UPDATE:2018.04.13
TAGLIATORE(タリアトーレ)のジャケットとジレ
最後まで頼りになるのは、“正攻法のド定番”です。

“正攻法のド定番”。
そう聞くとオーソドックス過ぎて面白味がないイメージかと。まぁはっきり言うと、定番アイテムって目新しいモノじゃないのでその通りです。
でも、目新しいモノは後に風化してしまう危険性がある。それに比べ、ド定番は長い時間をかけてその位置に辿り着いているから、ほぼ間違いがない。
僕たち大人には、マストアイテムと呼ばれているものが沢山あります。ビジネススーツ、長袖のドレスシャツ、ネクタイや革靴など。少し方向性は変わりますがオン・オフ使えるチノパンだってそう。正攻法のド定番ってヤツをそれぞれ一着づつ持っておくべき。
ということで今回紹介させていただく正攻法のド定番、それは“ホップサックの紺ジャケ”です。
ビジネスシーンでも問題なく使えるし、休日にサラッと羽織っておけば格好もつく。大人の男性なら必ず一着は持ってた方が良い便利なアイテム、それが紺ジャケ。これほど有用性が高いモノなのだから、ある程度クオリティも重視したい。
ここまでは通例みたいなもんなので、ご理解いただけるかと。問題はなぜホップサックなのかということ。
その辺りは実物を見る方が手っ取り早い。では一旦アイテム紹介に入りましょう。
こちらはカリスマデザイナー、ピーノ・レラリオ率いるTAGLIATORE(タリアトーレ)の一着。
キュッと絞った高い位置にあるウエストシェイプ、アンコンなのに立体的な仕上がり。めちゃめちゃ良いですね、このスタイリッシュなシルエット!
でも何よりの特徴はその素材。ホップサックとは平織ツイードの一種で、少し粗い織り方とフワッとした風合いが特徴的。そして表面の柔らかな凹凸と糸の光沢。無地なのにしっかり表情があるでしょ。
ちなみにビールの原料であるホップを運搬する麻袋と同じ織り方なのでこういうネーミングに。通気性が高い春夏用の素材として知られており、丈夫でシワになりにくいという特徴を持っています。
一枚でサマになる味わい深い表情、そして長期使用に堪え得る特性。ホップサックがド定番として浸透している理由はこの辺りにあるんです。
※ホップサックばかりにフォーカスしましたがタリアトーレの作りも素晴らしい。特にこの後ろにズレた肩線。肩回りの可動領域が広がり快適性が向上しています。
まずは小手調べにスーチング。シンプルなジャケパンスタイルではありますが、アンコンとは思えないほどキリッとした印象に。そしてこのピタッとボディに馴染むシルエット。ジャケットのクオリティが伺えますね。
それでいて艶めかしい光沢とドレープまでをも生み出す。やっぱりこういう上質なネイビーというのは大人の男なら必須。春はアウター的としてメインを張ることもできますし。
梅雨や秋冬には外套を羽織ってインナー感覚で。見え方としてはジレみたいな感じ。落ち着きあるベージュと合わせるとクラシカルですね。
※ちなみにこのコートはリバーシブル仕様。裏面はひんやりとしたロイヤルブルーで紺ジャケと同系色。真逆の印象なのにどっちもガチッとハマるので、勝手ながら紺ジャケのベストパートナーに認定します(笑)
カジュアルなチノパンコーデの格上げにも最適。
ホップサックの紺ジャケをオススメさせていただいた理由、ご理解いただけたかと。
紺ジャケほどではないですが、思いのほか有用性の高いアイテムもございます。それは“ジレ”。
3ピーススーツをお持ちの方はセットで着用することもあるのでご存知でしょう。でも持っていない方にしたら「着なくても成立するのに何の意味があるの?」って感じかと。
実はちょっとした体温調整にも便利なアイテムなのですが、それよりもポイントとなるのが品足し効果。
ビジネスシーンはもちろんカジュアルな休日スタイルさえもガツンと格上げする、言うならばブースターとして機能してくれるんです。
こちらは名作として名高いタリアトーレのBRIAN(ブライアン)というモデル。着用してないのにキュッと絞ったシルエットの美しさがお分かりになるかと。
素材にはスラブチェックを採用。太さにムラのあるスラブ糸を使用しており、表面の軽い凹凸が特徴的。風合いのある生地感と同時にサラッとした肌触りを実現しています。

