UPDATE:2019.08.30
Fashion Holicモリのノンストップ物欲 vol.1
Who is the NEXT? 圧倒的人気のJURIの次に来るのは誰だ。

NEXT JURIはどれにする?
今、ちまたで評判のEMMETI(エンメティ)。アイコンモデルであるシングルライダース”JURI”が空前の大ヒットを飛ばしているからなのですが、ご購入頂いた方が品質の良さに惚れて、次のモデルを探しに来るケースが増えている印象です。
「Next JURIとして何を買う?」
この大命題に対する回答はEMMETIの歴史に隠されていました。実はこのEMMETI、その名前を世に知らしめたのはムートンとダウンをかけ合わせたムートンダウンという商品で、こちらも登場するやいなや大ヒットした商品シリーズだったのです。
そうです。EMMETIは単なるレザー屋さんでは無く、最高級なレザーを生み出す技術を持つレザーデザインのファッションブランドなのです。
今シーズンからJediaでも”NEXT JURI”と目されるモデルをいくつかPICKして展開していますので、順に紹介していきましょう。今回はスウェットパーカーのように気軽に使えて、それでいてラグジュアリー感しか感じられない、ナッパシルクレザーとネオプレーンという異色の素材コンビにより生み出されたブルゾンをご紹介しましょう。
丈が短くコンパクトなシルエットでスタイリッシュさはJURI譲り。それでもネオプレーンとレザーを巧みに組み合わせることでスポーティーな雰囲気と着心地の良さを確保しています。
それではどのようにネオプレーンとレザーを使い分けているのか、確認してみましょう。まずベースとなるボディは薄手のネオプレーンで作られています。背中、袖、フード。高いストレッチ性により動きやすく、スポーティな印象を与えます。
ただここからがEMMETIらしい味付けです。ご想像のように単なるネオプレーンジャケットではドレスアイテムとしては使いづらい。そこで、前身頃から前開きの裏の部分までが上質なナッパシルクレザーが使われています。
そして最も効果的なのがカフがレザーになっていること。レザーブルゾンなのにカフボタン仕様、というのはJURIでも採用されているディティールですが、これによりレザーブルゾンにありがちなハードなイメージを一掃し、上品なドレスレザーブルゾンとしての佇まいを完成させているのですね。
このPETERというモデルにおいては前身頃とカフという2つの目に付きやすい部分を上質なシルクレザーにすることで、絶妙なドレスポ、ラグジュアリースポーツな雰囲気を作り出しているわけです。
パット見の印象は高級レザーブルゾンとしての印象の方が強いのですが、着てみた感覚はスポーティなストレッチフードパーカーという違和感。どちらとも解釈できる作りによりカジュアルとドレスの両方を行き来するユーティリティアイテムになっているのです。
例えばダウンベストとのレイヤードスタイルなんかもオススメ。
普通のスウェットパーカーでは子供っぽくなるところですが、このパーカーならそういうものとは無縁な大人のドレススタイルを作ってくれます。(もちろんダウンベストも大人のエレガントスポーツを得意とするTATRASだからではありますが。)
最後に見逃せないのがそのプライスです。ジャンルとしてはレザーブルゾンに属するのに、アンダー10万円を実現しているのも嬉しい所。素材の使い分けを上手に行うことで高いコスパを実現しました。
下手に異素材を組み合わせると価格は安いけど見た目もそれない、なんてことになりがちですが、むしろデザイン性が高まり、より上位グレードなブルゾンに見えてしまうEMMETIのセンスには脱帽ですね。
他にも紹介しきれないネタが沢山あります。サブコラムとしてモリBLOGなどで書いていきたいと思います。またInstagram(Minor5)もやってますので、こちらも是非フォローお願いします!
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Edit By Minoru Mori
今、ちまたで評判のEMMETI(エンメティ)。アイコンモデルであるシングルライダース”JURI”が空前の大ヒットを飛ばしているからなのですが、ご購入頂いた方が品質の良さに惚れて、次のモデルを探しに来るケースが増えている印象です。
「Next JURIとして何を買う?」
この大命題に対する回答はEMMETIの歴史に隠されていました。実はこのEMMETI、その名前を世に知らしめたのはムートンとダウンをかけ合わせたムートンダウンという商品で、こちらも登場するやいなや大ヒットした商品シリーズだったのです。
そうです。EMMETIは単なるレザー屋さんでは無く、最高級なレザーを生み出す技術を持つレザーデザインのファッションブランドなのです。
今シーズンからJediaでも”NEXT JURI”と目されるモデルをいくつかPICKして展開していますので、順に紹介していきましょう。今回はスウェットパーカーのように気軽に使えて、それでいてラグジュアリー感しか感じられない、ナッパシルクレザーとネオプレーンという異色の素材コンビにより生み出されたブルゾンをご紹介しましょう。
適材適所の素晴らしさ。
丈が短くコンパクトなシルエットでスタイリッシュさはJURI譲り。それでもネオプレーンとレザーを巧みに組み合わせることでスポーティーな雰囲気と着心地の良さを確保しています。
それではどのようにネオプレーンとレザーを使い分けているのか、確認してみましょう。まずベースとなるボディは薄手のネオプレーンで作られています。背中、袖、フード。高いストレッチ性により動きやすく、スポーティな印象を与えます。
▲後ろから見るとネオプレーンのブルゾンにも見えます。
ただここからがEMMETIらしい味付けです。ご想像のように単なるネオプレーンジャケットではドレスアイテムとしては使いづらい。そこで、前身頃から前開きの裏の部分までが上質なナッパシルクレザーが使われています。
そして最も効果的なのがカフがレザーになっていること。レザーブルゾンなのにカフボタン仕様、というのはJURIでも採用されているディティールですが、これによりレザーブルゾンにありがちなハードなイメージを一掃し、上品なドレスレザーブルゾンとしての佇まいを完成させているのですね。
このPETERというモデルにおいては前身頃とカフという2つの目に付きやすい部分を上質なシルクレザーにすることで、絶妙なドレスポ、ラグジュアリースポーツな雰囲気を作り出しているわけです。
パット見の印象は高級レザーブルゾンとしての印象の方が強いのですが、着てみた感覚はスポーティなストレッチフードパーカーという違和感。どちらとも解釈できる作りによりカジュアルとドレスの両方を行き来するユーティリティアイテムになっているのです。
例えばダウンベストとのレイヤードスタイルなんかもオススメ。
普通のスウェットパーカーでは子供っぽくなるところですが、このパーカーならそういうものとは無縁な大人のドレススタイルを作ってくれます。(もちろんダウンベストも大人のエレガントスポーツを得意とするTATRASだからではありますが。)
最後に見逃せないのがそのプライスです。ジャンルとしてはレザーブルゾンに属するのに、アンダー10万円を実現しているのも嬉しい所。素材の使い分けを上手に行うことで高いコスパを実現しました。
下手に異素材を組み合わせると価格は安いけど見た目もそれない、なんてことになりがちですが、むしろデザイン性が高まり、より上位グレードなブルゾンに見えてしまうEMMETIのセンスには脱帽ですね。
他にも紹介しきれないネタが沢山あります。サブコラムとしてモリBLOGなどで書いていきたいと思います。またInstagram(Minor5)もやってますので、こちらも是非フォローお願いします!
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Edit By Minoru Mori
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