バッグに於いて重要なのは、使いやすいかそうでないかだ！

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バッグに於いて重要なのは、使いやすいかそうでないかだ！

UPDATE:2016.01.10

BACH(バッハ)のバックパック

ジワリジワリと認知度を上げて、昨年遂に大爆発したバッグブランド「BACH(バッハ)」。日本での商品展開は日が浅いですが、実は長い時間をかけて作り上げられたアイテムたちなんです！

2012年にある人気雑誌に掲載されて、2013年頃からファッション感度の高いセレクトショップ等で国内での販売がスタート。

その2年後には…爆発的に注目度が高まり、商品を求めてオンラインサイトやショップを探し回る人が続出、人気アイテムは品薄・品切れ状態！！

文章だけで見ると新進気鋭のブランド？とも思えるような印象すら受けますが、BACHのブランドの原型となる会社は1979年にアイルランドで設立されており
2000年代にはヨーロッパに唯一の生産拠点があるアウトドアブランド（現在はアジア圏に移行）でもあったりと経験と実績を備えたブランドなんです。

「あったらいいね」の追求

BACHのバックパックで特筆されるのが、「こんなにも機能が付いている」という点。
たとえばこの【BIKE 2B】

「BIKE」の名の通り、サイクリスト向けに提案されたバックパックになっていて、
ポケットのファスナー部分に沿うような形で「ブラックアウトリフレクター」が施されており

ボトムの底部には二つの収納ポケットが、

画像上部のポケットにはヘルメットホルダーとなる、ナイロンの生地が収納され

ファスナー付きのポケットには、バッグ全体を楽々覆い隠せるレインカバーが収納されています。

コチラの【TRACER　27】も負けず劣らずで

ヘルメットホルダーとなるバックルで固定するメッシュ素材の生地が、バック底部に収納され

サイドパネルのショルダーベルト付け根部分は、ハイドレーション仕様の設計になっています。

また【BIKE 2B】、【TRACER 27】両方ともボトム部分にライトやリフレクター等が取り付けられる「アタッチメントループ」が配されていて、夜間における視認性にまで気が配られています。

背負いやすいとはこういうことだ！

ギミックが沢山ついていたり、小分けポケットが多いのも重要だが、バックパックの使いやすさを決める上でどうしても外せないポイントが「背負いやすさ」！
背負った時のフィット感やクッション性能、そして多くの荷物を入れて重くなってしまった時でもしっかりとした安定感が備わっていることが求められる。

BACHのバックはそれぞれのアイテムがBACA独自のサスペンション構造をもっており、「背負いやすさ」を最大限に追求している。

見た目にも分かりやすいのが、先ほど紹介した【TRACER 27】

アウトドア用のバッグとしては小振りな27Lの容量だが、タウンユースとしては申し分のない大きさ。コーデュラナイロンとリップストップナイロンで構成されているこのバッグ、様々なギミックがついていながら重量が1.25ｋｇと驚きの軽さを実現。

このバッグを横から見ると緩やかなカーブを描いているのが見て取れる。

これはBACHが提案する「Day Lite 3DM」という主に中重量（10ｋｇ以下）の荷物を持ち運ぶ時の負荷を軽減するシステムを搭載している為で、バッグの中にアルミ製のフレームが入っており、荷物の多少に関わらず、一番背負いやすく安定した形を維持してくれる。

ナイロン製のスリーブにアルミの板が収納されている。

薄手のリップストップナイロンを採用し、１ｋｇを切るような軽さを追求したバックパックでは重い荷物をいれた時に荷物の重量で下に下がってしまい、見た目も悪く、安定性も何もかもが失われてしまっているような状態がよく見られる。

１ｋｇ以下！とまではいかないまでも、それに近い重量で形が崩れず安定性も損なわないのアイテムをつくりだすのは、試行錯誤を繰り返した結果だと言える。

このフレームバッグのようなシステム以外にも、「BACH」のロゴが大きくはいった厚みのあるクッションパッドに肉厚でしっかりとしたショルダーベルト、チェストストラップやウェストベルトも付属し、負荷の軽減と安定性を追求。ショルダーベルトの付け根部分にも調整用のストラップが付き、一番背負いやすいポジションを維持することができる。

細かい部分ではあるが、ショルダーベルトもカーブを描くようなパターンを採用し、

バックを背負った時に腕の動きをじゃましないような形状になっていて、サイクリスト向けのバッグ「BIKE 2B」も同様の構造を持つ。前傾姿勢でハンドルを握る再には重要なポイントになり、チェストストラップでさらにサイズを調整すれば、安定と快適の両方を得ることができる。

かなり内側にベルトが位置する。

ファッションアイテムとしての注目度が高まり、一躍人気ブランドとなったBACH。沢山の人の目、手に触れることでブランドの価値が向上したのは確かですが、バッグとして、プロダクトとしていいものであるという事を改めて知ってもらいたいと思います！

▼BACHの商品ページはこちら

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