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UPDATE:2016.10.08

elka(エルカ)のコート

コートこそ「異素材」に注目!憂鬱な気分も一気に吹き飛ばしてくれる、着まわし上手なレインウェア。

今日は「雨」。いつも以上に気分が下がってしまうそんな日は、コートから気分を変えるのはいかがでしょうか?じわじわと人気を高めている、北欧デンマークのレインコートブランド"elka(エルカ)"。快晴の日にも手に取ってしまう、似たものファッションに飽き飽きした人にこそ響くレインコートです。


夏の雨よりも厄介な「冬の雨」。
夏は濡れてしまっても薄着なのですぐに乾いてくれますが、アウターが濡れてしまうと乾きは遅いし、年に1~2回しかクリーニングに出すことがないだけに汚れも気になります。

最近ではデザイン性の高い防水シューズやバッグも多く展開していますが、防水ジャケットとなるとやはりゴアテックスなどのアウトドア色の強いものがほとんど。近年はmackintosh(マッキントッシュ)のようなハイブランドでもゴム引きコートや、ゴアテックスを使ったデザイン性の高い防水コートを展開していますが、正直いって気軽には手の出せない価格。もっと気軽に羽織ることができるものはないかと探していたところ、見つけたのがelka(エルカ)のレインコートだったのです。
一度見ると忘れられないような鮮やかなカラーリングに、レインコートとは思えないシルエットの綺麗さは必見ですよ。




元々は漁師さんのレインウェアでした。


デンマークにて1958年に設立されたelka(エルカ)。冬に雨の多いデンマークならではの防水性の高い素材への技術が高く、漁業関係者用のレインウェアを作り出したのが今のelkaを作り上げたきっかけでした。
その後さらなる技術の向上に向け、岩だらけの海岸線沿いを拠点としている深海フィッシング団体によってテストを繰り返し行ったことで、防水性が高いだけでなく、人体にも自然にも無害で低アレルギーという、環境にも人間にも優しいより精度の高いレインコートが完成されたのです。

それから時代は流れ、このノウハウを日常にも活かせないかとファッションラインが立ち上がりました。
フィッシャーマンコートにインスピレーションを受け、ジャケットやテーラーリング要素を入れることで見事モダンに変換。晴れた日にも自然と街に馴染む一枚に。それはアパレル界にも評価され、Comme des Garçons(コム・デ・ギャルソン)の川久保玲氏とのコレクションや、Norse Projects(ノースプロジェクト)とのコラボなどで世界にも注目される存在へと変わりました。


そんなelkaを知るには、まずこのモデル!というほどのベストセラーであり、ブランド定番モデルがこのフーデッド・レインコート"Blavand"。

フーデッド・レインコート"Sonderby"に比べると丈感も短いので、ライドでも干渉しないのがいい。カラー展開も豊富で、なんといってもその色味が綺麗なんですよね。

レインウェアとなるとナイロン素材なども多いですが、elkaが長い歴史をかけて手掛けてきたのがPVC(塩化ビニル樹脂)素材。高い防水性が半永久的に続くだけでなく、ナイロン素材では出せないこの鮮やかな色味を出せるのはPVCだからこそ。

アウターって毎年黒かネイビーが定番で、最近だとトレンドのカーキーか、トレンチのベージュくらい。みんな似たようなものばかりでつまらない街中にて、気分を上げてくれるelkaのレインコートでライドするのもいいですよね。北欧ならではのポップな色使いは冬の重たいスタイルを明るくする、主役級アウターとなるでしょう。



自転車大国だからこそのギミック。


ただのレインウェアとの大きな違いは、デンマークで作られたというところ。
首都コペンハーゲンでは、市民の約40%が自転車で通勤通学をしているほどで、日常ウェアだって自転車仕様を当たり前のように入れているのです。

フロントにはファスナーだけでなくスナップボタンも付いているので、ファスナーを開けてスナップボタンだけ止めればバタつかずに風だけを通してくれる。


袖は長めに作られ、袖口には風や雨が入ってこないようにこちらにもスナップボタン付き。


雨の日は特にムレやすいだけに、背中や脇にはにはベンチレーションをつけることで風通しを良くしています。
もちろんこれで全くムレないとはいえませんが、あるとないでは大きく違う。雨の日でも快適に過ごす為の工夫が隠されているのです。


なによりもelkaを選ぶ理由は「シルエット」と言われるほどの高評価。レインコートというよりもデイリーユースを意識したコートとしてのシルエットが、身体のラインを綺麗に見せてくれます。そのため、意外にもスーツの上から羽織ってもすっきりきまるんです。

ジャケットがしっかり隠れる長さは、見事コートとしてのバランスも良し。通常スーツの上はステンカラーなどが多い中、elkaのレインコートを通勤に羽織っていると、一気に垢抜けて洒落感のある雰囲気になりますよ。




鮮やかなカラーはもちろんカジュアル合わせがお得意。アススリージャー感のあるリブパン合わせでスポーティさを出したり、


ニットスタイルの外しとして羽織るのもあり。この異素材感がわかってますよね。ニットや中綿系の保温性の高いミッドレイヤーを入れれば、極寒期でも大丈夫ですよ。


もちろんライドスタイルだってこのとおり。narifuri(ナリフリ)のリブパンツパーカーで冬でもしっかり走りたい人にも。どんなコーディネートにも羽織りやすいので、長く愛用できること間違いないでしょう。


また、この"Blavand"ベースに作られた、前身頃と背面にに大きくリフレクターがプリントされた"REFLEX WHITE"も展開していたりと、ちょっと攻めたデザインも多いのがelkaのレインコート。気になった方は、是非他のモデルもチェックしてくださいね!


elka(エルカ)のレインコートはこちら

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text by sasaki <STAFF PROFILE



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