UPDATE:2017.01.27
Redshift(レッドシフト)の衝撃吸収ステム"Shockstop"
脚よりも先に、手や上半身が痛くなる?まるで生まれ変わったかのような乗り心地を、「ステム」で手に入れろ。
前傾姿勢で体を支えるロードバイクは、段差や傷んだ道路のちょっとした凸凹での衝撃が、ハンドルを伝って上半身にも負担がかかる。そんな疲労につながる「衝撃」をハンドルに行く前に食い止める"ステム"が登場!自分の自転車じゃないようなマイルドな乗り心地は、ロングライドやグラベルロードをより盛り上げてくれることでしょう。

脚を使って走っているのに、走れば走るほど腕や首、腰にまで疲れを感じる。
もちろんポジショニングやサドルなどの位置、自身の筋力などといったさまざまな理由が考えられますが、みなさん避けて通れないのが"地面からハンドルに伝わる衝撃"。大きな段差だけでなく、石畳のようなちょっとした凸凹も長く続くと手が痛くなってくるから、避けて通るって人も少なくない。
ロードバイクはMTBと違って、舗装された道を走っていることを想定して作られているので、凸凹道や段差を乗り越えた際の衝撃は手から肩や首、腰までにも直接自分の体に振動が伝わるんですよね。
ロングライドに限らず、自転車通勤などでのちょっとした距離であっても、少しずつ蓄積される小さなストレス。この小さな積み重ねが大きなストレスに繋がりかねません。
そんな衝撃を吸収するためのアイテムは世にたくさんありますが、「車種」や「体重」に応じて細かく調整を行えるアイテムはなかなかありませんでした。
そんな中で満を持して登場したのが路面からのノイズを見事に和らげてくれる"ステム"だったのです。ただステムを換えるだけで、まるで自分の自転車ではないような感覚を味わうことができる。交換もポイントさえ抑えれば全く難しいことはなく、たったこれだけで最大70%もの衝撃を緩和してくれると考えたら、小手先でいろんなことするより効率もいいですよね。
最近だとロードとMTBのいいとこどりのようなグラベルロードバイクの人気も上昇。砂利道を走るのは楽しいですが、負担を少しでも軽減したいと思っていた方にも是非試して欲しいです。
ステムを換えるだけで?悩んでいた方ほど、その違いを実感することでしょう。
ステムとは?簡単にいうと車体とハンドルを繋げるためのもので、ハンドル操作を前輪に伝えるためにも大事な役割を担っています。
先ほどもお話ししたように、そもそも腕や上半身が疲れてしまう原因の一つが、地面からの衝撃や突き上げ。タイヤが受けた衝撃をそのままハンドルに伝えてしまっているから、腕にも伝わってしまうのです。ならそれを、ステムで全て吸収してしまおう!というのが、このRedshift社の衝撃吸収ステム"ShockStop"です。
この"ShockStop"は、内部にエラストマーと呼ばれるゴム弾性を持った非常に軽い素材を入れることでクッションとなり、地面からの衝撃を吸収してくれるというもの。このステムが柔軟に動くことで、最大70%も衝撃を削減する事が出来るんです。

こちらハンドルにグッと力を入れていないもの(左)と、入れたもの(右)。ステムの位置が下がっているのがわかる・・・かと思ったのですが、意外と写真ではわかりにかったので、よかったら下の動画をどうぞ!1分もないので、パケット代も心配いりませんよ?
お分かりいただけたでしょうか?
装着して走り出すといきなりわかる、衝撃のマイルドさ。いつもは段差などで「ガンガン」と突き上げてくる振動が、「トントン」といった感じに変わり、とてもマイルドな乗り心地になるのです。
ハンドル周りがフワフワしている感じ。最初は違和感ありますが、少し走ればすぐに慣れるものと思います。
もちろん、自転車本体が衝撃を吸収するわではなく、あくまでハンドル周りの衝撃が緩和されているだけなのですが、ハンドル周りが変わるだけでこんなにも乗り心地が変わるものなのかと、驚きました。この感覚は、まさに「角が取れて丸くなるような感じ」。
見た目は少しごついルックスですが、付けてみると意外とロードバイクにもすんなりマッチするから不思議。

重さは一般的なステムのおよそ倍近くある240g。軽量パーツ命!な人にとっては少し厳しく感じるかもしれませんが、いざ自転車に取り付けてみるとそこまで重さを感じません。ロードバイク自体が、BBやリアディレーラー、スプロケット等などで少し後ろ気味の重心になるので、前方に重さをつけると逆にバランスが良いかも?
ポイントだけ抑えておけば、取り付けも簡単です。
慣れている方はもちろん、初めての方も安心してください。取り付け方に大きな違いはなく、通常のステムと同じ要領。ただ、衝撃吸収の役割を果たしてくれる「エラストマー樹脂」の取り付けや交換方法に注意があります。

※これが「エラストマー樹脂」です。
その注意点が、
「かならずフォークにステムを取り付けた状態で行なう」ということ。この理由は、取り付け工程の途中にてご説明させてもらいますね。
まず、ステムのフェイスプレートを外します。そして、ステムの中に見えるクサビとボルト(これをプリロードボルトと言います)を3mmの六角レンチを使って外します。

そうすると、現在挿入されている樹脂が取り外せるようになりますので、ご自身の体重に合わせたエラストマーを選択し、交換してください。このとき、エラストマーの突起が外側にくるように挿入してください。

こちらは説明書の一部なのですが、これだと意味がわかりやすいかな?

ん?ここでまた疑問点が発生。体重に合わせたエラストマーを選択?なにそれ?となります。
最初にお話ししたように、「車種」や「体重」に応じて細かく調整を行えるのが特徴の"Shockstop"。
先ほどの、計5色のカラフルでバッグのような形をしたエラストマーが付属で入っているのですが、この組み合わせを選ぶことで、車種や体格の違いで衝撃吸収の度合いに違いがでないように調節ができるというものなんです。

例えばドロップバーをお使いで、体重が68kgの方の場合。中にセッティングするエラストマーのカラーはブルーとオレンジを選ぶというわけですね。※取り付ける際、左右の位置はどちらでも構いません。
エラストマーを挿入したら、プリロードボルトとクサビを元に戻します。

このとき、フォークに取り付けたまま行うことの意味がでてきます。ボルトを締める際、樹脂がクサビに干渉して途中から締め付けが硬くなり始めます。その時に、ステムを上から押さえつけるようにしてボルトを締めないと、斜めにボルトが入りネジヤマをなめてしまう可能性があるからです。


ボルトが斜めに入らずに真っ直ぐ入っていることを確認しながら締め付けていき、ボルトを1.5~2N-mのトルクで絞めれば完了です。

文字にすると長ったらしくなって面倒に感じてしまうかもしれませんが、実際に取り付けるのは簡単。
取り付けさえすれば、今までのノーマルロードバイクでは味わえないような感覚にを体感し、自転車に乗るのがさらに楽しみになると思います。
ロングライドやグラベルを走るときには疲労軽減に繋がる"Shockstop"。新しい自転車カスタマイズの提案です。
▼Redshiftの衝撃吸収ステム"Shockstop"はこちら
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text by sasaki <STAFF PROFILE> |
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