UPDATE:2018.04.10
春のアウター特集
今からでも欲しくなる! “旨味”たっぷりのアウター4選。

早いもので4月も半ば。
日中はかなり温暖で過ごしやすくなりましたが、多少冷え込む夜もあるしアウターはまだまだ必要です。とはいえ更に気温が上がり始めるこのタイミングで追加購入…正直気が引ける。出番が少なくなるの分かり切ってますからね。
サラッと羽織れるアイテムが欲しい、でもこれから先は使用頻度も減るし躊躇ってしまう。そんなジレンマを解決するにはどうすりゃいいの、誰が僕を救ってくれるの。(これで「大迷惑」を思い出した方は立派なユニコーン好き)。
それは簡単なこと。手に入れる価値、つまりしっかり“旨味”があるモノを買えば良いってだけの話ですから。
ということで、今回は旨味という切り口からJEDIAイチオシの羽織りをご紹介。悩ましい春のアウター問題、我々が解決いたします!
トップバッターは我らがPEUTEREY(ピューテリー)。
早いもんで、ウチで取り扱い始めてからもう5年目。すっかり定着し、今やもうJEDIAの主力ブランドとなりました。
そんな彼らの春アウターとなれば勘の良い人ならもうお察しでしょう。そう、ステンカラーコートのPARIS。

いわゆる王道中の王道。あえての正攻法で不意を突いたつもりですが、いかがでしょう。まぁ定番となるぐらいなので旨味はめちゃめちゃありますが、あえて言うならば“インポートっぽくない”ところ。
インポート系における最大のデメリットって日本人の体格にフィットしないこと。肩幅ジャストなのに袖や丈が長いとか、ウエストで合わせると丈詰めが必要なんて経験ありません? 外国人に合わせてますから多少違和感が出るもんです。
でもね、このPARISはそんなこと起きない。なぜなら日本人用にアップデートした【JP FIT】だから。
ほら、サイズ感もドンピシャです。肩回りをコンパクトにして袖丈も少し短めに変更。ウエストも絞ったので、以前よりもスリムなフィッティングとなっています。
そしてこのフィッテイングの変更により、シャツやジレの上にオンしてもハマるように。軽めのジャケット感覚でサラッとこなせるようになりました。
そしてコスパの高さもインポートらしくない点の一つ。インポートって価格が高いんですよね、異常に。まぁ関税やら素材の良さなど理由は分かりますが、そんなに高いと買いたくても買う気になりません。
でも、PARISは税込で6万円弱という驚きのプライス。日本人専用フィット、上質なオリジナルナイロン、高い汎用性。これで6万弱って恐ろしい。PARISって間違いないアイテムなんですよ、ホント。
※ちなみにコレ、フロントはボタンだけじゃなくジッパーでも開閉可能。秋冬はジッパーで閉めておくと防風性も向上し、寒さをしのげます。そう考えるとロングシーズン使えるからお得ですね。先行投資も兼ねてお考えの方は是非!

ではせっかくなので、ピューテリーの羽織りをもう一つ。
こちらはポリエステル生地のスポーティなフードブルゾン。発色の良いイエローが正にスプリングな雰囲気です。

作りはイタリア的なサイジングの【GB FIT】。「え、JP FITじゃないんだ…」と少しテンションの下がったアナタ。このモデルはむしろGBの方が良いと思います。だってイタリアの名門バイクブランドVespa(ベスパ)とのコラボモデルですから。

