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UPDATE:2011.02.17

PISSEIインタビュー

Cuore Italianoに込められた強いPISSEIイズム

彗星のごとく2010年に現れたサイクルジャージブランドのPISSEI。他とは違うそのデザイン性、PR手法、強いメッセージ性。PISSEIというブランドについて、代表のSandro Pisaneschi( サンドロ・ピサネスキー)氏に聞いた。最後にPISSEIののキャンペーンのお知らせもあります。

- PISSEI(ピセイ)は彗星のごとく日本に現れて、サイクルジャージ業界に旋風を起こしましたね。イタリアブランドでありながら、商品、プロモーション、そのすべてが日本人の考えるイタリアブランドとは違ったところにいました。今回はPISSEIの代表であるSandroさんが来日されたので、お話を伺います。※PISSEIのプレゼントが貰えるキャンペーンのお知らせもあるので最後までお見逃しなく。



こんにちは、Sandroさん、はじめまして。早速ですが、ブランドの成り立ち、コンセプトなどを教えて頂けますか。









東日本橋・TOKYO Wheelsの店内でインタビューに応じてくれたSandro氏。

Sandro(以下、S) PISSEI(ピセイ)社は、1978年に父が設立したellegi sport社のグループ子会社として、2010年に作られた会社でね、ellegi sport社そのものは30年近くサイクルウェアをイタリアで販売してきているんだ。そんな中、ハイエンドに特化した商品を提供していきたいという想いで、2006年にPISSEIブランドを立ち上げたんだ。

- なるほど、もともとサイクルウェアの実績があるところで、ハイエンド向けとして誕生したブランド、というわけなんですね。イタリアブランドというと僕ら日本人の一般的なイメージだと派手な色使いで、それこそ赤とか黄色とかピンクとか?(笑)、を派手に配色していくイメージがあるのですが、PISSEIはカラーバリエーションとしてはいろいろあるものの、一つのモデルではあまり配色が派手な感じはしませんね。







S 確かに!(と、笑いながら目の前においてあるBicycle Naviの表紙にいるジローラモ氏を指差し、)。日本におけるイタリアは派手なイメージでとらわれがちだが、実際イタリアにいるとそうでもないんだよ。イタリアでのファッションの最先端を見ても、常にシンプルなデザインや色合いが多いのは知ってるだろ?


PISSEIでは、シンプルなイタリアっぽさを大事にしながら、「PISSEIらしさ=PISSEIイズム」を強調したデザインで展開していきたいと考えているんだ。


上)Limited Editionロングスリーブジャージ、左下)Cuore Italianoロングスリーブジャージ、右下)Sandro氏が指差したBICYCLE NAVI








- なるほど。僕が印象的だったのはPISSEIの広告です。あれは日本のユーザーにもかなりのインパクトを持って受け入れられ、そして人気が加速したんじゃないかと思います。2010年6月にリリースされた広告で使われた写真。


普通だとサイクルジャージのPRってレース中のイメージシーンなんかが入ると思うのですが、これはジャマイカ人が街中で着用していて、自転車も写っていない。これは非常にインパクトがありました。


左)2010年6月にリリースされた広告で使われた写真。








S ellegi sport社は、30年の実績があるとは言っても、PISSEIとしては、全てにおいて新しいチャレンジだったんだ。他の歴史あるサイクルウェアブランドが想像できない、面白い事をやりたいと常に考えていたよ。知り合いのカメラマンへPISSEIのコンセプトを説明し、相談したんだ。議論を重ねて行くうちに、サイクルスポーツが盛んでない場所でPISSEIのコンセプトを表現しようと、そこで、ジャマイカで撮影するアイデアを思いついたんだ。
メッセージは「市場に存在しない、新しいデザイン。」それが国内外で非常に好評を博したんだな。


PISSEIイズムが頭角を現した、スタイリッシュなデザイン。



- なるほど。確かに斬新さ、スタイリッシュさはすごく伝わってきました。そしてそれがサイクルウェアである、ということも。すごいプロモーションですね。先程から随所に”PISSEIイズム”という言葉が出てきますが、これはどういう意味でしょうか?




S PISSEIは、サイクリストの中でも「個性的で、人と違う事を表現したい」そういう人々に好かれるブランドでありたいと考えているんだよ。分かりやすく言うと、フェラーリが欲しい、という人はフェラーリに憧れて購入するわけ。それは、結局のところ商品が主人公なのさ。PISSEIは、PISSEIに憧れて商品を購入するのではなく、自分の生き方に誇りを持っている人、個性を大事にする人、そんな人々が商品を通じて自分を表現するブランドとして確立していきたいと考えているんだ。それがPISSEIイズムだよ。



- 徹底したブランド戦略ですね。今の時代でマーケットに迎合するブランドは多いですが、迎合せずに独自の路線を貫き、しかしながら、ユーザーの要望も柔軟に取り入れるという一見矛盾したことを実際に行なっているブランドはなかなか無いと思います。それがPISSEIの強いメッセージとして受け入れられているんでしょうね。


最後になりますが、今後のPISSEIの方向性を教えて頂けますか。どういう立ち位置を目指すのでしょうか。









2011年はPISSEIイズムが東京に浸透!?

S 商品としてはライフスタイル商材や小物を展開していく予定だよ。詳細はお楽しみに(笑)。まずは、ブランドとして、PISSEIイズムをもった販売パートナーが増える事。そして、彼らを通して我々の価値に共感してくれるユーザーが増えていくことを願っている。また、PISSEIを着て自転車に乗ることで、個性や自分の生き方に誇りを持とうとする人々の支えになれれば、ブランドとしても非常に嬉しいね。急がずにしっかりとPISSEIイズムを浸透させていきたいと考えているので、今後も宜しく頼むよ!








・・・

「なんと綺麗なサイクルジャージだろう。」これが始めてPISSEIを見たときの僕の感想です。機能性を追求したスポーツウェアは多い中で、さすがイタリアクオリティといえるデザインとメッセージ性は他のサイクルジャージではなかなか見られない。身の回りにPISSEIのものを増やしたくなる、そんなブランド自体にシンパシーを感じることができる数少ないブランドの一つになってくれそうな気がしている。)
text by mori








【キャンペーン対象商品】

Limited Edition ロングスリーブジャージ ¥21,000

Limited Edition ビブタイツ ¥23,100

Cuore Italiano ロングスリーブジャージ ¥19,950

Cuore Italiano ビブタイツ ¥22,050

PISSEI サイクルウェア ¥15,750






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PISSEIピセイ
  • Sandro Pisaneschi
    サンドロ・ピサネスキー
    PISSEI srl 代表


    1978年に両親が設立したellegi sport社の2代目社長。自転車一家の長男として生まれ、自転車選手を引退と同時にellegiに入社。2006年、家業を継ぐと同時に、デザインに特化したPISSEIブランドを立ち上げる。
    立ち上げと同時に、長年イタリア国内だけで営んでいた事業から、海外展開を開始。その斬新なデザインが、各国で評価され、現在では7カ国で事業展開を行っている。事業が拡大した現在でも、現場主義をモットーに、精力的に活動中。

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