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UPDATE:2016.07.30

GIRO(ジロ)のビンディングシューズ"EMPIRE 85"

まるでヴィンテージバイク?穿くほどの味が増す、エイジングを楽しむビンディングシューズ。

イタリア発祥の「Eroica(エロイカ)」は、ただのヴィンテージ好きの集まりではなく、自転車の楽しみを再確認させてくれるイベント。そんなエロイカの世界観を詰めた一足が、GIRO(ジロ)のEMPIREから登場しました!


ヴィンテージバイクと自然をこよなく愛する、サイクルイベント「Eroica(エロイカ)」。
1997年に第一回目がイタリアにて開催され、今や日本、イギリス、アメリカ、スペインなどでも開催されている世界的なイベントで、名前くらいは聞いたことのあるって人もたくさんいるはず。

イベントに参加をするには、今では当たり前となったアルミ製のバイクやシフトレバーが広まる以前、1987年以前に生産された自転車に乗り、ウェアもウールのジャージなど当時のスタイルで走らなくてはいけないというちょっと変わったルール。そのため、会場の雰囲気は今と過去が入り混じった独特な空間に。



といっても、規則に縛られたようなイベントではありません。自然が作り出した風景や文化を楽しみ、その土地での美味しいものにも触れる。自転車の本来の楽しみ方を、改めて教えてくれるような自由なイベントなのです。


実は、スペインにて参戦しちゃいました。


なんと、TOKYO Wheels・JediaのバイヤーでありながらTOKYOlifeの代表でもあるが、ダイアテック株式会社のマツノ氏を含めた計3名で、今年の6月5日に行われたスペインでのエロイカに初参戦

ちなみにマツノ氏がこのライドでのことをたっぷり書いている『Eroica HISPANIA参戦記』という記事もあるので、こちらも是非ごらんくださいね。こちらで載せていた、数多くの綺麗な風景にうっとりさせられちゃいましたよー。後編もあります!
マツノ氏はエロイカ参戦3度目というベテランさん。初参戦の時は、エロイカってただヴィンテージバイク好きが集まったイベントかと少し不安に思っていたそうですが、参加している人同士が気軽に声を掛け合ってい雰囲気の良さに、今やすっかりエロイカの虜。



エロイカは、自然の美しい風景や整備されていない道を保全するためにも行われているだけに、30%以上の道がダート。大きな石がたくさん転がっているような、砂利道のようなとこを走っていくコース。

112kmのミディアムクラスながらも、そんな条件の中ヴィンテージバイクで走るのだから、オンロードを走っているよりも体力の消耗がはるかに違う。自転車通勤やサーフィン、バスケと体力のある森も、「すげーーー辛かった!」というほどでしたが、また行きたいなとイベントが終わってすぐに思ったほど充実感に溢れたそう。



レースではないだけに自分のペースで走ることができるのも魅力。
間のステーションでは果物やパンなどの地元の食べ物が出たり、休憩中には町並みや教会を観光できるほど見ごたえのなる景色たちに、気持ちまでもリフレッシュができるほど。1日でこんなにたくさんの光景をじっくりと味わうことができるのも、自転車だからこそですよね。

前回のスペインでのエロイカに参加していた日本人は森たちだけだったのですが、とても気さくに声をかけたりワインをおごって貰ったりと、国の違いなんて感じさせなかったそう。
日本での自転車って、スポーツとしてのロードバイクか、身近な街乗りような極端な楽しみ方が多いだけに、こうやって単純に自転車を楽しむような原点に帰れるイベントって大切だなと思います。

EROICA HISPANIA 2016 from EROICA HISPANIA on Vimeo.



ヴィンテージバイクのように、エイジングを楽しむシューズ。


前置きが一番長くなってしまいましたが(笑)、そんなエロイカの記念限定モデルが、エロイカのスポンサーでもあるGIRO(ジロ)の"EMPIRE"から登場したのです。これを穿いてエロイカに参戦できたら...そんな妄想が膨らみそうな一足。


一見"EMPIRE ACC"のマットブラックにも似ていますが、"EMPIRE 85"に使われているのは、マイクロファイバー製のアッパー。生地自体が呼吸をする、まさにレザーのような素材に、だんだん自分に足にフィットする感覚が実感するほど馴染みのよさ。
使うほどにレザーのようにエイジングされ奥深い風合いを感じることができる、まさにヴィンテージバイクのようなビンディングシューズ。シューレースというレトロな風貌も、まさにエロイカモデルとしてぴったりです。



そしてソールにはEMPIREシリーズにて初のナイロンソールを採用。カーボンよりしなやかなので、疲れにくいのが特徴。インナーパッドが調節できるSUPERNATURAL FIT SYSTEMも掲載し、初心者の方にも使いやすくなっています。


どっちが主役かわからない付属品。


今回の"EMPIRE 85"は、とにかく豪華!!通常EMPIREに2色付いているシューレースが、エロイカモデルはブラック、レッド、オレンジと3色も付属しています。


さらになんと、初回入荷の限定分のみキャップ、グローブ、ソックスまでも付いてくるんです。こーいうのって取ってつけたような簡素なものだと思ってしまいますが、実際にGIROにて展開している【CLASSIC COTTON CAP】、【SIV GLOVE】、【SEASONAL MERINO WOOL SOCKS】と同じもの。残念ながらグローグやソックスはサイズを選ぶことができませんが、かなり贅沢すぎるセットとなっています。
日本で開催されたエロイカでは、GIROのブランドマネージャーであるエリック氏が"Chrono Sport Jersey"のレッドジャージと合わせたフル装備で着用していたのですが、これまたポップな洒落感がかっこいいんですよね。



エロイカではビンディングの仕様が禁止されています。なので、"EMPIRE 85"にはトュークリップ(フラットペダル)でも使用できるように、ペダルの溝に引っ掛けることが出来る専用のアタッチメントも付属。今はまだトュークリップでも、近い将来ビンディングに変えたいと思っている人にも嬉しいですよね。



エロイカの参加条件である、1987年以前に生産された自転車でした参加できないということに沿って、1985年に創業したGIROの「85」を名前につけた"EMPIRE 85"。穿くだけでちょっと世界感を感じられそうなシューズで、ダートを走っていつもより自然を味わうのも楽しそうですね。

GIROのビンディングシューズ"EMPIRE 85"はこちら

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text by sasaki <STAFF PROFILE



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