UPDATE:2019.03.23
大人ドレスの着こなし術 春夏編 Vol.2
「鞄に潜ませて安心。」春アウター3選。

歳のせいにしたくはありませんが、以前はそれほど感じなかったスプリングアウターの、特に持ち運びができるアウターが必要でたまらない。
・年齢とともに体温が容易に上がらなくなった。
・日本の気候がどこかおかしい(朝晩で10度変化とか。)
責任ある仕事も任されているこの世代、そして体調を崩すと治りも悪い世代でもあり。
そんなわけで、会社、家庭に責任を持つ世代は持ち運びできるスプリングアウター(パッカブルになる、とは言ってない。)を持っておくべき、です。
ASPESIの商品は基本的にロゴを表に出していません。「ロゴが表で主張するような服を大人は着ないでしょ。」というブランドのこだわりがあるそうで。
その為、コーディネートに余計なメッセージを載せることなく、着こなしやすいというのがポイント。おそらくASPESIを買う方は知ってか知らずか、その部分に共鳴している方も多いハズ。
まぁロゴがバチコン!と腕に載っているブランドもそれはそれで格好良いですが、この時代においてあえてロゴを出さないという主張もまた僕らの心に刺さるわけです。
おっと話がいきなり逸れた。このスプリングコートも軽量で持ち運び便利で、春のアウターとしては最適です。
シンプルがゆえ、逆にその品質の差が見た目でわかりやすいのですが、ASPESIなら大丈夫。上質なナイロン、丁寧な縫製、そして至極のフィッティング。それがこの絶妙価格で提案されたら買わざるを得ないでしょ。
春のパッカブル、持ち運びアウターは軽い、大きな気温差も躱せる、というのも重要なポイントですが、オンオフ使える、というのも大事です。
スーツの上からでもデニムとコーデでも使えるっていうのは大きなアドバンテージじゃないでしょうか。
徹底的に機能にこだわるならHERNOのGORE-TEX® SHAKEDRY パッカブルフードコート。
HERNOというラグジュアリーブランドが本気で仕掛けてきた機能性パッカブルコートです。HERNOの中でも亜流だったLAMINARシリーズにもかかわらず、雑誌などで見かける今シーズンのHERNO広告のメインビジュアルはすべてこのSHAKEDRYなのはお気づきでしょうか。それぐらいHERNOが力をいれている素材シリーズなのです。
後述しますが、実はワタクシはHERNOがこのシリーズを出す前からこの生地のジャケットを愛用しており、その機能性の高さから自転車乗る時着用するアウター選手権で勝ち残ってくれたツワモノです。
なにせこれを着て走っても蒸れない、雨の中走っても濡れない蒸れないという最強のアウターだったからです。しかもペラペラという言葉がぴったりなぐらい軽いのです。
※この軽やかな後ろ姿がなにげにお気に入り。
春のパッカブルアウターにも求める機能という面だけで語るなら今回紹介するラインナップの中でダントツのおすすめです。
HERNOというブランドの歴史を紐解くともともと湿度の高い川沿いの場所で創業され、レインコートを作ったことから始まります。今でこそラグジュアリーデザインのコートブランドとして認知されていますが、本来はこの手の機能系アウターにも強いノウハウを持っているのです。日本も湿度が高い国ですから、HERNOが支持される理由もわかります。
細かな機能は商品ページや以前紹介のニュースに記載されているので読んでみて下さい。
関連ニュース:寒暖差対策は“高性能×高性能”の二段構えで!
少なくとも今までのGORETEXの印象を覆すほどの透湿性を持ち、そして驚くほど小さく軽量です。

