間違いなく、街乗りウェアの最上位。ここまで手の込んだ作りは見たことありません。

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間違いなく、街乗りウェアの最上位。ここまで手の込んだ作りは見たことありません。

UPDATE:2016.08.02

ASSOS WORK SHOP ONLINE Vo.4

ASSOS（アソス）がロードシーンで培ってきた高度な技術を、街乗りウェアに見事落とした「GTA」シリーズ。少しでも快適にしたい、夏のライドのお助けアイテムとなるでしょう。

前回、「街乗りスタイルで猛暑をラクにのりきるためには、ASSOSの小物使いが効くんです。」という、ASSOS（アソス）のハイパフォーマンスアイテムを上手く小物で取り入れることで、夏のライドが快適になるというお話しをしましたが、今回はその続きにもなるウェア編。

『街乗りスタイルで猛暑をラクにのりきるためには、ASSOSの小物使いが効くんです。』
あ、ちなみに前回と今回で使っているTOP画像は、ASSOSのスイス本社の写真。三宿店のASSOS PRO SHOP TOKYO WESTもかっこいいですが、本社となるとやはり迫力がありますね。

話は戻って。今回は猛暑を快適に過ごす為のASSOS街乗りウェア編。サイクルジャージではもちろんありません。
昨年末に登場した、ASSOSの新しいカジュアルウェアライン「GTA（Gran Touring Assos）」。より身近にASSOSを感じることができる、街乗りを意識したラインナップ。サイクルジャージの最高峰とも呼ばれるASSOSの技術が惜しみなく詰め込まれているだけに、街乗りウェアにしておくのはもったいないほど。

実は過去にカジュアルウェアシリーズ「DB（Dopo Bici）」というアフターライドウェアを展開していたのですが、「GTA」は生地から新たなものとなり、街でのライドシーンから日常シーンを想定して作られています。

ビビットなカラーを使うサイクルジャージと違って、GTAはブラックやホワイトを基調としたシンプルなもの。この"SS.TRIKOTJERSEY"も、ホワイトベースにした品を感じる大人なポロジャージ。本当にあのASSOSなの？と思わせるようなカジュアルなルックス。これなら電車に乗っても違和感はありません。

手にとって最初に思ったことが、とても軽いってこと。生地をできるだけ薄く作り、白い生地には通気性・速乾性の高い素材にすることで夏の不快感を少しでも排除。なんせ白をベースに作られているので、熱を貯めにくいってところも夏には大事なポイント。
また、黒い生地には耐久性があり、しなやかな伸縮性を持たせることで、ライドポジションを意識した少し変わったパターンが活きてくるのです。そして肌に触れる部分にはより優しい素材を使うことで、夏の敏感な肌にも嬉しいカジュアルジャージに。シンプルに見えますが、ASSOSのウェアを彷彿させるつくり。

そして、首元をよーくみるとV字に作られているんですよね。ファスナーを上まで閉めても首がつまった感覚がなく、ファスナーを開けたときにも襟元の形が綺麗。細めなシルエットにこの高めの襟元が上品な印象に仕上げ、機能面だけでなく日常で見せることを意識した一枚です。

街乗りショーツとは思えない機能には脱帽です。

全体的にストレッチがしっかり効いている、軽くて薄手の素材が夏にも快適に穿けるショーツ"H.GIGOLOSHORTS"。肌に優しく汗をかいてもべたつきにくいので、猛暑でもノンストレスで走りたい街乗り派や、オーバーショーツとしても自信を持っておすすめする一本。いやーこれはASSOSじゃなきゃ作れないでしょう。

▼使用アイテムの詳細は画像をClick

まず気になったのがシルエット。お尻周りにゆとりを持せるために少し丸みを帯びているのですが、このパターンがとても珍しい。

後ろ側を見てほしいのですが、山の形にパターンニングされているんです。そして裾を少し絞った形にすることで、可動域がほしいお尻周りの部分にゆとりを持たせたシルエットを可能としているのです。腰の部分には生地を切り替えることで、より伸縮性を高めて前傾姿勢を取りやすいように考えられています。

そしてこの生地をフロント面のウエストにも広範囲に持ってくることで、前傾姿勢になったときのお腹の食い込みを防止。圧迫感を抑えながらもフィット感を高めた仕様なので、メタボ体型って人も安心。ちなみに背面はゴム仕様になっています。
視認性を高める為に所々に散りばめられたリフレクターに、ポケットはライドに支障のない少し下の位置に、ファスナー付きで備える徹底っぷり。

街乗りだけでは絶対もったいないでしょ！と言いたくなるほどの街乗りからロングライドまでこなす"H.GIGOLOSHORTS"。裾を少し細くしたシルエットがサイクルジャージとも相性よし。今からライドショーツを探すという人は見逃してはいけない一本でしょう。

ASSOSといえば、やっぱりパッドでしょ。

街乗りといっても、数十キロも走ればお尻が痛くなってくる。でも下にビブショーツを穿くもの暑いし...って時はやっぱりパッド付アンダーウェア。

▼パッド付きボクサーパンツ【GTAssos BOXER】￥10,368/ASSOS（アソス）

「50km以上走るなら、ASSOSのビブショーツを選べ」といわれ、実際にプロの選手もパッドだけをASSOSのものに付け替えている選手が多くいるほど。
業界最高峰のビブショーツを作るブランドだからこそ、とってつけたようなものは絶対に作りません。ショーツ同様に作りこまれた仕様をみると、ASSOSって本当に隙がないなーと感心させられるほど。

バッド付きインナーなだけに、ボクサーパンツにバッドが付いているようなものなんですが、一見裏表が逆になっているのかと思ってしまうようなデザイン。とにかく肌に触れる面を快適にするために、バッドを外に付けているんですよね。内側はできるだけ縫い目が当たらないように考えられ、スレが多かったりデリケートな部分の内側の生地は、肌触りの優しいふわっとした起毛素材を使っていたりと、穿き心地という点をとても重要視しています。

ASSOS特有の独特なパターンはもちろん、そのパターンによって生地を変えることで、速乾性と高めたいところ、肌触りのいいところ、と優先すべき役割をしっかり分けています。
アンダーウェアというだけに、自転車に乗っていない時間も穿いていることも想定し、パッドは少し薄め。この"BOXER"のために作られたパッドなんです。薄めといっても数十キロのライドは全然いけそうなしっかり感。安心して走りにいけそうです。

また先ほどのショーツ同様の考えにより、ウエストのフロント面にはゴムを付けない仕様。背面にはシリコンの滑り止めをつけることで、ズレてしまうのを防止。裾の内側、特にズレやすい内側にもシリコングリッパーが施されています。これだけ手が込まれてるなんて、もうビブショーツやん。といいたくなるほど。

実はTOKYO Wheelsでもインナーパンツを作っているだけに、こんなもの作るのは勘弁してよと言いたいですが、これだけのものを作られると、尊敬の意味も込めて紹介したくなるもので。
これなら、さきほどの"H.GIGOLOSHORTS"のような薄手のショーツを上から穿けば、ごわつくことは一切なく涼しく長距離ライドも楽しめそう。もう目前となった連休ライドの準備、まずはASSOSからチェックすると、間違いなさそうです。

▼ASSOSのGTAシリーズはこちら

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