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UPDATE:2009.10.23

最高の技術を最高のコストパフォーマンスで

秋のドレススタイルを飾る、人気急上昇のドレスシューズ

日本初のオスカー賞(国際芸術皮革製品コンテスト)を受賞したユニオンインペリアル。ハンドメイドならではの製法から生み出される履き心地の良さで多くのファンを魅了しています。

秋になると夏のカジュアルスタイルの反動から、ドレッシーなスーツスタイルを楽しみたくなる。そして、ドレススタイルで一番重要なのは足元だと思う。そんな考え方に共感してくれる方に今回ユニオンインペリアルをご紹介する。



まずこの靴、とにかく価格が安い。ハンドソーン・ウェルテッド製法という製法で作られているのだが、耳慣れない方もいると思うので、ちょっと説明。ハンドソーン・ウェルテッドという製法はその名前の通り、手作業で靴底とアッパーを縫い付ける。通常のドレスシューズでは、靴底とアッパーを接着剤で接着し、その接着する為の”まち”をコルクで埋める。そうすると、接着剤やコルク(大体5mm前後)で靴底が非常に固くなってしまう。これが履き始めの靴が固く、足になじまない理由だ。コルクが沈み、革が徐々に柔らかくなって足になじんでくる、という言い方をする場合もあるが、初めからなじみが良い方が良いに決まっている。



ハンドソーン・ウェルテッドの場合は熟練した職人が、非常に薄い縫代(ぬいしろ)を手作業で縫い付けているので、上記に述べたような固さは全くない。またユニオンインペリアルの場合、通常のハンドソーンウェルテッド製法とは違い、360度すくい縫い製法という手間のかかる製法を取っており、全周を手作業で一針一針、糸で締めて纏めているのだ。その為、力がかかる部分は緩みが生じ、中底が足を包み込むようになじむという特徴もある。




使っている革も国産の上質な物にこだわって使用している。最高級ラインのプレミアムコレクションでは、アノネイ社の革の中でも特に良い所を選んで使うという気の配りようだ。一般的には10万円は下らないと言われているハンドソーン・ウェルテッド製法で作られたこの靴を3万円台で提供しようというのだから驚きだ。(プレミアムコレクションは6万円台~)今や希少となったハンドソーン・ウェルテッド製法の履き心地を広く認識してもらう、というユニオンロイヤル社の想いがこのユニオンインペリアルには体現されている。



ユニオンインペリアルにはビジネスシーンに使いやすいプレーントゥから、色気あるサイドレースまで幅広くモデルがそろっている。最上級ラインのプレミアムコレクションは採算度外視らしいので、懐に余裕がある方はそちらを狙ってみても良いかも。



text by mori



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  • 熟練した職人が手で縫う。
  • 仕上げも手作業。

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