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UPDATE:2016.09.21

EUROBIKE(ユーロバイク)に行って来ました!

サイクル界の最先端にて感じた、今から知っておくべき"ニューウェーブ系"とは?

フレーム、部品、ホイール、ウェア、カルチャーetc...バイシクル界の最先端が一つの場所に集まった、世界でもっとも盛大なバイクショー「EUROBIKE(ユーロバイク)」。そんな「今」と「これから」が見れるイベントにて、TOKYO Wheelsが感じたサイクルウェアの"ニューウェーブ"とは。


今年も、8月31日~9月4日にて開催された、世界最大のバイクショー「EUROBIKE(ユーロバイク)」。
TOKYO Wheelsからは、愛車のMOOTSで会社に出勤する代表の森と、大学院では修士論文や卒業制作にて自転車を作ったという職人肌?なバイヤー吉崎の2人が行って来ました。

会場はドイツ南部にあるFRIEDRICHSHAFEN(フリードリヒスハーフェン)にて行われたのですが、毎度のことながら広い会場にたくさんの人!人!!人!!!仕事で来ている人もいれば、ロード好きやピスト好き、小さいお子さんを連れてきたりと、あたり一面お祭りムード。
広い会場なためにおおまかなエリアで区切られているのですが、一つのエリアでも約東京ドームの球場1個分。それが13個もあるのだから、その広さは想像以上ですよね。





バイクパッキングの流行も続いていますが、今回のユーロバイクにて感じたことは「MTB」と「イーバイク」の勢いがとてもすごかったということ。






MTB型のものからスポーティなものまでイーバイクとは全く思えないほどのデザインも多く、モーターやバッテリーの小型化の技術も高まり、今まで以上に盛り上げっていました。

中国などのアジア勢は、次なるジャイアントを!と盛り上がりながらも、世界を見渡すと日本の展示会では見ることができない風景が広がっているなと感じる一面でもありました。我々もますます頑張らないと。


それもそのはずで、日本だと車が多く走る車道にて自転車の肩身はまだまだ狭いですが、ドイツをはじめとする自転車大国ヨーロッパは、自転車道のインフラ整備がしっかりされており、自転車に乗っている人も「私たちが優先されるのが当たり前でしょ?何か?」といった感じ。※勝手な想像です。

そして、自転車を積んで走っている車が日本に比べて圧倒的に多かったんですよね。しかも積んでいる自転車の数が多い!休日は自転車を積んで、山に行く。そんなことが当たり前とされているのです。そりゃPOC(ポック)や7mesh(セブンメッシュ)などのブランドが生まれ、支持されているのも納得。(もちろんそれだけの理由ではありませんが。)

スポーツとして「ロードバイク」
アドベンチャーとして「MTB」
ユーティリティとして「街乗り用」
として、一人何台もの自転車を持つことが珍しいことでない。環境に恵まれているということもありますが、自転車をさまざまな方面から楽しんでいるのがとても伝わりますよね。






サイクルアパレルも「ニューウェーブ系」へと進化のとき。


さらに今回感じた新たな波。それが、私たちTOKYO Wheelsが得意とするサイクルジャージやシューズなども含めてたアパレルライン。
"GIRO(ジロ)"、"7mesh(セブンメッシュ)"、"POC(ポック)"など、サイクルウェア界に新たな大きな波をつくる「New wave系」がEUROBIKEにて盛り上がりをみせていました。

POC(ポック)に関しては、特にブースの世界観がしっかり作りこまれており、会場にいる人のほとんどを魅了。改めてかっこよさに気付かされた感じ。








この3ブランドはユーザーはもちろん、ブランドからの支持も厚い。各ブランドイメージ写真などをみても、今までならシューズにしてもfi'zi:k(フィジーク)などを使われることが多かったのにくらべ、GIROのシューズを使っているブランドが増えたのです。

