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UPDATE:2016.11.11

FEEL LOOK Wheels styling Vol.23

「7mesh、いいって聞くけどどれを選べばいいのかわからない」そんな疑問にお答えします。

7mesh(セブンメッシュ)がずっと気になってはいるけど、似たようなデザインが多くて何が違うのか、どのアイテムが自分に合っているのかがわからない。世界的に評価されているブランドなのに、写真では違いがわかりにくい7meshのアイテムたち。これを読めば、最適な一枚を見つけることができるかもしれません。


7mesh(セブンメッシュ)といえば、舗装された道を走るロードシーンや、山道をオフロードでガンガン走っていくようなMTBでのシーンを想定した「タイトシルエット」と「ゆったりシルエット」の大きく2つのジャンルに分けることができます。

MTB用といわれるジャンルは、風の抵抗を少しでも無くしたいロードと違って、体の動きを制限することのないゆったりシルエットが好まれます。とはいっても、乗っている自転車によってウェアを分けないといけない!なんてことは全く無く。
今やトレンドなったゆったりシルエットのジャージを好むサイクリストには、ロード用もMTB用でも関係なく選ばれていますし、ラフに着こなせるシルエットは街乗りにはまさにうってつけ。自分の好みに合ったウェアを選ぶことが、自信を持って走ることにつながっているのだと感じます。

ですが、7meshは複雑なパタンニングを活かしたようなシンプルなデザイン、カラー展開も多いとはいえないだけに、写真では見分けが付きにくいのも事実
気にはなっているけど、違いがいまいちわかりにくいという方も多いはず。特に、類似しているけど全く違う!そんなシルエットの違いから機能の違いを徹底解説しちゃいます。


7meshの基礎がわかるのが、"半袖ジャージ"


7meshの夏ジャージを代表するのが、この2モデル
ストレッチが必要とはいえ、汗を多くかく背面には水を含みやすいストレッチ繊維は使いすぎないようにし、メカニカルストレッチという強撚加工を施すことでストレッチ性を確保。動きやすさと汗への処理も見事に解決した夏ジャージです。実はこの2つ、素材は同じながらも、シルエッは全く違う




ロードを意識した"S2S Jersey"は前傾姿勢をしたときにベストになるパタンニングが施されているので、前身ごろが少しつまったような形。全体のシルエットも細身で裾もバタつかないように絞った仕様になっています。走ることのみに集中できる、まさにノンストレスジャージ。

それにくらべて"S2S Shirt"はTeeシャツのようなゆったり感。それでも"S2S Jersey"と同じ機能性を得ることができるので、街乗りでもちょっと頑張って走りたいなって日には理想のジャージなのです。
この2つはとくに違いがわかりやすいのですが、長袖ジャージやアウターでもこういったロード仕様と街乗り仕様にわけて見ると、選びやす自分に合った一枚を見つけやすい。


秋から冬になにかと重宝するのが、"ウィンドブレーカー"


秋口からの冷たい風から身を守るだけじゃなく、完全とはいかずとも雨からも凌げることができる薄手のアウター、「ウィンブレ」。基本的に極寒期は厳しくとも、インナーによっては結構長期間使えたりする、細かい調整ができるのが魅力です。

そのなかでももっとも防風性が高く、ロード向きなのが"Resistance Jacket"。

アウトドア界では注目されている「WINDSTOPPER® Active」のハードシェルを採用。WINDSTOPPERはGORE-TEXと並ぶほど認知が高まっていますが、そんなWINDSTOPPERの中でもさらにアクティブシーンを想定され、高い防風・防水性を持ちながら、ムレをも防ぐ心強い一枚。
伸縮性は低くとも、7meshのお得意のパタンニングで見事カバーした、無駄のないウィンドブレーカー。ヒルクライムでの下りや、急な雨での雨具代わりとしても持ち歩くと便利な一枚です。


その点、あまり温度差のなくストイックに考えなくてもいい街乗り派ウィンブレは、WINDSTOPPER® Stretch Softshellの"Recon Jacket"がぴったり。


さきほどの"Resistance Jacket"よりも防風性は劣りながらも撥水性も持ち、ソフトシェルならではの柔らかい生地感や伸縮性の高さも気軽に羽織りたくなる一枚。インナーを重ねてもピッタリシルエットにならず、バタつきを抑えた裾のリブがないのがポイント。ここが絞られていないだけで、カジュアルな印象を与えてくれるのです。


雨風雪から身を守る、"ウィンタージャケット"


