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UPDATE:2016.10.29

GIRO(ジロ)のサイクルヘルメット"CINDER MIPS"

サイクルヘルメットも次の世代に。人の頭の構造からヒントを得た「保護」ヘルメット。

デザイン性を高めたサイクルヘルメットが、さらなる高みを目指す時。「視認性」という点から、さらなる「保護性」の向上に大きな注目を高めています。今やサイクルヘルメットは次の段階へ。お持ちのヘルメットも見直しが必要かもしれません。


ヘルメットにはデザインかぶり心地などいろいろこだわりがあるかと思いますが、みなさん共通でへルメットに求めることは「自分の身を守る」ということ。そのために派手なデザインで視認性を高めるいうこともとても大事になってきます。

今、自転車業界のトレンドになっているのが、そんな視認性の向上
身近なところでは、Knog(ノグ)やLEZYNE(レザイン)などもこぞって行っている「デイライト運動」の呼び掛け。日中でもライトを点けて、視認性を高めましょうという啓蒙活動です。

そんな「デイライト運動」をいち早く取り入れたのが、ASSOS(アソス)ファミリーであるカンチェラーラ率いるTREK(トレック)のメンバー。
先週末に宇都宮で行われたジャパンカップでも、メンバー全員が視認性の高いイエローのジャージにイエローのヘルメット、イエローのバイクで何よりも目立っていたのは記憶に新しいところ。むしろそっちに目が行き過ぎて逆に危険?笑

そんなイエローなTREKチームも、レース中にリアライトを点灯することで安全性のアピール活動をしていました。
このように海外、特に欧州では【Hi-Vis】(high-visibility)が今大注目されています。その流れを受けてか、ASSOSでもイエローカラーのウィンドジャケットジレなどをリリースするなど、そのトレンドは確実なものに。


しかし、そんな流れが日本に入ってきたと同時に、海外は既に次の段階、「保護」という点に着目していました。さまざまな海外ブランドが「MIPS」(多方向衝撃保護システム)システムと呼ばれるヘルメットを投入しはじめたのです。
そんなMIPSへルメットの中でも、今一番熱いのがGIRO(ジロ)"CINDER MIPS"というヘルメット。※計4色展開





「MIPS」とは一体なにもの?


MIPSとは、簡単にいうとヘルメットの安全性をさらに向上させるための構造のこと。

最終的にヘルメットは人間の「脳」を守るもの。もともと人間は頭蓋骨と脳の間に、脳脊髄液というクッションの役わりをする液体があり、衝撃があった際に脳を守っています。

MIPSは、脳を守る頭蓋骨が2重になったようなイメージ。
外側のシェルと、内側の頭部と接する部分が別々に動くことで、頭部への衝撃を和らげるというもの。この二つのパーツを小さなラバーバンドのようなものでつなぐことで、衝撃があった際にたった数ミリですが外と内側が別々の動きをするのです。このたった数ミリが、実際の事故や落車の時には怪我の大きな差となるのです。

このMIPSシステムが真っ直ぐの動きにぶつかった直線的な衝撃や、頭が斜めの角度で衝突した場合によるねじれ衝撃の際にも、脳に伝わるエネルギーを減らすことを可能にしたのです。と、言葉だけで伝えるのはなかなか難しいもの。わかりやすい動画がこちらにあるので、詳しく知りたい方はこちらを是非。




GIROの技術を終結させた、いいとこどりのヘルメット。


"CINDER MIPS"は、GIROのロード系ヘルメットの中でも上位モデルで、プロ選手着用率も高い"SYNTHE"の流線型フォルムを受け継ぎ、最軽量モデル"AEON"にある24個をも超える、26個のベンチレーションでその快適性はトップクラス。重さもMサイズで約270グラムと、"SYNTHE"との差はたった20gという驚きの軽さ。

また、"SYNTHE"や"AEON"同様のRoc Loc AIRシステムにより、フィットの強弱と縦方向の位置の調節が後頭部のアジャスターにて片手で簡単に可能。

"SYNTHE"にMIPS機能を落とし込んだ"SYHTHE MIPS"というヘルメットがあるのですが、この"CINDER MIPS"はMIPSを搭載することを第一に開発されたすべてが新らしいNEWモデル。ルックスや性能ともに最上位クラスと引けを取らないにも関わらず、価格が中級クラスという手に取りやすさが注目を集めたのです。


ギラつきのないマットなカラーリングはビギナーさんにも手に取りやすく、スタイルのなじみ易さはGIROだからこそ。つい先日、TOKYO Wheelsスタッフが自転車カルチャーの発信地サンフランシスコに遊びにいった際、現地を自転車で走っている人のおよそ9割がヘルメットを着用しており、なんとそのほとんどがGIROだったそう。
MIPSを搭載した、街乗り用ヘルメットとして人気の"SUTTON"も登場していたりと、Hi-Visに続いてこれからはMIPS搭載ヘルメットがトレンドとして確実に来るでしょう。



同じ事故でも、ヘルメットによって怪我の違いがでるなら、より軽いほうがいい。トレンドといいながらも、最後は自分の身体を守る為。安全性の高いヘルメットを被りましょう。

GIROのサイクルヘルメット"CINDER MIPS"はこちら

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text by sasaki <STAFF PROFILE



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