【PITTI UOMOレポート】今年のPT01も豊作だ！

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【PITTI UOMOレポート】今年のPT01も豊作だ！

UPDATE:2015.01.16

PT01（ピーティーゼロウーノ）の新入荷

本日はPITTI UOMOの最終日でした！いろいろとネタは仕込んできましたので、小出しに報告していきたいと思います！そしてまずは新作紹介などを兼ねて、PT01から！

栄枯盛衰が激しいファッション業界で、変わらぬ強さ『PT01』。

本日が、イタリアで開催されるメンズアパレル見本市「PITTI UOMO」の最終日でした。今回もいろいろとネタが大きい物、小さい物ありました。

全般的には、盛り上がりとしてはイマイチ、新しいブランドも少なかったですし、場内は激しく混雑しているのですが、バイヤーではない人も多そうで、観光地化している印象がありました。

お決まりのファッショニスタ達も、スナップ狙いで、年々コーディネートが激しさを増し「お洒落って言えるのか？それは・・・。」という雰囲気の人も増えてきていて、スタイル参考の楽しみが無く、期待外れでした。

新しいブランドや新鮮なスタイルの発見、という意味では得るものが非常に少なかったのですが、逆に既存で取り扱いがあるブランドの魅力の再確認にはなりました。PT01（ピーティーゼロウーノ）もそのうちの一つです。

Point

真相は闇の中へ。話題のGHOST PROJET。

去年と同じ場所で、しっかりとした作り込みがされているプレゼンテーション。お世話になっている代理店担当者、コンちゃんを発見。

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しっかりとタリアトーレのジャケットに、PT01のパンツ履いてましたね。これはフルハムロードでしょう。着こなしてます。彼は若いのですが、飯を抜いても服を買う、という今や天然記念物的な服好きで、洒落た男です。ちなみにサッカーもかなりの腕前だとか。

話を戻しまして、今回のPT01でもやっぱりフューチャーされてました、GHOST PROJECT。

元々日本とイタリアでの限定共同プロジェクトとして始まったプロジェクトですが、モノが良く、他の国の代理店からの強い要望により、PT01の正式なラインアップとしてグローバルにリリースされました。

巷では、某メゾンブランドのデザイナーが絡んでる、という噂があるので、代理店にも確認しましたが、がっちり否定されてました。本当かなあー。まあ、この辺りは、真相は闇の中、だからこそ、楽しめるので、それ以上は突っ込みませんでしたが。笑

うちでの展開は、この冬モデルからでしたが、新作として春夏モデルも入ってきています。

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シルエットはSKINNY FITで、その名の通り、SKINNYスタイルで履いてもいいですし、ワンサイズアップにして、腰回りにゆとりある、タイト目パンツ、という履き方もできます。この辺りは好みにあわせて、どちらでもかっこいいと思います。

SKINNYといっても、ご覧のようにドレススタイルを考慮して作られていますから、上品なイメージになります。今風なシルエットは、今風なジャケットスタイルにピッタリです。

Point

ジャケットにピッタリ来るチノの秘密。

そしてこちらも2年ぐらい前に、登場したEVOfit。イーヴォフィットというらしいですが、僕はエヴォフィットと呼んでます。（どうでもいいですよね。）
まさしくEvolution（進化した）なパンツなのです。

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GHOST PROJECTで実験的なパンツを展示会に出している時、PT01は確かに悩んでいたように思います。細身のパンツがトレンドになっていくなかで、PT01も細くしてしまって良いのか。PT01といえば、やはりジャケパンスタイルで綺麗にまとまるパンツであり、そのスタイルで最も美しく収まるシルエットを探していたわけですから。

確かにジャケットとあわせる場合は、細すぎると見た目がカジュアルっぽくなります。できれば、腰回りに若干のゆとりは残したい。そこで生まれたこのEVOfitは腰回りはゆったりとさせ、かわりにテーパードをきつくかけることで、細身のシルエットにした、良い所取りのパターンなのです。

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言うのは簡単ですが、それを実現させるまでには相当な努力と苦労があったのは、想像に難くありません。

シャツ合わせで着るときは、普通の細身の美脚チノです。ただ、これにジャケットを合わせてみた時に真価を発揮します。僕は思わず「なるほどな。」と鏡の前で唸ってしまいました。ジャケットとのバランスが最高だったから。

PT01（ピーティーゼロウーノ）はシルエットを突然変更はしません。必ずGHOST PROJECTやEVOfitのように数シーズンの実験期間をもって、大きく展開されていきます。それこそ確信を持った時に。それがブランドのプライドであり、凄さでもあるのです。

今回の展示会でも、もちろん、新たな試みがひっそりと準備されていました。『PT01 FORWARD』