そうです、「ローマの休日」や「さらば青春の光」などに出てくる、あのベスパ。日本だと「探偵物語」の中で松田優作が使ってたスクーター。※ちなみに全員ノーヘルで乗ってます。時代とはいえど危ないったらありゃしない。
まさかのバイクブランド、中々衝撃的でしょ。“ザ・イタリア”といっても過言じゃない気鋭と老舗がタッグを組んだ名作なので、イタリアのサイズ感の方が粋ってもんです。
実際に着ると若干袖丈が長め。まぁ今のトレンドを考えるとこれぐらいでも全く問題なし、いやむしろちょうどいいぐらい。
裾はドローコード付きなのでキュッと締めたら丈感も調整可能。こちらは先ほどのイエローより2サイズ大きいMを着用。これぐらいユルめを選んで“大人ストリート”っぽく合わせるのも悪くないかと。
もちろんスニーカー合わせのカジュアルコーデも良い感じ。襟のドローストリングを上手く使えばフードが美しく立ち上がります。
ちなみにこのコラボアイテム、日本で流通しているのは極少数。そう考えると、このアイテムの旨味は“レア度”でしょうね。ピューテリー好きの方はもちろんベスパファンにもオススメです。
続いてはASPESI(アスペジ)。アウトドアウェアやミリタリーウェアが持つ機能美を街着に落とし込んだ、いわゆる高機能ウェアの先駆者です。
大定番モデルといえばM-65ですが、ここはあえてトレンチコート。なぜならコイツ、本気のミリタリー感が抜群に男らしくてカッコいいから。
ということでこのトレンチの旨味は“ハードボイルド”な雰囲気。
素材には薄手のナイロンファブリックを使用。光沢を若干控え目にしているため独特の表情に。

ショルダー部分のエポーレットに右胸に施されたガンパッチ、

袖口にはカフ・ストラップも。しっかりミリタリー調のディティールを踏襲しています。

まぁこれ単体もカッコいいんですけど、実際に着用するとまた変わる。
ナイロンのクシャッとしたシワ感がたまらなくないですか? まるでカサブランカに出てくるハンフリー・ボガートみたい。(あの映画を見れば、ホントにトレンチが欲しくなります。)
前を閉めてベルトを絞ればこれまたシブい!タイトなサイズ感と相まってアーバンな印象も。
別色のネイビーだと、より都会っぽさが際立ちます。
トレンチって一歩間違うと野暮ったくなりますが、コンパクトなアームホールや膝上の着丈など、サイジングでしっかりモダナイズ。だから男らしい味わいだけ残しつつ、スタイリッシュにキマるというワケ。
ちなみに創業者のアルベルト・アスペジ氏、現在70歳を超えているにも関わらず、服に対するその熱意は並々ならないそう。確かにこのウェアを見ると、そうなんだろうなと思います。アスペジ氏の思い、袖に通してみてはいかがででしょうか。
最後は80年以上もの歴史を持つアウターウェア専業ブランド、sealup(シーラップ)。一般的にはレインウェアが有名ですが、それ以外にも名作は沢山。
今回セレクトさせていただくのはこちらのバルカラーコート。膝まで丈が伸びたロングタイプのモデルです。

生地はヘリンボーン織り。ヘリンボーンってトラッドだけど変に格式高くない。温かみを感じさせるのが良いんですよね。

で、コレの旨味はというと抜群の“脚長効果”。それはスタイルを見ると分かります。
ほら、かなり良い具合。ポイントは高めに設定されたベルト位置。結ぶと脇腹の上辺りからキュッとシェイプ。腰の位置が高く見えるでしょ。
あ、結ばなくてもスタイルは良くなるのでご安心あれ。裾に向かって広がるAライン型を採用し、上品なシルエットと男らしい印象を同時に叶えています。
一歩間違えると古臭いステンカラーコートを脚長効果抜群のアウトラインでクラシカルに昇華。老舗によるシルエットの妙、いやぁニクいですねホント。
ボリュームも旨味も満点でお送りしました羽織り特集、皆さんお腹いっぱいになったことかと。
どのアイテムにも他にないオンリーワンの味わいがあったでしょ?
このタイミングで選ぶ大事な羽織り。残された春の間に着るとしても5月末が限界、秋に再び出番はあるもののウェアに対する心持ちは半年後じゃ変わってる。
今回ご紹介したアイテムぐらい良いモノじゃないと、余程のことがない限り選ばないようにした方が得策です。
PEUTEREY(ピューテリー)はこちら
ASPESI(アスペジ)はこちら
sealup(シーラップ)はこちら
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日中はかなり温暖で過ごしやすくなりましたが、多少冷え込む夜もあるしアウターはまだまだ必要です。とはいえ更に気温が上がり始めるこのタイミングで追加購入…正直気が引ける。出番が少なくなるの分かり切ってますからね。
サラッと羽織れるアイテムが欲しい、でもこれから先は使用頻度も減るし躊躇ってしまう。そんなジレンマを解決するにはどうすりゃいいの、誰が僕を救ってくれるの。(これで「大迷惑」を思い出した方は立派なユニコーン好き)。
それは簡単なこと。手に入れる価値、つまりしっかり“旨味”があるモノを買えば良いってだけの話ですから。
ということで、今回は旨味という切り口からJEDIAイチオシの羽織りをご紹介。悩ましい春のアウター問題、我々が解決いたします!
日本人専用のインポートと希少なコラボモデル。
トップバッターは我らがPEUTEREY(ピューテリー)。
早いもんで、ウチで取り扱い始めてからもう5年目。すっかり定着し、今やもうJEDIAの主力ブランドとなりました。
そんな彼らの春アウターとなれば勘の良い人ならもうお察しでしょう。そう、ステンカラーコートのPARIS。

