UPDATE:2018.05.30
夏の“華足し”は小物で始める!【vol.1】
お洒落は足元から。じゃあ夏の“華足し”も足元から。
品やフォーマルさ、清潔感。それは大人の男の装いでとても大事な要素。ただし開放的なサマーシーズンだと派手さや色気、遊び心などといった“華やかさ”の配分を増やす方がイケてる場合も。
とは言ってみたものの、そういうテイストを突然コーデに取り込むのって結構難しい。例えば普段の服装にド派手なアロハシャツを投入。…うーん、あんまりしっくりこないですよね。(僕の場合だと吉本新喜劇に出てくる小悪党みたいになります。)
やっぱり僕らに必要なのって“違和感なく取り込める上にしっかり華足しもできる”、そんな都合よく使えるアイテム。そこで注目してほしいのが、スタイル全体の雰囲気を決定づけてくれる“シューズ”です。
人の目が行きやすい先端部分であることに加え、トップスやボトムスに比べると面積が少ない。つまりスタイルの印象付けに最適だし、違和感なく取り入れることができる。そう考えるとこれほどお誂え向きなアイテムも中々ありません。
というワケで、Jediaで取扱中の華足しにピッタリなシューズブランド3つをご紹介。粋なルックスを叶えつつ、足取り軽やかに歩きましょう!
まず最初は(僕の個人的な)本命であるDOUCAL’S(デュカルス)から。
デュカルスは1972年にイタリア中部で創業したシューズブランド。ベーシックで洗練されたデザイン、軽やかな履き心地、そして革靴とは思えないほど高いコストパフォーマンス。ここ何年かで国内においてもかなり定着してきましたね。
で、今回ご紹介させていただくのはグルカサンダル。スポサン一強時代に突如現れた新勢力でしたが、今や定番ともいえる存在に。
ただ、このアイテムってカテゴリー上はサンダルに分類されていますが、実際に穿いた感じは全然の別物。トゥがあったり肌の露出が少なかったりと、サンダルというよりも通気性のある革靴といった感じ。だから靴下を履いても違和感なくこなせます。
…前段が長くなりましたね、失礼しました。アイテムはこちら。
まず注目したいのがヴィンテージ加工のアッパー。程よい発色のブラウンレザーに水が染みたようなトゥとヒール。味わい深い表情がたまりません。
でも何より驚いたのが、靴底にまで同様の加工を施した点。ソールを視認できるのって歩いている姿を後ろから見たときぐらい。そんな部分をここまでこだわったワケです。“靴バカ”、いや“シューズ愛”を感じません?
シンプルなジャケパンながらもどこか上品かつセクシーな雰囲気に。革靴みたいな外見と肌の露出が、そういった印象をスタイルに付与しています。
ポロシャツのパンツインという少しキッチリ目の合わせだと最高にドレッシー。これだけシュッとしてるのに実はラクチンって、ちょっとズルい。
そして注目してほしいのが短パン合わせのカジュアルスタイル。ここで通常のサンダルだとヌケ感が強まり過ぎますが、グルカならカチッと決まる。
先日ご紹介したCISEI(チセイ/シセイ)のレザー巾着バッグとも相性抜群。レザーアイテムのコンビネーションによる高級感の相乗効果。こういう組み合わせの場合はかなり有効です。
関連NEWS:巾着なのにラグジュアリー! 男の装いを格上げする新感覚バッグ、登場。
ちなみに履くと分かりますが、インソールのクッショニングが柔らかいため足馴染み◎。レザー系って足が疲れちゃうような固い履き心地のものばかり。こういう大人の品を演出しつつ快適なのってかなり貴重です。
品があるのに色気もある、そしてしっかり歩きやすい。そしてサンダルじゃカジュアル過ぎるって考えているならば、こちらで間違いないかと。
ここら辺で2009年デビューのニューカマー、MAURO de BARI(マウロ デ バリ)を。
イタリア・プーリア州にて50年以上に渡り牛革サンダルを製造してきたデビルシューズ社。ここから社長兼デザイナーの名を取って生まれたのが当ブランド。
マウロ デ バリ最大の特徴は、未加工の牛革を型取りし手作業で染め上げ、刷毛による色付けをした後に乾燥させる「トゥッファート(軽く浸したの意)」という独自の加工。
