UPDATE:2015.07.11
リネン特集
今年はリネンの当たり年!ちょこっとリネンが魅せるワザ。
夏には欠かせない素材、「麻」。昔から、夏には必要不可欠な天然素材として愛されています。今回は、そんな麻を使ったパンツをまとめて一気にご紹介!

まだまだオーガニックが注目されている中、肌に触れる着るものにも100%コットンや、オーガニック素材のものにこだわっている方も多い。そこで忘れてはいけないのが夏の天然素材、「麻」。
リネン(麻)
紀元前8000年頃から、スイスの湖畔居住者が魚網やロープとして使用し、また古代エジプトおよびチグリス・ユーフラテス川の流域などで栽培され、一般の衣服の他に、広く生活資材として使われていました。人類最古の繊維と言われております。
※「近江の麻 湖東繊維工業協同組合」より。紀元前8000年頃から、スイスの湖畔居住者が魚網やロープとして使用し、また古代エジプトおよびチグリス・ユーフラテス川の流域などで栽培され、一般の衣服の他に、広く生活資材として使われていました。人類最古の繊維と言われております。
リネンってこんな昔から人々の生活に必要不可欠な素材だったのですね!
日本でも弥生時代から使われいたそうで、鎌倉時代からは軍需用としても活躍するなど、機能性の高さも評価されていました。
第二次世界大戦後は化繊により登場シーンが減ってきましたが、今でも愛され続け”夏の素材”といわれているのはもちろんそれなりの理由があってのこと。
素材の持つ存在感
光沢を持ちながらも乾いた素材感が、見るだけで夏らしさを感じさせます。そう思うのも、長い歴史で愛されてきたからなのでしょうか。
※パナマカモカーゴショーツ/narifuri(ナリフリ)の画像。麻は52%含まれています。
また、繊維を染めたときには他のもの比べ発色が良いのも特徴。彩度の高い色もしっかり染まります。
日本の夏に合った特徴
湿度が高く、年々気温の上がる日本の夏。天然繊維のでも最も吸湿速乾に優れた性質で、汗をすばやく吸収し乾かしてくれるというわけ。早く乾くということは、衛生的でもありますよね。
熱伝導が早く、ベタつきも抑えてくれるので夏服に最適です。
さらに麻は強度も高く、水に濡れるとさらに強度がアップ。自転車では、サドルの擦れなどの耐久性の良さも重要しされます。麻って、ライドにも適した素材だったんですね。
洗濯にも強いので、長く愛用していただくことができるのも嬉しいポイントです。
そんな麻を使ったパンツが今シーズンは豊富に展開し、まさに当たり年といっていいでしょう。さらには、10日から始まったSALEアイテムからも、リネンパンツがさっそく登場しています。
麻の特徴を最大に活かしました!
パナマ織りの特性が、パンツの通気性がさらに上げ、相乗効果を生み出しているパナマカモカーゴショーツ。

ライトに当てると、明かりが透けて見えるほど。涼しいメッシュのような生地でありながらも、しっかりと張りを持たせているので、耐久性も安心できそう。
※着用時に肌は透けません。

お尻の部分には耐久性を高めるために生地を二重に。その間に中綿を入れることで、ちょっとしたクッション性も持っています。さらに、大小含め計8つものポケットを備え、バッグ要らずな実用性も。
ショーツトレンドの細身にはあえてせず、ちょっとゆとりを持たせて膝丈に。生地はななめへのストレッチ性が高く、ライドにもつっかかりがありません。ショーツが苦手な人でも取り入れやすい、カーゴショーツになりました。
デニムショーツがバイシクルパンツになる時代。
トレンドのデニムだって、自転車パンツに変身します。
え?デニムに麻?と思ってしまいますが、これは「綿麻デニムストレッチ」という新しい素材なんです。
従来のデニムは綿を使用していますが、それに麻の清涼感と、ストレッチ素材を組み合わせたもの。通常のデニムは生地の厚みが暑さを誘い、汗をかけば乾かないし、動きにくい。
その問題を見事に解決した素材、綿麻デニムストレッチなんです。デニムを育てる楽しさも味わうこともでき、デニムの良さはそのまま。
しかし、そんな綿麻デニムストレッチを、ただのデニムショーツにするのは面白くない。
そこでカーゴパンツのような大きなポケットをサイドに付けることで、主役級のインパクトを!荷物をたくさん入れることもできる機能性も兼ねています。
外側には止水ファスナー付きのポケット。デニムに止水ファスナーというところがまた斬新ですよね。

こちらも丈は膝くらいの長さですが、ロールアップにもしやすいので、スタイルによって長さを調節してもいい。
様々なトップスと相性の良いデニムショーツを、見事バイシクルパンツへ変貌と遂げた一本。気にならないといえばウソになりそう。
暑い日はとことん楽なイージーパンツがいい。
自転車乗りといえばやはりクロップド丈。でも、リネンのカジュアル感を活かすために、リラックスパンツのような感覚で穿いてもらえるように作りました。
このようにウエストがドローコードになってイージーパンツようなラフに穿くことができるので、夏休みの旅行にも着て行きたくなるような一本。

Linetonに関しては、パンツの風合いを高めるため、製品染めにこだわりました。
染めてからパンツを作るのと違い、縫い目にシワができたり、穿いていくうちのあたりに違いがでてきます。
シルエットはあえてゆったりさせ、動きやすさもアップ。ダボつかないよう、裾は紐で絞って調節もできます。
パナマパンツのようにお尻の補強をデザインにするのとは真逆で、このパンツは内側から生地を補強。外からわかりにくく、しっかり強度を高めています。

気楽に穿いて、しっかり走れるイージーパンツ。これこそ麻のなせるワザ!
リネンなら、夏にロンパンを穿くことだってできる。
今シーズンのロングパンツの中で、一番夏に適した涼しいロンパンといっていいでしょう。
コットンを割合が多いながらも、麻の雰囲気をうまく残した質感。ロンパンだからこそ必要となる伸縮性もしっかり備え、ライド中のつっぱり感を抑えます。
べダルプッシャーシリーズらしい、だんだん細くなっていくテーパードシルエットが特徴。今までのペダルプッシャーよりもサイズ感はハーフサイズほど大きいので、お気をつけくださいね。
夏らしく、人気の高いブルーとイエロー2色の発色の良さはリネンならでは。
愛用しているスタッフに話を聞くと、色落ちも少ないとのこと。鮮やかな色が続いてくれるのは嬉しいですね。
ベージュカラーはクールビズにも使えるので、自転車通勤にもおすすめですよ。
シャリ感漂う旬な素材、麻。今すぐ取り入れて、クールな夏をすごしましょう。
▼TOKYO Wheels(トウキョウウィールズ)の商品ページはこちら
▼CCP(シーシーピー)の商品ページはこちら
▼narifuri(ナリフリ)の商品ページはこちら
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text by sasaki <STAFF PROFILE> |
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