UPDATE:2015.12.18
COURT ROLL(コートロール)のツイードジャケット
質問:いつでも使えるジャケットありますか?→回答:勿論あります。
まさしく着倒すためのジャケット、というのが市場で少なくなりました。汎用性を求めた低価格商品が増え、手が届きやすくなるのは悪いことではありませんが、その分、中間価格帯のちょっとこだわった本物、が手に入れにくくなりました。仕立てもよく、程よくこだわりが詰まった本物、本日ご紹介します。

こういうジャケットのニーズあったよね。
TOKYOlife初期の頃、かなり売れていたアイテムの一つに今はなきTABLOID NEWSというブランドのジャケットがありました。日本人が作るだけあり、日本人にジャストフィットなシルエット、そして丁寧な縫製、オンオフ使えて、高すぎない価格設定が人気の秘密だったように感じます。
いまやそのニーズはセレクトショップのオリジナル商品に食われてしまい、ジャケットを探すと、インポートの高価なジャケットか、あるいは汎用化された良く言えば使いやすいセレクトショップのオリジナルジャケットの二極化してしまいました。
個人的には、その中間ぐらいの領域にいるジャケットがもっとあっても良いと思うのです。ジャケットって男性にとっては重要なアイテムです。汎用性高いジャケットを何着も持っていてもしょうがないですし、一方で10万オーバーするようなジャケットをシーズンごとに何着も買える人ばかりではありません。
小洒落て、コダワリを持ったジャケット。だけども、価格設定が優しく、様々なシーンで使いやすい。当ショップの中でも数少ないそんなジャケットを今回はご紹介します。
昨シーズンもここんちのジャケットはバカ売れしました。COURT ROLL(コートロール)のノッチドラペルジャケット。
カジュアルに強いブランドがジャケットを作ると、ラペルの形状や素材感で遊びすぎて、なかなかオンで使えるものにならないのですが、メゾンブランドでモデリストとつとめた吉海氏がディレクションするCOURT ROLL(コートロール)のものは、そうはなりません。
きっちりタイドアップでも使えるジャケットでありつつも、THE BUSINESS スーツ、とはならない魅力を持っています。

ジャケットの肝と言うべき素材が秀逸です。色の異なる4色のウールと綿の糸を撚糸させて織っており、一味違った杢調のツイードが表情たっぷりな仕上がりになっているのです。
一般的なツイードというとすこし起毛したカジュアル感が強いものが多いですが、それをあえてドレス顔にすることで、特徴をもたせつつも、ドレスでも使えるジャケットになったのです。
もちろんタイドアップせずに綺麗目のジャケットとして使っても違和感ありません。日本人の体型を考慮し、ゴージラインを高めにすることでシャープなイメージに、そしてウエストも高めに設定されて、スマートに見えます。外国人に比べて短足胴長、低身長の日本人ですから、その弱点を補うジャケットの設計というところに技があるわけです。
そしてここHumiditはJediaとは違い、大人のホリデーシーンを演出するチャネルですから(笑)、カジュアルあわせもお手の物、という所を見ていただきましょうね。
テーパードシルエットが特徴的な腰回りがゆったりしたデニムとあわせても美しく決まります。普通ドレスのテーラードジャケットとあわせると下はボリュームで、上がスリム、というあまりバランスが良いとは言えないシルエットになるんですけどね。
このジャケットの場合はならないのです。これは不思議。どこがどうなってるというわけでもないのに、おかしくないのです。
吉海氏の老獪な技術が、分析すらさせてくれません。笑 でも着てみるとわかります。オンオフ使えるジャケット、ここにあったんだ、と。
COURT ROLL(コートロール)のページ
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TOKYOlife初期の頃、かなり売れていたアイテムの一つに今はなきTABLOID NEWSというブランドのジャケットがありました。日本人が作るだけあり、日本人にジャストフィットなシルエット、そして丁寧な縫製、オンオフ使えて、高すぎない価格設定が人気の秘密だったように感じます。
いまやそのニーズはセレクトショップのオリジナル商品に食われてしまい、ジャケットを探すと、インポートの高価なジャケットか、あるいは汎用化された良く言えば使いやすいセレクトショップのオリジナルジャケットの二極化してしまいました。
個人的には、その中間ぐらいの領域にいるジャケットがもっとあっても良いと思うのです。ジャケットって男性にとっては重要なアイテムです。汎用性高いジャケットを何着も持っていてもしょうがないですし、一方で10万オーバーするようなジャケットをシーズンごとに何着も買える人ばかりではありません。
小洒落て、コダワリを持ったジャケット。だけども、価格設定が優しく、様々なシーンで使いやすい。当ショップの中でも数少ないそんなジャケットを今回はご紹介します。
持っている人は知っている、このジャケットの良さを。
昨シーズンもここんちのジャケットはバカ売れしました。COURT ROLL(コートロール)のノッチドラペルジャケット。
カジュアルに強いブランドがジャケットを作ると、ラペルの形状や素材感で遊びすぎて、なかなかオンで使えるものにならないのですが、メゾンブランドでモデリストとつとめた吉海氏がディレクションするCOURT ROLL(コートロール)のものは、そうはなりません。
きっちりタイドアップでも使えるジャケットでありつつも、THE BUSINESS スーツ、とはならない魅力を持っています。

ジャケットの肝と言うべき素材が秀逸です。色の異なる4色のウールと綿の糸を撚糸させて織っており、一味違った杢調のツイードが表情たっぷりな仕上がりになっているのです。
一般的なツイードというとすこし起毛したカジュアル感が強いものが多いですが、それをあえてドレス顔にすることで、特徴をもたせつつも、ドレスでも使えるジャケットになったのです。
もちろんタイドアップせずに綺麗目のジャケットとして使っても違和感ありません。日本人の体型を考慮し、ゴージラインを高めにすることでシャープなイメージに、そしてウエストも高めに設定されて、スマートに見えます。外国人に比べて短足胴長、低身長の日本人ですから、その弱点を補うジャケットの設計というところに技があるわけです。
カジュアルにも無理なく馴染む、巧みな設計。
そしてここHumiditはJediaとは違い、大人のホリデーシーンを演出するチャネルですから(笑)、カジュアルあわせもお手の物、という所を見ていただきましょうね。
テーパードシルエットが特徴的な腰回りがゆったりしたデニムとあわせても美しく決まります。普通ドレスのテーラードジャケットとあわせると下はボリュームで、上がスリム、というあまりバランスが良いとは言えないシルエットになるんですけどね。
このジャケットの場合はならないのです。これは不思議。どこがどうなってるというわけでもないのに、おかしくないのです。
吉海氏の老獪な技術が、分析すらさせてくれません。笑 でも着てみるとわかります。オンオフ使えるジャケット、ここにあったんだ、と。
COURT ROLL(コートロール)のページ
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