UPDATE:2019.07.07
BUYER'S EYE vol.27
ネーミングが秀逸過ぎるカットソー「パウダリーコットン」を触ってみる?

パウダリーコットンも忘れちゃだめよ。
洒落者で気に入ったTeeシャツがあると同じものを7枚買って使い回す、なんて人がいたりします。
すごいコダワリですが、逆に言えば、それぐらい自分好みのTeeシャツに出会うのって難しいということでもあります。一枚買って気に入ったら複数枚買っておけ、という示唆でもありますね。
有名ブランドのTeeシャツを毎年買い替えているけど、いまいちシックリこないという方も多いハズ。そうなんです、有名ブランドのものだから良いというほどTeeシャツ方程式を解くのは簡単ではないからです。
本日はそんな貴方が「自分好みのTeeシャツ探しの旅」を終わらせられるかもしれない情報をご提供致しましょう。
LEONという雑誌が「ちょいワル」という言葉を流行らせた時期に、「プレミアムカットソー」という新しい提案を行って一躍有名になったのがスリードッツです。
ロサンゼルスのハリウッドセレブも御用達で、サンデッドジャージという夏の海を想起させるTeeシャツが今を持って売れ続けているロングセラーヒットになっています。
海外のプレミアムカットソーの多くは標準的な日本人には着丈が長かったり襟ぐりが大きすぎたりするのに対し、スリードッツは日本人向けに再設計してあるため、カットソーの命とも言えるフィッティングが抜群です。
しかし今回紹介したいのはそのサンデッドの裏モデルともいうべきパウダリーコットンという名前がつけられたTeeシャツ。(こうして並べてみるとスリードッツは名前の付け方が上手いですね。名前だけで欲しくなる。。)
サンデッドも日焼けした肌にしっとりと馴染みそうな肌触り、そしてこのパウダリーコットンはその名の通りパウダーが振りかけてあるかのようなさらっとした肌触りで今年特に人気が出てきています。
サンデッドとパウダリーの違いは生地だけではありません。サンデッドがシティサーフっぽい雰囲気の着こなしに向いているのに対して、パウダリーコットンはタックインして裾をブラウジングして着ることができるのです。
そのポイントはなにか。まずはネックの広さです。わかりにくいですが、画像で並べてみました。

右側のパウダリーの方が小さく詰まっているのがわかるでしょうか。(スタイル画像を見たほうがわかりやすいかもしれません。鎖骨が見えそうなのと全く見えないのと、ぐらいの違いがあります。)
素材感も分かる画像がこちらです。

サンデッドジャージ。首周りが若干ゆとりがあり、袖も短くなっています。

パウダリーコットン。スムーズなさらっとした肌触り。首も詰まっており、袖も標準的な長さ。
タックインでの着用やジャケットのインナーとして着る場合にネックが広がっているとフェミニンな印象を与えます。若い人やマッチョなら良いですが、標準的な体型の方にはパウダリーの方が普段使いには使いやすいことがわかります。
また全体的なサイズもサンデッドに対して緩め。サンデッドはピタッと着て筋肉が浮き出ているような雰囲気で着るのが格好良いのですが、パウダリーはその逆のフィッティングになっています。
さらにこのパウダリーコットンは実はポリ混で吸水性や速乾性に優れており、赤外線反射による涼感という機能までついています。単に着心地が良いだけではないのです。
ここだけの話ですが僕はこの機能については後から知りました。機能性優位な昨今のファッション事情ですが、機能を前面に押し出すこと無くフィッティングと肌触りの良さだけで、このシンプルなアイテムを手に取らせるスリードッツの提案はかなりのものだな、と逆に感心した次第。
他にも紹介しきれないネタが沢山あります。サブコラムとしてモリBLOGなどで書いていきたいと思います。またInstagram(Minor5)もやってますので、こちらも是非フォローお願いします!
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Edit By Minoru Mori
洒落者で気に入ったTeeシャツがあると同じものを7枚買って使い回す、なんて人がいたりします。
すごいコダワリですが、逆に言えば、それぐらい自分好みのTeeシャツに出会うのって難しいということでもあります。一枚買って気に入ったら複数枚買っておけ、という示唆でもありますね。
有名ブランドのTeeシャツを毎年買い替えているけど、いまいちシックリこないという方も多いハズ。そうなんです、有名ブランドのものだから良いというほどTeeシャツ方程式を解くのは簡単ではないからです。
本日はそんな貴方が「自分好みのTeeシャツ探しの旅」を終わらせられるかもしれない情報をご提供致しましょう。
絶対定番の次なるチョイス。
LEONという雑誌が「ちょいワル」という言葉を流行らせた時期に、「プレミアムカットソー」という新しい提案を行って一躍有名になったのがスリードッツです。
ロサンゼルスのハリウッドセレブも御用達で、サンデッドジャージという夏の海を想起させるTeeシャツが今を持って売れ続けているロングセラーヒットになっています。
海外のプレミアムカットソーの多くは標準的な日本人には着丈が長かったり襟ぐりが大きすぎたりするのに対し、スリードッツは日本人向けに再設計してあるため、カットソーの命とも言えるフィッティングが抜群です。
しかし今回紹介したいのはそのサンデッドの裏モデルともいうべきパウダリーコットンという名前がつけられたTeeシャツ。(こうして並べてみるとスリードッツは名前の付け方が上手いですね。名前だけで欲しくなる。。)
サンデッドも日焼けした肌にしっとりと馴染みそうな肌触り、そしてこのパウダリーコットンはその名の通りパウダーが振りかけてあるかのようなさらっとした肌触りで今年特に人気が出てきています。
サンデッドとパウダリーの違いは生地だけではありません。サンデッドがシティサーフっぽい雰囲気の着こなしに向いているのに対して、パウダリーコットンはタックインして裾をブラウジングして着ることができるのです。
そのポイントはなにか。まずはネックの広さです。わかりにくいですが、画像で並べてみました。

右側のパウダリーの方が小さく詰まっているのがわかるでしょうか。(スタイル画像を見たほうがわかりやすいかもしれません。鎖骨が見えそうなのと全く見えないのと、ぐらいの違いがあります。)
素材感も分かる画像がこちらです。

サンデッドジャージ。首周りが若干ゆとりがあり、袖も短くなっています。

パウダリーコットン。スムーズなさらっとした肌触り。首も詰まっており、袖も標準的な長さ。
タックインでの着用やジャケットのインナーとして着る場合にネックが広がっているとフェミニンな印象を与えます。若い人やマッチョなら良いですが、標準的な体型の方にはパウダリーの方が普段使いには使いやすいことがわかります。
また全体的なサイズもサンデッドに対して緩め。サンデッドはピタッと着て筋肉が浮き出ているような雰囲気で着るのが格好良いのですが、パウダリーはその逆のフィッティングになっています。
さらにこのパウダリーコットンは実はポリ混で吸水性や速乾性に優れており、赤外線反射による涼感という機能までついています。単に着心地が良いだけではないのです。
勿論サンデッド的な着こなしでも全く問題なし。
ここだけの話ですが僕はこの機能については後から知りました。機能性優位な昨今のファッション事情ですが、機能を前面に押し出すこと無くフィッティングと肌触りの良さだけで、このシンプルなアイテムを手に取らせるスリードッツの提案はかなりのものだな、と逆に感心した次第。
他にも紹介しきれないネタが沢山あります。サブコラムとしてモリBLOGなどで書いていきたいと思います。またInstagram(Minor5)もやってますので、こちらも是非フォローお願いします!
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Edit By Minoru Mori
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