いわゆる、今までのスポーティなデザインよりもシューレースを使ったクラシカルなものであったり、スニーカーを彷彿させるようなカジュアルさであったり。もう少しカジュアルに落とすとSPDシューズのREPUBLICであったり、メルメットのASPECTですよね。
機能もカジュアルであればそれまでですが、GIROは高い性能を持ちつつファッショナブル。それを証明するのが、「EUROBIKE AWARD(ユーロバイクアワード)」なんです。

優れたアイテムや企業にEUROBIKE AWARDという賞が贈られるのですが、GIROは機能性やその技術力の高さに選出されることも多いブランド。2年前には"EMPIRE SLX"、今年は"FACTOR TECHLACE"がアパレル部門の「GOLD WINNER 2016」を受賞しました。
ちなみにGIROはヘルメット作って60周年。そんな長い歴史を持っているだけにヘルメットの一人勝ちかと思いきや、歴史の浅いシューズにて賞を取っているのはすごいですよね。








GIROシューズはまだまだこれだけじゃない。


"EMPIRE SLX"のモデルとなっている、"EMPIRE ACC"。
シューレースというレトロなデザインながらも、プロ選手がレースで使うほどの高ハイスペックシューズ。そのレースを見た人たちが「あの選手が使ってるシューズはなんだ!?」と話題になったほどその衝撃は大きいものでした。

EUROBIKEでの写真。上の段に飾られているのがEMPIRE ACCです。

色は基本2色、デザインはロゴだけの潔さに、洒落感のあるマットな質感。そのスタイリッシュなルックスに、「いつかビンディングシューズを履くなら絶対これにする!」と決めている方もいるはず。実際にお店に来られた方でも何名かいたほど。

シューレースって面倒なんじゃ?と思うかもしれませんが、そんな脱ぎ穿きするものでもないし、部分的にも調節がしやすくフィット感が高い。SLシューズって興味あるけどデザインがいまいちだから履きたくないって人にも、満足させる一足です。


待ってました!こちらは新色の登場です。


シューズばかりを推しているようですが、勢いがあるだけでヘルメットだって衰えていません。
GIROの中でも断トツ人気、サイクルジャージからカジュアルスタイルまでもこなすヘルメット、"ASPECT(アスペクト)"に一年ぶりくらいの新色が登場しました!今回かなり熱い。

登場したのは「パールホワイト」「マットチタニウム」の2色。今までのASPECTにないような味のあるカラーリングになっています。

●パールホワイトカラー


カラーリングというよりもコーティングされたような感じ。この発想、ASPECTだからこそできるデザインですよね。ライドスタイルの時にはカジュアルに落としてくれて、街乗りではこの洒落感がライドスタイルを格上げしてくれる。



●マットチタニウムカラー



グレーシルバーのような、シャイニー感がありながらもマットな質感。通常ヘルメットは光沢があるものが多いですが、その光沢が存在感を強めスポーティな印象に感じやすい。ですが、マットチタニウムカラーはこの質感が街乗りでも馴染みが良く、使い易い落ち着いた配色もいい。初めてなのに、ASPECTらしいと感じる新色です。



このガチすぎないデザインに惹かれるようですが、決定打は着用時の見た目と高いフィット感にあり。


正面から見てもキノコにならない日本人向けなヘルメット。どれだけかっこいい人も、かっこいいヘルメットもキノコだったら、かぶりたくないですよね。
また、後頭部のアジャスターはカチカチっとまわすだけで細かい調整が可能。かぶった瞬間に頭のサイドが変に詰まることなく、アジャスター部分が見事に頭を包み込んでくれる感じ。かっこよくてこのフィット感はなかなかないです、本当。



カルチャー系サイクリストが、スポンサー名がなく色の数も抑えたシンプルなサイクルウェアで走るというスタイルブームが訪れ、今はまさにその次の段階にきているのだと感じました。
それを背負うブランドとしてますます目が離せないGIRO。いや、目を離してはいけないのかも。

GIRO(ジロ)のアイテムはこちら

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text by sasaki <STAFF PROFILE



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