UPDATE:2019.09.18
オシャクソン。オザキの勝手に着やがれ! vol.8
変わらないもの、変えるもの、買うべきもの。

後悔だけはしたくない、特別な一着。
4~5年前くらいに本格的に登場した、ニットジャケット。ニットの柔らかさ、上品さを保ちつつ、ジャケットの様にこなせるとあって、LARDINIを筆頭に一大ブレイクをしました。
今では様々なブランドから、ニットジャケットがリリースされていますが、群雄割拠の最中でも、先駆者LARDINIの人気は一向に衰えることがありません。
しかし、そんなLARDINIのニットジャケットが、ここ最近、変わろうとしています。
これまでは、「ニットなのにジャケットっぽい」がコンセプトでしたが、それが生まれ変わろうとしています。それもそのはずで、もう5年近く売り続けていますから、次のステージへ一歩進むぞ、という判断でしょう。
今シーズンのこのモデルは
「ジャケットなのに、ニットっぽい」という、逆転の状況になっています。
同じ形を5年も続けていれば、ファッションのトレンドは、とうの昔に古いものになっています。そういった意味では、ちょっと遅いかもしれませんけど、明らかに他ブランドよりも一歩先を行く提案かもしれません。ファッションが常に進化する中で、私たちも変えてはいけないところと、変えないといけないところがあります。
このジャケットはまさに、LARDINIからの真摯な提案で、きっと私たちも変えないといけないところでしょう。
テーラー出身であるにも関わらず、圧倒的なニット技術を有するLARDINI。いくらイージー化が進む時代でも、やはり本格的なジャケット要素を切り離すことは出来ません。
このニットジャケットは、従来のカーディガンのようなタイトな雰囲気とは違い、ジャケット仕立てに近づけた一着です。スリムなボディはそのままに、やや丈を長くしてクラシカルな風合いに、そしてサイドベンツ仕様。太幅のピークドラペルに、ふっくらとしたロールを丁寧に再現。裾のカーブも綺麗に施すことで、よりジャケットらしい見え方へと進化させています。

▲生地には上質なダブルフェイスニットを採用。ジャケットに近づけたが、ニットらしさをしっかりと守っている。

▲襟元からウェスト付近まで、ふっくらとしたロールを描くセクシーなシルエット。

▲うっかり付け忘れたが・・・ちゃんとブートニエールも付属するので、ご安心を。


▲サイドベンツ仕様の特別仕様にアップデート。
実際に着てみてわかったのですが、確かに従来のニットジャケットとは、全く雰囲気が異なる仕上がりになっています。全体的にシルエットもテーラードモデルに近づき、より境界線がなくなってきました。
それでも、「ニット仕立て」というコンセプトは変わっておらず、圧倒的に柔らかく、そして抜群に着易いメリットがあります。
ジャケット離れが嘆かれる時代ですが、私は、紳士がジャケットを手放すことはあってはいけない、と思っています。サルトリアだろうが、ニットだろうが、ジャージだろうが、形を変えようとも、ジャケットは私たちを一人前の男にしてくれる必須アイテムです。
LARDINIが変えてくれたこの一着は、今こそ「買うべきもの」の一つかもしれません。

▼【オシャクソン。オザキの勝手に着やがれ!】
Edit and text by Osyakuson Ozaki
4~5年前くらいに本格的に登場した、ニットジャケット。ニットの柔らかさ、上品さを保ちつつ、ジャケットの様にこなせるとあって、LARDINIを筆頭に一大ブレイクをしました。
今では様々なブランドから、ニットジャケットがリリースされていますが、群雄割拠の最中でも、先駆者LARDINIの人気は一向に衰えることがありません。
しかし、そんなLARDINIのニットジャケットが、ここ最近、変わろうとしています。
これまでは、「ニットなのにジャケットっぽい」がコンセプトでしたが、それが生まれ変わろうとしています。それもそのはずで、もう5年近く売り続けていますから、次のステージへ一歩進むぞ、という判断でしょう。
今シーズンのこのモデルは
「ジャケットなのに、ニットっぽい」という、逆転の状況になっています。
同じ形を5年も続けていれば、ファッションのトレンドは、とうの昔に古いものになっています。そういった意味では、ちょっと遅いかもしれませんけど、明らかに他ブランドよりも一歩先を行く提案かもしれません。ファッションが常に進化する中で、私たちも変えてはいけないところと、変えないといけないところがあります。
このジャケットはまさに、LARDINIからの真摯な提案で、きっと私たちも変えないといけないところでしょう。
ジャケットこそが紳士の象徴。
テーラー出身であるにも関わらず、圧倒的なニット技術を有するLARDINI。いくらイージー化が進む時代でも、やはり本格的なジャケット要素を切り離すことは出来ません。
このニットジャケットは、従来のカーディガンのようなタイトな雰囲気とは違い、ジャケット仕立てに近づけた一着です。スリムなボディはそのままに、やや丈を長くしてクラシカルな風合いに、そしてサイドベンツ仕様。太幅のピークドラペルに、ふっくらとしたロールを丁寧に再現。裾のカーブも綺麗に施すことで、よりジャケットらしい見え方へと進化させています。

▲生地には上質なダブルフェイスニットを採用。ジャケットに近づけたが、ニットらしさをしっかりと守っている。

▲襟元からウェスト付近まで、ふっくらとしたロールを描くセクシーなシルエット。

▲うっかり付け忘れたが・・・ちゃんとブートニエールも付属するので、ご安心を。


▲サイドベンツ仕様の特別仕様にアップデート。
実際に着てみてわかったのですが、確かに従来のニットジャケットとは、全く雰囲気が異なる仕上がりになっています。全体的にシルエットもテーラードモデルに近づき、より境界線がなくなってきました。
それでも、「ニット仕立て」というコンセプトは変わっておらず、圧倒的に柔らかく、そして抜群に着易いメリットがあります。
ジャケット離れが嘆かれる時代ですが、私は、紳士がジャケットを手放すことはあってはいけない、と思っています。サルトリアだろうが、ニットだろうが、ジャージだろうが、形を変えようとも、ジャケットは私たちを一人前の男にしてくれる必須アイテムです。
LARDINIが変えてくれたこの一着は、今こそ「買うべきもの」の一つかもしれません。
▼LARDINI(ラルディーニ)


テーラード感覚に近づけた、本格派ニットジャケット。ダブルフェイスのふわりとした上質なニット生地が、新たなドレススタイルを生み出す。

▼【オシャクソン。オザキの勝手に着やがれ!】
Edit and text by Osyakuson Ozaki
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