まぁ平たく言えば全工程が職人のハンドメイド。(ちなみにこの技術、正確性と長い時間が求められるため、ほとんどの企業が採用していません。) なのに値段は2万円弱。…恐ろしいほどコスパが高いでしょ。
中でもオススメはこちら。バックル式って聞くとビルケンみたいなカジュアルタイプを想像しますが、こちらは高級感のあるスウェード製。黒ソールとの組み合わせがラグジュアリー。
何より注目していただきたいのがこの二段ソール。グリップ力の高いアウトソールに滑らかなレザーで丁寧に包んだフットベッドを重ねています。めちゃくちゃ歩きやすいし、足の疲労も皆無。見た目も面白いですよね。
シンプルなデザインなのでセットアップとも相性抜群。品もあるしヌケ感も◎。ハイテクっぽさのあるスポサンとは真逆のタイプです。
もちろんシャツ×イージーパンツのリラクシーなコーデにもすんなり。こういう肩の力を抜いたコンフォートな雰囲気も洒脱で素晴らしい。
他にもヴィンテージチックな革を使用したベルトタイプや、
シャワサン風っぽくカジュアルにこなせるクロスストラップモデルも。
素材使いはラグジュアリー、しかしヌケ感も抜かりなし。そしてコスパ重視の方でも満足できるプライスだということもお忘れなく。
最後はポップなスニーカーで人気を博す新鋭、Atlantic STARS(アトランティックスターズ)。以前の春スニーカー特集で知っている方もいらっしゃるハズ。
関連NEWS:春の一歩を踏み出す相棒はやっぱりコイツ! 足取り軽やかなスニーカー4選
ここの持ち味と言えば、何といっても超ポップなルックス。イタリアらしい鮮やかなカラーリングに80年代のレトロスニーカーを意識したデザイン。華やかさという意味では、今回ご紹介した中では随一かと。
そして、実はここって職人のハンドメイド製。こう表現すると失礼ですが、ヤンチャな見た目ながら作りはしっかり。こういうギャップって好感度上がりますよね。
ちなみにインソールは全て4cm高くなっています。だからスタイルアップや脚長効果も期待できる。何だかんだこういう工夫も嬉しかったり。
前知識はこのぐらいにして定番のAntares(アンタレス)から。履き口が深く足がスッポリ入る形状で、とても着用しやすいのが特徴。またEVAソールという良い具合に反発する樹脂を採用しているため、クッショニングも抜群。
やっぱり夏はショーツ合わせが軽快で良いですね。足元のオレンジがモノトーンコーデのアクセントに。
ピンク×ブルーの配色もチャーミング。ベースがグレーとブラックなので、想像以上に合わせやすい。
夏っぽさを考えるとホワイト×ブルーも爽快で良い具合。アッパーがグレーベースだから使い回しも抜群に利きます。
また上記のアンタレスに続いて人気があるヴィンテージライクなArgo(アルゴ)、
張り出したソールのデザインが近未来的なMars(マーズ)といったアイテムもご用意。キャッチーな色味なのでシンプルなTシャツスタイルはもちろん、
派手目なSTONE ISLAND(ストーンアイランド)のブルゾンを合わせて、より夏っぽくキャッチーにこなしてみるのも楽しげです。
※ちなみにこのド派手なブルゾン、今トレンドの大人ストリート的な着こなしにピッタリ。以前ご紹介したので興味のある方は併せてお読みください。
関連NEWS:僕らの休日カジュアル問題。最適解は“大人ストリート”。
夏の華差しにオススメの3ブランド、いかがでしょうか?
選び方としては、上品さと色気のデュカルス、ラグジュアリー&コンフォートなマウロ、ポップ&脚長効果ならアトランティックというイメージでしょうか。
ちなみに僕はグルカデビュー狙いでデュカルスを検討中。…いや、休日らしさって考えるとマウロもアリなんですよね。…うーん、でもスタイルアップのアトランティックも捨てがたい!
というワケで甲乙つけがたい3つ、どれかを一つ買うも良し、一気に全部買うも良し。
まぁ言えることはただ一つ。遊びのない夏スタイルほどつまらないものはありませんよ!
