休みのカフェには馴染みのバッグがよく似合う。

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休みのカフェには馴染みのバッグがよく似合う。

UPDATE:2010.07.09

Phrungniiのコットンバッグ、サスペンダーシリーズ！

隣に置いたり向かいに置いたり床に放ったり、いつもお供してくれるのは、お気に入りをたくさん詰め込んだコットンバッグ。人間クサいその顔が、いつも落ち着く馴染みのバッグ。

L.L.BeanやTEMBEAを彷彿させるようなコットンバッグは、アクティブに動き回るのがよく似合う。レザーやエナメルのように傷を心配する必要はないし、ナイロンのような人工的な感じもない。やつらはとにかく柔軟で、程良く使い込まれているのがカッコイイ。くたっとしてても凛々しかったり、汚れていても味があったりもする。そんなところが非常に人間クサいバッグなのである。

暇だ！だから今日はとことんカッコ付けると決めた！という日には、財布や携帯、雑誌に文庫本、カメラをたっぷりと詰め込んだ友だちみたいなバッグを片手に街へ出よう。群れることを嫌うように颯爽と歩いて人垣を抜け、ひっそりと佇むカフェを見つたら訳知り顔のカフェ好きを気取って中へ入ろう。座る席へのお供はバッグ。中には屈指のお気に入りアイテムが詰まっている。取りだしたi Phoneを少し触って、後は文庫本を読み進めながらコーヒーをゆっくりと口に含んで味わいながら飲めばいい。

自己満足のお供はいつもこいつ。向かいに座ったり隣に座ったり、たまには床に放られたり、電車で人にもみくちゃにされ、キャパオーバーな荷物をつめこまれることもある。それでも彼らは黙々とお供する。私たちも、お供は彼らでなければならない。全ての行動を、岩井俊二の映画のワンシーンのように、さりげなくさりげない、しかし意味のあるひとつの動作に変えてくれるのは、やっぱりコットンバッグなのだ。

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