※内側にある袋に入れ込めば小さいバッグになります。
余談になりますが、なぜワタクシがこのジャケットを既に持っているのか。
それは7meshという開発力に定評のある自転車ブランドがこの素材が発表されたすぐ後に、この素材を使ったジャケットをリリースしたからです。
職業柄、自転車用アウターは毎シーズン買い替えていますが、このジャケットだけは代用がきかず、今でも大事に使っています。(もう一着買っておこうかと思ったほど。)
非常にシンプルな作りで5万円ほどしますし「SHAKEDRY?なんじゃそれ?」という時代でしたから飛ぶように売れる、という売れ方はしませんでしたが、買って頂いた方には概ね好評でした。
しかしまさかこの生地にHERNOが目をつけるとは思っていませんでした。「HERNOだと価格が折り合わないんじゃないか。」という余計な危惧を持っていたのですが、結果として良心的な値付けになりました。
機能メンブレンが表にでたヌルっとした質感も癖になるので、是非試して欲しいです。この素材がもっともっと主流になって価格がもっと下がると多分みんなハッピーなはずですから。
本気乗りだけでなく、こんな感じで街乗りでもよく使ってます。(パンツはなんとジャブスです。笑)
実は今回のド本命はこちら、ASPESIのM65ナイロンジャケット。
ジャケットタイプなのにぎりぎり中のジャケットの裾が隠れるというのは非常にありがたくないですか?
すなわちスプリングコートなどと比較して最も小さくなり、最も汎用性が高い、ということです。しかも今回の趣旨である不意の寒さへの対応力が非常に高いにもポイント。
裾にはドローコードで絞れる仕様。寒さは下から忍び込みます。腰回りを絞って冷たい風が入らないようにできるのは、思った以上にありがたい機能なのです。

袖周りもマジックテープで防風可能。

風雨を避けるフードも収容可能。※写真はフードを抜いています。普段はそうした方が襟がきれいに見えます。

寒暖の差に容易に対応可能なジップとボタンのダブル仕様。ちょっと寒い時はボタン、すごく寒い時はジップロックです。

カラーは3色展開。
M65は永遠普遍のダンディズムを訴える形ですね。ドレスでもカジュアルでも男らしさを簡単に追加してくれる至極のアウターモデルです。
これから歓送迎会などで飲み会なども増えると思いますが、酔っ払った帰りの夜中、花冷えする中でもこれを持っていれば安心じゃないでしょうか?
他にも紹介しきれないネタが沢山あります。サブコラムとしてモリBLOGなどで書いていきたいと思います。良ければ、こちら(minmori@twitter)をフォローしてお待ちください。またInstagram(Minor5)もやってますので、こちらも是非お願いします!
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Edit By Minoru Mori
・年齢とともに体温が容易に上がらなくなった。
・日本の気候がどこかおかしい(朝晩で10度変化とか。)
責任ある仕事も任されているこの世代、そして体調を崩すと治りも悪い世代でもあり。
そんなわけで、会社、家庭に責任を持つ世代は持ち運びできるスプリングアウター(パッカブルになる、とは言ってない。)を持っておくべき、です。
ロゴで主張しないコートを持ち運ぶ
ASPESIの商品は基本的にロゴを表に出していません。「ロゴが表で主張するような服を大人は着ないでしょ。」というブランドのこだわりがあるそうで。
その為、コーディネートに余計なメッセージを載せることなく、着こなしやすいというのがポイント。おそらくASPESIを買う方は知ってか知らずか、その部分に共鳴している方も多いハズ。
まぁロゴがバチコン!と腕に載っているブランドもそれはそれで格好良いですが、この時代においてあえてロゴを出さないという主張もまた僕らの心に刺さるわけです。
おっと話がいきなり逸れた。このスプリングコートも軽量で持ち運び便利で、春のアウターとしては最適です。
シンプルがゆえ、逆にその品質の差が見た目でわかりやすいのですが、ASPESIなら大丈夫。上質なナイロン、丁寧な縫製、そして至極のフィッティング。それがこの絶妙価格で提案されたら買わざるを得ないでしょ。
春のパッカブル、持ち運びアウターは軽い、大きな気温差も躱せる、というのも重要なポイントですが、オンオフ使える、というのも大事です。
スーツの上からでもデニムとコーデでも使えるっていうのは大きなアドバンテージじゃないでしょうか。
徹底して機能にこだわったコートを持ち運ぶ
徹底的に機能にこだわるならHERNOのGORE-TEX® SHAKEDRY パッカブルフードコート。
HERNOというラグジュアリーブランドが本気で仕掛けてきた機能性パッカブルコートです。HERNOの中でも亜流だったLAMINARシリーズにもかかわらず、雑誌などで見かける今シーズンのHERNO広告のメインビジュアルはすべてこのSHAKEDRYなのはお気づきでしょうか。それぐらいHERNOが力をいれている素材シリーズなのです。
後述しますが、実はワタクシはHERNOがこのシリーズを出す前からこの生地のジャケットを愛用しており、その機能性の高さから自転車乗る時着用するアウター選手権で勝ち残ってくれたツワモノです。
なにせこれを着て走っても蒸れない、雨の中走っても濡れない蒸れないという最強のアウターだったからです。しかもペラペラという言葉がぴったりなぐらい軽いのです。
※この軽やかな後ろ姿がなにげにお気に入り。
春のパッカブルアウターにも求める機能という面だけで語るなら今回紹介するラインナップの中でダントツのおすすめです。
HERNOというブランドの歴史を紐解くともともと湿度の高い川沿いの場所で創業され、レインコートを作ったことから始まります。今でこそラグジュアリーデザインのコートブランドとして認知されていますが、本来はこの手の機能系アウターにも強いノウハウを持っているのです。日本も湿度が高い国ですから、HERNOが支持される理由もわかります。
細かな機能は商品ページや以前紹介のニュースに記載されているので読んでみて下さい。
関連ニュース:寒暖差対策は“高性能×高性能”の二段構えで!
少なくとも今までのGORETEXの印象を覆すほどの透湿性を持ち、そして驚くほど小さく軽量です。