DOUCAL'S(デュカルス)はこちら
MAURO de BARI(マウロ デ バリ)はこちら
Atlantic STARS(アトランティックスターズ)はこちら
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とは言ってみたものの、そういうテイストを突然コーデに取り込むのって結構難しい。例えば普段の服装にド派手なアロハシャツを投入。…うーん、あんまりしっくりこないですよね。(僕の場合だと吉本新喜劇に出てくる小悪党みたいになります。)
やっぱり僕らに必要なのって“違和感なく取り込める上にしっかり華足しもできる”、そんな都合よく使えるアイテム。そこで注目してほしいのが、スタイル全体の雰囲気を決定づけてくれる“シューズ”です。
人の目が行きやすい先端部分であることに加え、トップスやボトムスに比べると面積が少ない。つまりスタイルの印象付けに最適だし、違和感なく取り入れることができる。そう考えるとこれほどお誂え向きなアイテムも中々ありません。
というワケで、Jediaで取扱中の華足しにピッタリなシューズブランド3つをご紹介。粋なルックスを叶えつつ、足取り軽やかに歩きましょう!
気品と色気を併せ持つ飛び切りのグルカ。
まず最初は(僕の個人的な)本命であるDOUCAL’S(デュカルス)から。
デュカルスは1972年にイタリア中部で創業したシューズブランド。ベーシックで洗練されたデザイン、軽やかな履き心地、そして革靴とは思えないほど高いコストパフォーマンス。ここ何年かで国内においてもかなり定着してきましたね。
で、今回ご紹介させていただくのはグルカサンダル。スポサン一強時代に突如現れた新勢力でしたが、今や定番ともいえる存在に。
ただ、このアイテムってカテゴリー上はサンダルに分類されていますが、実際に穿いた感じは全然の別物。トゥがあったり肌の露出が少なかったりと、サンダルというよりも通気性のある革靴といった感じ。だから靴下を履いても違和感なくこなせます。
…前段が長くなりましたね、失礼しました。アイテムはこちら。
まず注目したいのがヴィンテージ加工のアッパー。程よい発色のブラウンレザーに水が染みたようなトゥとヒール。味わい深い表情がたまりません。
でも何より驚いたのが、靴底にまで同様の加工を施した点。ソールを視認できるのって歩いている姿を後ろから見たときぐらい。そんな部分をここまでこだわったワケです。“靴バカ”、いや“シューズ愛”を感じません?
シンプルなジャケパンながらもどこか上品かつセクシーな雰囲気に。革靴みたいな外見と肌の露出が、そういった印象をスタイルに付与しています。
ポロシャツのパンツインという少しキッチリ目の合わせだと最高にドレッシー。これだけシュッとしてるのに実はラクチンって、ちょっとズルい。
そして注目してほしいのが短パン合わせのカジュアルスタイル。ここで通常のサンダルだとヌケ感が強まり過ぎますが、グルカならカチッと決まる。
先日ご紹介したCISEI(チセイ/シセイ)のレザー巾着バッグとも相性抜群。レザーアイテムのコンビネーションによる高級感の相乗効果。こういう組み合わせの場合はかなり有効です。
関連NEWS:巾着なのにラグジュアリー! 男の装いを格上げする新感覚バッグ、登場。
ちなみに履くと分かりますが、インソールのクッショニングが柔らかいため足馴染み◎。レザー系って足が疲れちゃうような固い履き心地のものばかり。こういう大人の品を演出しつつ快適なのってかなり貴重です。
品があるのに色気もある、そしてしっかり歩きやすい。そしてサンダルじゃカジュアル過ぎるって考えているならば、こちらで間違いないかと。
高級感と絶妙なヌケ具合。垢ぬけた男に似合う一足。
ここら辺で2009年デビューのニューカマー、MAURO de BARI(マウロ デ バリ)を。
イタリア・プーリア州にて50年以上に渡り牛革サンダルを製造してきたデビルシューズ社。ここから社長兼デザイナーの名を取って生まれたのが当ブランド。
マウロ デ バリ最大の特徴は、未加工の牛革を型取りし手作業で染め上げ、刷毛による色付けをした後に乾燥させる「トゥッファート(軽く浸したの意)」という独自の加工。
まぁ平たく言えば全工程が職人のハンドメイド。(ちなみにこの技術、正確性と長い時間が求められるため、ほとんどの企業が採用していません。) なのに値段は2万円弱。…恐ろしいほどコスパが高いでしょ。