アイテムのディティールはここまで。実際の着こなしを見てみましょう。
まずは本来の使い方であるジャケットのインとして。ジレの差し込みでVゾーンを強調しています。キリッとした印象とフォーマル感の主張に一役。
まぁビジネス的な使い方は基本のキ。じゃあこんなパンツはいかがでしょう。
まさかのダメージデニム! でも全く違和感なし。むしろカジュアルスタイルなのに英国調のトラッド風味と艶っぽさを加えています。
ジャケットを脱ぐとこんな感じ。少し軽快ですが、シャツ一枚より俄然キッチリ。袖がないことでボディラインが細身に見える点も注目。(アントレ・アミのデニムによる美しいシルエットも相乗効果を発揮!)
カジュアルコーデの品足し、かなり便利でしょ。ちなみにTシャツと合わせても良い感じに格上げできます。チャレンジしてみると、その有用性に驚くこと間違いなし。
実はこのホップサックジャケットとジレって、Jediaでも毎シーズン即完しちゃうほど人気のアイテム。
その魅力をご存知の方にはガツンと刺さっているものの、より多くの方に浸透させたいなと思っていました。
一過性の服を買って、しばらく経つと着れなくなって、また一過性の服を買う。そんな流れを繰り返すのって、もったいないし馬鹿らしいですから。
余計なことをしない基本に忠実な服。ミニマリストになることを奨めているワケじゃないですが、最後の最後まで頼りになるのって、こういうアイテムなんです。
TAGLIATORE(タリアトーレ)はこちら
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Jediaでは、新入荷やお得情報をTwitterやFacebookなどでもつぶやいています。是非フォローしてくださいね!
そう聞くとオーソドックス過ぎて面白味がないイメージかと。まぁはっきり言うと、定番アイテムって目新しいモノじゃないのでその通りです。
でも、目新しいモノは後に風化してしまう危険性がある。それに比べ、ド定番は長い時間をかけてその位置に辿り着いているから、ほぼ間違いがない。
僕たち大人には、マストアイテムと呼ばれているものが沢山あります。ビジネススーツ、長袖のドレスシャツ、ネクタイや革靴など。少し方向性は変わりますがオン・オフ使えるチノパンだってそう。正攻法のド定番ってヤツをそれぞれ一着づつ持っておくべき。
ということで今回紹介させていただく正攻法のド定番、それは“ホップサックの紺ジャケ”です。
基本の紺ジャケをクラスアップさせる、ホップサックの魔力。
ビジネスシーンでも問題なく使えるし、休日にサラッと羽織っておけば格好もつく。大人の男性なら必ず一着は持ってた方が良い便利なアイテム、それが紺ジャケ。これほど有用性が高いモノなのだから、ある程度クオリティも重視したい。
ここまでは通例みたいなもんなので、ご理解いただけるかと。問題はなぜホップサックなのかということ。
その辺りは実物を見る方が手っ取り早い。では一旦アイテム紹介に入りましょう。

こちらはカリスマデザイナー、ピーノ・レラリオ率いるTAGLIATORE(タリアトーレ)の一着。
キュッと絞った高い位置にあるウエストシェイプ、アンコンなのに立体的な仕上がり。めちゃめちゃ良いですね、このスタイリッシュなシルエット!
でも何よりの特徴はその素材。ホップサックとは平織ツイードの一種で、少し粗い織り方とフワッとした風合いが特徴的。そして表面の柔らかな凹凸と糸の光沢。無地なのにしっかり表情があるでしょ。