※内側にある袋に入れ込めば小さいバッグになります。
余談になりますが、なぜワタクシがこのジャケットを既に持っているのか。
それは7meshという開発力に定評のある自転車ブランドがこの素材が発表されたすぐ後に、この素材を使ったジャケットをリリースしたからです。
職業柄、自転車用アウターは毎シーズン買い替えていますが、このジャケットだけは代用がきかず、今でも大事に使っています。(もう一着買っておこうかと思ったほど。)
非常にシンプルな作りで5万円ほどしますし「SHAKEDRY?なんじゃそれ?」という時代でしたから飛ぶように売れる、という売れ方はしませんでしたが、買って頂いた方には概ね好評でした。
しかしまさかこの生地にHERNOが目をつけるとは思っていませんでした。「HERNOだと価格が折り合わないんじゃないか。」という余計な危惧を持っていたのですが、結果として良心的な値付けになりました。
機能メンブレンが表にでたヌルっとした質感も癖になるので、是非試して欲しいです。この素材がもっともっと主流になって価格がもっと下がると多分みんなハッピーなはずですから。
本気乗りだけでなく、こんな感じで街乗りでもよく使ってます。(パンツはなんとジャブスです。笑)
オンでもオフでもサマになるジャケットを持ち運ぶ
実は今回のド本命はこちら、ASPESIのM65ナイロンジャケット。
ジャケットタイプなのにぎりぎり中のジャケットの裾が隠れるというのは非常にありがたくないですか?
すなわちスプリングコートなどと比較して最も小さくなり、最も汎用性が高い、ということです。しかも今回の趣旨である不意の寒さへの対応力が非常に高いにもポイント。
裾にはドローコードで絞れる仕様。寒さは下から忍び込みます。腰回りを絞って冷たい風が入らないようにできるのは、思った以上にありがたい機能なのです。

袖周りもマジックテープで防風可能。

風雨を避けるフードも収容可能。※写真はフードを抜いています。普段はそうした方が襟がきれいに見えます。

寒暖の差に容易に対応可能なジップとボタンのダブル仕様。ちょっと寒い時はボタン、すごく寒い時はジップロックです。

カラーは3色展開。
M65は永遠普遍のダンディズムを訴える形ですね。ドレスでもカジュアルでも男らしさを簡単に追加してくれる至極のアウターモデルです。
これから歓送迎会などで飲み会なども増えると思いますが、酔っ払った帰りの夜中、花冷えする中でもこれを持っていれば安心じゃないでしょうか?
他にも紹介しきれないネタが沢山あります。サブコラムとしてモリBLOGなどで書いていきたいと思います。良ければ、こちら(minmori@twitter)をフォローしてお待ちください。またInstagram(Minor5)もやってますので、こちらも是非お願いします!
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Edit By Minoru Mori
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