中でもオススメはこちら。バックル式って聞くとビルケンみたいなカジュアルタイプを想像しますが、こちらは高級感のあるスウェード製。黒ソールとの組み合わせがラグジュアリー。
何より注目していただきたいのがこの二段ソール。グリップ力の高いアウトソールに滑らかなレザーで丁寧に包んだフットベッドを重ねています。めちゃくちゃ歩きやすいし、足の疲労も皆無。見た目も面白いですよね。
シンプルなデザインなのでセットアップとも相性抜群。品もあるしヌケ感も◎。ハイテクっぽさのあるスポサンとは真逆のタイプです。
もちろんシャツ×イージーパンツのリラクシーなコーデにもすんなり。こういう肩の力を抜いたコンフォートな雰囲気も洒脱で素晴らしい。
他にもヴィンテージチックな革を使用したベルトタイプや、
シャワサン風っぽくカジュアルにこなせるクロスストラップモデルも。
素材使いはラグジュアリー、しかしヌケ感も抜かりなし。そしてコスパ重視の方でも満足できるプライスだということもお忘れなく。
ポップな配色に脚長効果。随一の“華”にご注目あれ。
最後はポップなスニーカーで人気を博す新鋭、Atlantic STARS(アトランティックスターズ)。以前の春スニーカー特集で知っている方もいらっしゃるハズ。
関連NEWS:春の一歩を踏み出す相棒はやっぱりコイツ! 足取り軽やかなスニーカー4選
ここの持ち味と言えば、何といっても超ポップなルックス。イタリアらしい鮮やかなカラーリングに80年代のレトロスニーカーを意識したデザイン。華やかさという意味では、今回ご紹介した中では随一かと。
そして、実はここって職人のハンドメイド製。こう表現すると失礼ですが、ヤンチャな見た目ながら作りはしっかり。こういうギャップって好感度上がりますよね。
ちなみにインソールは全て4cm高くなっています。だからスタイルアップや脚長効果も期待できる。何だかんだこういう工夫も嬉しかったり。
前知識はこのぐらいにして定番のAntares(アンタレス)から。履き口が深く足がスッポリ入る形状で、とても着用しやすいのが特徴。またEVAソールという良い具合に反発する樹脂を採用しているため、クッショニングも抜群。
やっぱり夏はショーツ合わせが軽快で良いですね。足元のオレンジがモノトーンコーデのアクセントに。
ピンク×ブルーの配色もチャーミング。ベースがグレーとブラックなので、想像以上に合わせやすい。
夏っぽさを考えるとホワイト×ブルーも爽快で良い具合。アッパーがグレーベースだから使い回しも抜群に利きます。
また上記のアンタレスに続いて人気があるヴィンテージライクなArgo(アルゴ)、
張り出したソールのデザインが近未来的なMars(マーズ)といったアイテムもご用意。キャッチーな色味なのでシンプルなTシャツスタイルはもちろん、
派手目なSTONE ISLAND(ストーンアイランド)のブルゾンを合わせて、より夏っぽくキャッチーにこなしてみるのも楽しげです。
※ちなみにこのド派手なブルゾン、今トレンドの大人ストリート的な着こなしにピッタリ。以前ご紹介したので興味のある方は併せてお読みください。
関連NEWS:僕らの休日カジュアル問題。最適解は“大人ストリート”。
夏の華差しにオススメの3ブランド、いかがでしょうか?
選び方としては、上品さと色気のデュカルス、ラグジュアリー&コンフォートなマウロ、ポップ&脚長効果ならアトランティックというイメージでしょうか。
ちなみに僕はグルカデビュー狙いでデュカルスを検討中。…いや、休日らしさって考えるとマウロもアリなんですよね。…うーん、でもスタイルアップのアトランティックも捨てがたい!
というワケで甲乙つけがたい3つ、どれかを一つ買うも良し、一気に全部買うも良し。
まぁ言えることはただ一つ。遊びのない夏スタイルほどつまらないものはありませんよ!
DOUCAL'S(デュカルス)はこちら
MAURO de BARI(マウロ デ バリ)はこちら
Atlantic STARS(アトランティックスターズ)はこちら
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edit:minoru mori writer:daigo iima |
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