ちなみにビールの原料であるホップを運搬する麻袋と同じ織り方なのでこういうネーミングに。通気性が高い春夏用の素材として知られており、丈夫でシワになりにくいという特徴を持っています。
一枚でサマになる味わい深い表情、そして長期使用に堪え得る特性。ホップサックがド定番として浸透している理由はこの辺りにあるんです。
※ホップサックばかりにフォーカスしましたがタリアトーレの作りも素晴らしい。特にこの後ろにズレた肩線。肩回りの可動領域が広がり快適性が向上しています。

まずは小手調べにスーチング。シンプルなジャケパンスタイルではありますが、アンコンとは思えないほどキリッとした印象に。そしてこのピタッとボディに馴染むシルエット。ジャケットのクオリティが伺えますね。
それでいて艶めかしい光沢とドレープまでをも生み出す。やっぱりこういう上質なネイビーというのは大人の男なら必須。春はアウター的としてメインを張ることもできますし。
梅雨や秋冬には外套を羽織ってインナー感覚で。見え方としてはジレみたいな感じ。落ち着きあるベージュと合わせるとクラシカルですね。
※ちなみにこのコートはリバーシブル仕様。裏面はひんやりとしたロイヤルブルーで紺ジャケと同系色。真逆の印象なのにどっちもガチッとハマるので、勝手ながら紺ジャケのベストパートナーに認定します(笑)
カジュアルなチノパンコーデの格上げにも最適。
ホップサックの紺ジャケをオススメさせていただいた理由、ご理解いただけたかと。
品足しのアシスト役はジレにお任せあれ。
紺ジャケほどではないですが、思いのほか有用性の高いアイテムもございます。それは“ジレ”。
3ピーススーツをお持ちの方はセットで着用することもあるのでご存知でしょう。でも持っていない方にしたら「着なくても成立するのに何の意味があるの?」って感じかと。
実はちょっとした体温調整にも便利なアイテムなのですが、それよりもポイントとなるのが品足し効果。
ビジネスシーンはもちろんカジュアルな休日スタイルさえもガツンと格上げする、言うならばブースターとして機能してくれるんです。
こちらは名作として名高いタリアトーレのBRIAN(ブライアン)というモデル。着用してないのにキュッと絞ったシルエットの美しさがお分かりになるかと。

素材にはスラブチェックを採用。太さにムラのあるスラブ糸を使用しており、表面の軽い凹凸が特徴的。風合いのある生地感と同時にサラッとした肌触りを実現しています。

アイテムのディティールはここまで。実際の着こなしを見てみましょう。
まずは本来の使い方であるジャケットのインとして。ジレの差し込みでVゾーンを強調しています。キリッとした印象とフォーマル感の主張に一役。
まぁビジネス的な使い方は基本のキ。じゃあこんなパンツはいかがでしょう。
まさかのダメージデニム! でも全く違和感なし。むしろカジュアルスタイルなのに英国調のトラッド風味と艶っぽさを加えています。
ジャケットを脱ぐとこんな感じ。少し軽快ですが、シャツ一枚より俄然キッチリ。袖がないことでボディラインが細身に見える点も注目。(アントレ・アミのデニムによる美しいシルエットも相乗効果を発揮!)
カジュアルコーデの品足し、かなり便利でしょ。ちなみにTシャツと合わせても良い感じに格上げできます。チャレンジしてみると、その有用性に驚くこと間違いなし。
基本に忠実な服こそが、最後まで頼りになるのです。
実はこのホップサックジャケットとジレって、Jediaでも毎シーズン即完しちゃうほど人気のアイテム。
その魅力をご存知の方にはガツンと刺さっているものの、より多くの方に浸透させたいなと思っていました。
一過性の服を買って、しばらく経つと着れなくなって、また一過性の服を買う。そんな流れを繰り返すのって、もったいないし馬鹿らしいですから。
余計なことをしない基本に忠実な服。ミニマリストになることを奨めているワケじゃないですが、最後の最後まで頼りになるのって、こういうアイテムなんです。
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edit:minoru mori writer:daigo iima |
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