UPDATE:2016.06.22
『FEEL LOOK Wheels styling Vol.10』&『ASSOS WORK SHOP ONLINE Vo.2』
あのビブショーツに、隠れたベストセラーがあること知ってました?
自転車の乗り方は十人十色。「とりあえず人気だから」と選ぶよりも、自分のライドスタイルや求めるもので選ぶの一番大事。悩みも不安もなくなるような、相性ぴったりのビブに出会いましょう。

ASSOS(アソス)といえば、ビブショーツ。
前回、ASSOSの2大人気ビブショーツ「T.NEOPRO_S7(ネオプロ)」と「T.EQUIPE_S7(エキップ)」をご紹介しましたが、まだまだ語り足りたいことがたくさんあるので、今回もビブショーツについてお話しさせてもらいたいと思います。
そう、しつこく語りたいくらいにビブショーツはライドの要。
初心者だからといって、一番手に取りやすいものが合っているという考え方は違います。その人のライドスタイルや、特徴、どんな悩みを抱えているかによって選ぶものが変わってくるのです。
そこで今回は、そんな特性がハッキリしている「T.CENTO_S7(チェント)」と「H.MILLESHORTS_S7(ミレショーツ)」をご紹介。実はこの2つ、ASSOSの隠れベストセラーでもあるんです。
まったりロングライダーはこれを選べ!
レースには出ないが、ロングライドはします。こういった楽しみ方をするのが、TOKYO Wheelsユーザーの中で最も多いのですが、そんなサイクリストに一番おすすめなのがこの「T.CENTO_S7」なんです。
しかし、「T.EQUIPE_S7」に比べると価格に差があるだけに、上級者用のモデルだと思っていませんか?
パッドの前方が細くなっている「T.EQUIPE_S7」はタイムを気にするようなレースを意識したつくりになっています。もちろんロングライドで使用しても問題はありませんが、こちらはとことんロングライドを意識したもの。
パフォーマンス用というわけではない、ここが大きなポイント。パッドのつくり込みや、盛り込まれた技術という点も「T.EQUIPE_S7」と大きな差が出ているのです。まずはそこを理解することから始まります。
パッドが全然違います。
ASSOSのロングライドというのは、=200kmとかなりの距離になります。
それは、"ブルベ"という競技に参加する人たちを意識したもの。ブルベとは規定の距離を制限時間内に完走する長距離自転車イベント。その距離は最低でも200kmという超ロングライドのため、多くの人がおしりの問題を抱えていることが多いのです。そのため、パッドの厚さが「T.EQUIPE_S7」が8mmに比べて、10mmとちょっと厚め。
いやいや~!200kmも走らないからそこまでのハイスペックはいらないでしょ。と思われるかもしれませんが、200kmに対応しているパッドが100kmで快適でないわけがありませんよね。200kmも走らなくともおしりの痛みで悩んでいる人は多い。今まで履いていたビブとの違いに驚くことでしょう。
その悩み、まとめて解決します。
簡単にいうと「T.EQUIPE_S7」は「T.CENTO_S7」を簡素化したもの。だからこそ、価格に差が出ているのだということ。
ライドでの不快感や問題の多い初心者には、この差が悩みに直結しているんですよね。まずはVゾーンに注目。

この画像はパッドを裏返した前面部分なのですが、黒くメッシュ素材に切り替わっています。これが「Kukupentohouse」という仕様なのですが、局部にあたる部分をとても柔らかい素材に変えることで、長時間のライドでも擦れや痛みがかなり軽減されるというもの。圧迫感がなく、速乾性が高い素材なだけに、汗をかいてもすぐに乾いてくれる画期的な構造なのです。
そして、お尻の上の腰あたりにも同様に柔らかい素材を採用。背中から流れ落ちた汗を貯めやすい部分なだけに、より通気性を高めたつくりになっています。
また、ロングライドでの負担を軽減する為、レース思考のビブよりもややゆったりしたコンフォートフィット。ダイエットのために自転車を始めたいという人にも、ウエスト周りに優しいフィット感なのです。
これは全て、エキップにはない構造。
・局部のスレやムレに問題を抱えてきた人
・長距離ライドでお尻の痛みを感じる人
・太っているためサイズがなかなか合わなかった人
・少しでも涼しくビブショーツを穿きたいと思っていた人
初心者でこれだけのスペックは贅沢かと思うかもしれませんが、初心者だからこそ問題が多い。1つもで多くビブショーツが解決してくれなら、ライドにも集中できて不安も解消。こんな嬉しいことはないですよね。
なんだかんだで、一番使うのがこれ。
実はこれ、サスペンダーのないハーフショーツタイプ「H.MILLESHORTS_S7」。
「ビブなしなんて素人みたいでかっこ悪いよね~」と思っている本物思考の人にビギナーさんもよってしまいがちですが、ショーツタイプってめちゃくちゃ使えて便利なんです。
理由その1:思い立ったらすぐライドに行ける。
休日、ゴロゴロしていたら急に「走りに行こう!」と気分が高まったとき、着替えや準備のかかるサイクルジャージが煩わしく感じることも。
ですが、サスペンダーのないショーツタイプなら一瞬。この数秒がライドに出る出ないの鍵になるのです。これわかる!って人意外と多いはず。
理由その2:インナーショーツとして使える
ショーツタイプはインナーとして使う人も多い。伸縮性のあるショーツを上から重ねれば、街でも気軽にロングライドが楽しめます。サイクルジャージでは行きにくい通勤にも、これなら問題なく快適ですよね。
理由その3:トイレにも行きやすい
ビブタイプによく言われるのが、トイレ問題。とくに夏場は汗の量もすごいだけに、毎度脱ぎ着するのもちょっとストレスだったり。ハーフショーツならそんな問題も一気に解決!
理由その4:真夏はちょっと涼しい
サスペンダー部分がない分、少しではあるが涼しく感じやすいショーツタイプ。このちょっとが真夏には大きな差が出るのです。
パッドと素材は「T.NEOPRO_S7」と同じものなので、ハーフショーツverと考えてもらってOK。今やバリバリのロードレーサーも、始めはショーツタイプを買ったという人も多いくらいに、気軽に始めやすいです。
お腹の食い込みを防ぐ為にウエストの前面は伸縮性の高い生地、後ろの部分はゴム+シリコングリッパーでズレにくくしています。締め付けるというよりもフィットする感じ。
気楽に穿けて、ASSOSのビブの性能を味わえるのはショーツタイプだからこそ。
レースを意識した仕様の「T.EQUIPE_S7」と2つ持っているスタッフも、結局ハーフショーツの「H.MILLESHORTS_S7」ばっかり穿いているんだとか。のちにビブショーツを購入しても、サブとして使う場面はかなりありそう。

ASSOSのビブショーツがいいといっても、1つだけではありません。特性を知って、自分のライドや生活スタイルに合ったものを見つけてくださいね。
▼ビブショーツ"T.CENTO_S7"はこちら
▼ハーフショーツ"H.MILLESHORTS_S7"はこちら
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text by sasaki <STAFF PROFILE> |
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