風を遮るだけのウィンブレは遅くとも12月まで。年末にもなれば、より防風性の高いアウターが必要となります。
また、極寒期のアウターとなると中にウェアを重ねる分、サイクルジャージほどのタイトシルエットは少なく、あえてウェア内に隙間を作ることで暖かい空気を貯めるという意味もあります。

しかし、先ほどのウィンブレでもお伝えしたように、ちょっとした仕様の違いや、よりストイックに考えれられたパタンニングや形で、印象をガラっと変えるのが羽織でもあるのです。
その中でも、運動量の多いロードシーンを想定したのが"Re:Gen Jacket"。


自転車ウェアでは意外と少ないGORE-TEXを使用し、その中でももっとも高い透湿性を持ったGORE-TEX® Activeを採用したジャケット。
GORE-TEXをあまり使わない理由として1つ大きくあるのが、伸縮性の無さ。高い防水・防風性を持っているだけに伸縮性がなく、動きにくいのではないかと思われるところも、7meshのオリジナルパターンが解決。

一番初めの半袖ジャージにて違いをお話ししたことと同様に、前傾姿勢での状態を一番に考え、直立をした際に前身ごろがつっぱるようなシルエットになっているのです。
そして、バタ付きを抑えた裾のリブに、風を入れないように細めに作られた袖口。サイクルジャージと合わせてもなんら違和感のないジャケットに仕上がっています。


GORE-TEXを使ったウィンタージャケットはもう一つ、"Revelation Jacket"。

こちらは街乗りのみに限らず、ファッション誌にも度々取り上げられるほどの出来。通常アウトドアシーンでのGORE-TEXジャケットは、伸縮性の低さからゆとりを持って作られていることが多く、また海外ブランドなるとさらに大きい。
ですが、"Revelation Jacket"はゆるすぎずタイトすぎずの自転車だからこそのシルエットがいいと人気を集めたのです。自転車に乗らない日にも気兼ねなく羽織りたくなる一枚です。


重ね着する?一枚で済ませる?"ロングスリーブジャージ"


最後となりましたが、今の時期一番気になるのがやはりロングスリーブジャージですよね。
実は、7meshのウェアの中でもロングスリーブが出来たのは、順番的に最後の方。そしてそのほとんどがロード用として考えれたタイトシルエットばかりなのです。

その中でも唯一「街乗り」を意識して作られたのがこの"Callaghan Jersey"。


ストイックに走りこまないだけに、7meshの中でももっとも保温性に優れたサイクルジャージになります。とはいえ暖かいだけでなく、メリノウールという汗の処理能力が高く自転車ウェアに欠かせないのは、こちらでも何度もお話ししましたよね。シルエットもタイトすぎず、ウールの素材感がカジュアルなパンツとの相性もいい。寒がりなサイクリストにもおすすめです。


残りの3つのジャージは全てタイトシルエットといっても、使い方は全く違います。まずは10月~11月ころの秋ジャージといわれるのが、この"Synergy Jersey"。

秋は「インナー+Synergy Jersey」で過ごして、12月になると「+ウィンブレ」。そして極寒期には「+ウィンタージャケット」といった感じ。細かいレイヤリングができるので、日によって組み合わせを変えたい!という方におすすめです。


そして、今シーズンもっとも注目度の高いアイテムがこの"Corsa Softshell Jersey"。
ジャージでありながらもWINDSTOPPER®を使っていることで、ジャージ+アウターとしての機能も持った一枚。追い込んで走りこむような方には極寒期でもインナー+Corsa Softshell Jerseyでも問題なし。それでも、防寒性が必要な場合は"Resistance Jacket"や"Resistance Vest"を羽織るって調節するのがおすすめです。

後ろをしっかりと長めに作ることで雨の日の跳ね上がりや、背中が見えないのもポイント。あえてカジュアルなパンツと合わせることができちゃうのも7meshだからこそのスタイリングです。





また、先ほどのウィンドジャケット"Recon Jacket"に似ていながらも、こちらはジャージという立ち位置の"Strategy Jacket"。こちらはシルエットもゆったりめです!


ですが、驚くことにRecon Jacketよりも少し厚めに作られたジャージ。
もっとも風の当たる場所にの裏地には起毛、汗を多くかく部分には透湿性に優れた素材にすることで、Corsa Softshell Jersey同様にジャージ+アウターという使い方ができ、より保温性も高いジャージです。完全防水までにはいきませんが、縫い目にはシームテープにて処理。
何枚も着込みたくない、寒がりさん、動きやすさも重視しているという方におすすめですよ!

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text by sasaki <STAFF PROFILE



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