TOKYOlife(東京ライフ)

Jedia Jedia

  1. TOKYOlife
  2. ニュース一覧
  3. 流行に惑わされない真の服好きへ捧げるカットソー。

UPDATE:2018.07.13

Schiesser(シーサー)のカットソー

流行に惑わされない真の服好きへ捧げるカットソー。

夏を乗り越えるために必須の服。大人の皆さんならカットソーを選ぶ方が一番多いかと。シャツと違って吸水性があり着心地も良い、そしてTシャツほどだらしなくならない。僕らが持つのにちょうどいい塩梅ですからね。

ちなみにここ最近だと、今シーズンから取り扱いを開始したthree dots(スリードッツ)の人気が爆上がり中。良い意味で普通のルックスに極上生地。どうやらその高い汎用性にノックアウトされる方が続出している模様。

関連NEWS:子供騙しは要らない。大人に必要なのは本当に上質なウェア。

でも、Jediaのカットソー=スリードッツだと考えるのは早計かと。なぜならドイツの老舗インナーウェアブランド、Schiesser(シーサー)もいますから。

老舗の実力を知らしめた代表作。


日本での知名度はそこまで高くありませんが、実はここってヨーロッパにおけるアンダーウェアのシェア率No.1を誇る実力派。1875年の創立から今に至るまでしっかり改良を重ね、高いクオリティを維持しています。

そんな古豪の代表作といえば、KARL-HEINZ(カールハインツ)というヘンリーネックT。取扱開始当初から猛プッシュしているアイテムで、ここ数年シャツやポロの代用として取り入れている方が増加中。


まず大きな特徴の一つが首元。独特の艶を持つ上品な貝ボタン、そして前立ての裏に施されたストライプテープと、適度に工夫を加えています。


実はヘンリーネックってボートレースのユニフォームとして作られたもの。元々はスポーツウェアなんです。そう考えると、これほど品よく決まるのも素晴らしい。シーサーの企業努力が現れている、そんな気がしません?

そしてもう一つが袖リブ。装いのアクセントとして機能しつつ、華奢な方の二の腕を引き締まった印象に変えてくれる魔法のディティールワーク。この一工夫のおかげで単体使いのカジュアルスタイルも可能に。


というわけで、まずはドレススタイルでの登用から。グレーのセットアップに合わせつつ、第一ボタンを開けて品と色気を演出。ジャケパンに組み合わせても全く違和感なし。



ジレを加えてみると、さながらノーカラーシャツのよう。通常のシャツより首回りがスッキリしています。裏地のストライプもさりげないアクセントとして一役。



カジュアルコーデに合わせるとこんな感じ。二の腕の引締め効果で一般的なカットソーよりスタイリッシュな印象に。ラフな服装をここまで仕上げてくれると助かります。



ちなみにこちら、長袖のモデルも。腕回りがタイトなのでガシッとした男らしいシルエットを強調しているのが分かるかと。



季節的なことを考えて先行投資するならば、3シーズン着用できる長袖にしてみるのも悪くない選択だと思います。



気楽に着用できて、キッチリ感も程よく演出できる。銘品と言われる理由、使ってみればお分かりいただけるはず。

真の服好きを唸らせる、そんなブランド。


もちろんヘンリーネック以外にも名作は盛り沢山。例えばこちらのシンプルなカットソー、JOSEF(ジョセフ)


※「え、Tシャツじゃないの?」と思った方のために、ここで一つ補足を。カットソーとはCut and Sewnの略、つまり二枚合わせの布地を合わせてそのまま縫った衣服のこと。というワケでTシャツってのはカットソーの仲間になります。

素材には肌触りの良い上質コットンを使用。撚りをかけた素材なので、やや風合いを感じさせる生地感です。またしなやかかつ耐久性が高いため、着込めば着込むど肌に馴染みます。


フィッティングは結構スリム。腕回り、胴回り共にコンパクトな設計のため細マッチョなボディラインに。※もちろん個人差はありますので、その辺りはご了承くださいませ!



ご想像の通りインナーとしても超優秀。最近流行りのビッグTだと袖がアームホールに引っ掛かったりでストレスフルですが、こちらは身体にピタッとフィットするから変にもたつくこともありません。



だからジャケットやジレの下に差し込んでも全く違和感なし。様々なシーンに対応可能と、一着持っておいて損はしないアイテムです。



続いてはカールハインツとはまた違うヘンリーネックのHEINRICH(ハインリッヒ)。こちらの主な違いは…


通常仕様のシンプルな袖と、


光沢感のある生地。布地を伸ばした状態で苛性ソーダの能駅に漬けて光沢を出すマーセライズ加工(いわゆるシルケット加工のこと)を施すことで、色気のある印象とシルキーな肌触りを同時に手に入れています。


光沢によって生まれるセクシーな陰影がスタイルの格上げに一役。ご想像通りジャケパンとも相性抜群。ちなみにこちらも…



ロングスリーブモデルが。先ほどのカールハインツと同じく、その辺りはお好みで選んでみてください。


最後のダメ押しはタンクトップのFRIEDRICH(フリードリッヒ)。シャツのインナーはもちろんのこと、単体でも良い感じ。「いやいや、この歳になってタンクトップ一枚はないでしょ…」とお考えの皆さん、少々お待ちあれ。


こちらを実際に着てみると…思いの外悪くないでしょ。程よく細身のピチピチ過ぎないシルエット、そしてリブ編みの凹凸ある質感。通常のタンクトップにはないニュアンスが良い具合に見せています。



さすがに街使いで一枚だけっていうのは勇気がいると思いますが、海や避暑地などのリゾートシーンには最適です。

いかがでしょうか、シーサーのアイテムは?

元々はJediaのカットソーといえばシーサーと呼ばれる程の存在。その魅力、十二分にお分かりいただけたかと思います。

こういう古豪的な立ち位置のブランドって信頼性もあるし、愛着の強い方も多々。昔からファンだというJediaスタッフも多く、服について知識を蓄えている人ほど好きになる印象です。

そんなシーサーだから、個人的には「むやみやたらに流行ってほしくないな」というのが正直なところ。(うん、売り手失格ですね!)

トレンドは二の次、欲しいのは本当に価値のあるウェアだけ。

そんな本気の洋服好きにこそ着てもらいたいブランドです。

Schiesser(シーサー)はこちら

--
Jediaでは、新入荷やお得情報をTwitterFacebookなどでもつぶやいています。是非フォローしてくださいね!



edit:minoru mori
writer:daigo iima

関連キーワード
Schiesserシーサーカットソー

ITEM SEARCH

ページトップ
TOKYOlife(東京ライフ)
Loading...