は街灯の一切無い田舎道の人だっている。今のライトに少しでも不満を感じたなら、今一度ライトを見直してみてはいかがでしょうか?
ルーメン数はどれくらい必要?
もっとも基準となりやすい「明るさ」。こういう人にはこれ!といったはっきりとした数値はありませんが、街灯のある道にて走る街乗り程度であれば100ルーメンほどあれば安心といったところ。これくらいの明るさを持っていた方が、自分の存在も気付いてもらいやすいですからね。
街乗りといっても、街灯が全ての道にあるわけではない。途中明かりのない真っ暗な道を通ることが多かったり足元が不安に思う道があれば、200ルーメンもあれば十分照らしてくれることでしょう。
SERFAS(サーファス)の200ルーメンフロントライトにて、街灯のない道を照らすとこんな感じ。

真っ暗な中でもこれだけ先がしっかり見えるなら安心ですよね。これはやっぱり100以下のライトには期待できないところ。
アメリカにて9割もの自転車ショップがSERFASの商品を展開しているという、超定番ライト。
自転車の邪魔をしない無機質なデザインに、開発チームにて実際にテストを行い製作されている信頼度の高さが、ここまでの地位を作ったブランド。街乗りライト選びに困ったらSERFASで失敗することはまず無いでしょう。
自転車通勤だけじゃなく、休日のロングライドにも兼用させたいのであれば300ルーメンはあると安心。速度の速いロードバイクとなるとスピードも出るだけに、より遠く広く照らすことは安全にもつながります。
fabric(ファブリック)の300ルーメンフロントライトにて、同様に街灯のない道を照らすとこんな感じ。

fabricは遠くを照らすというよりも全体的に光が広がるイメージ。ここがブランドによって差がでるところではありますよね。
fabricといえばデザイン性の高さにおいては頭一つ抜けているブランド。ハンドル周りをスッキリさせたい方はもちろん、明るさの切り替えしがボタンではなくハンドルを回して調節するというスタイリッシュさに惚れて選ぶ方も多いんです。ちなみ、このライトはリアにも変換可能。いざという時の予備ライトとしても常備しておきたいですね。
ロングライドといっても、街灯のない中でのダウンヒルともなると、スピードも増す分400ルーメンは欲しいところ。
そこで今イチオシなのが、先ほども登場したSERFAS(サーファス)にて展開している450ルーメンフロントライト。同様に街灯のない道を照らすとこんな感じです。

足元を照らすとこんな感じ。

デザインは200ルーメンライトと特に変わりはないのですが、450ルーメンにて税込4,000円ちょっという価格に魅力を感じて手にする方も多い。コスパNO,1ライトといってもいいでしょう。
どれだけ明るくても、すぐに切れては意味が無い。
ルーメン数が高い分、それだけ電力を使うのは仕方のないことですが、夜にライトが切れちゃっては死活問題。点灯時間はある程度把握しておく必要があります。
たとえば、SERFAS(サーファス)の200ルーメンフロントライトなら、ローフラッシュにて18時間、一番明るいハイモードなら2時間も点灯可能。常に真っ暗な道を走っているわけはないだけに、ハイモードで2時間もあれば自転車通勤には充分ですよね。
一方、SERFAS(サーファス)の450ルーメンフロントライトでは最大時は2.5時間、ローフラッシュにて20時間もの点灯が可能。暗い道でも登りや平坦な道ではスタンダードモード(7時間点灯)でも充分なので安心。とはいえ、夜間のライドともなるとサブライトは必須。二個目のライトとして持っておくにも、スペックは手を抜かないように気をつけましょう。
やっぱり気になる「軽さ」
ここまでくると気になる点は残り1つ、「重さ」ですよね。やはり明るいライトは力が必要な分本体の重さも比例するもの。その中でもできるだけ軽いものがいいってローディは少なくありません。

※fabricのハイビーム/ローフラッシュ時間はメインライトのみ表記しています。
fabricライトの重さは公式データを参考しており、マウントなしの重さになっていますが、マウントを足しても80gいかないくらいでしょうか?SERFASも決して重たいライトではありませんが、軽さではfabricの圧勝でした。
また、街乗り派にとって意外に重要なのが、ライトの取り外しやすさ。ストラップでハンドルに巻きつけるタイプよりも、マウントから外すだけのタイプにこだわる方は多い。一日に何度も取ったりつけたりするだけに、着脱が簡単であることは選ぶ一つの基準となるようです。他には、コスパのいいUSB充電式がいいという人もいれば、あまり頻繁に乗らなかったり、めんどくさがりな性格の方は電池式がいいという傾向も。
たかがライトと思うかもしれませんが、命を守るための重要なアイテム。使うシーンを想定した選び方がもっとも大事となります。特に不満が無いって方も、一度見直してみるのもいいかもしれませんね。
▼SERFASの"450ルーメンフロントライト"はこちら
▼SERFASの"200ルーメンフロントライト"はこちら
▼fabricの"USB充電式フロントライト【300Lumens】"はこちら
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text by sasaki <STAFF PROFILE> |
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