いわゆる王道中の王道。あえての正攻法で不意を突いたつもりですが、いかがでしょう。まぁ定番となるぐらいなので旨味はめちゃめちゃありますが、あえて言うならば“インポートっぽくない”ところ。
インポート系における最大のデメリットって日本人の体格にフィットしないこと。肩幅ジャストなのに袖や丈が長いとか、ウエストで合わせると丈詰めが必要なんて経験ありません? 外国人に合わせてますから多少違和感が出るもんです。
でもね、このPARISはそんなこと起きない。なぜなら日本人用にアップデートした【JP FIT】だから。
ほら、サイズ感もドンピシャです。肩回りをコンパクトにして袖丈も少し短めに変更。ウエストも絞ったので、以前よりもスリムなフィッティングとなっています。
そしてこのフィッテイングの変更により、シャツやジレの上にオンしてもハマるように。軽めのジャケット感覚でサラッとこなせるようになりました。
そしてコスパの高さもインポートらしくない点の一つ。インポートって価格が高いんですよね、異常に。まぁ関税やら素材の良さなど理由は分かりますが、そんなに高いと買いたくても買う気になりません。
でも、PARISは税込で6万円弱という驚きのプライス。日本人専用フィット、上質なオリジナルナイロン、高い汎用性。これで6万弱って恐ろしい。PARISって間違いないアイテムなんですよ、ホント。
※ちなみにコレ、フロントはボタンだけじゃなくジッパーでも開閉可能。秋冬はジッパーで閉めておくと防風性も向上し、寒さをしのげます。そう考えるとロングシーズン使えるからお得ですね。先行投資も兼ねてお考えの方は是非!

ではせっかくなので、ピューテリーの羽織りをもう一つ。
こちらはポリエステル生地のスポーティなフードブルゾン。発色の良いイエローが正にスプリングな雰囲気です。

作りはイタリア的なサイジングの【GB FIT】。「え、JP FITじゃないんだ…」と少しテンションの下がったアナタ。このモデルはむしろGBの方が良いと思います。だってイタリアの名門バイクブランドVespa(ベスパ)とのコラボモデルですから。

そうです、「ローマの休日」や「さらば青春の光」などに出てくる、あのベスパ。日本だと「探偵物語」の中で松田優作が使ってたスクーター。※ちなみに全員ノーヘルで乗ってます。時代とはいえど危ないったらありゃしない。
まさかのバイクブランド、中々衝撃的でしょ。“ザ・イタリア”といっても過言じゃない気鋭と老舗がタッグを組んだ名作なので、イタリアのサイズ感の方が粋ってもんです。
実際に着ると若干袖丈が長め。まぁ今のトレンドを考えるとこれぐらいでも全く問題なし、いやむしろちょうどいいぐらい。
裾はドローコード付きなのでキュッと締めたら丈感も調整可能。こちらは先ほどのイエローより2サイズ大きいMを着用。これぐらいユルめを選んで“大人ストリート”っぽく合わせるのも悪くないかと。
もちろんスニーカー合わせのカジュアルコーデも良い感じ。襟のドローストリングを上手く使えばフードが美しく立ち上がります。
ちなみにこのコラボアイテム、日本で流通しているのは極少数。そう考えると、このアイテムの旨味は“レア度”でしょうね。ピューテリー好きの方はもちろんベスパファンにもオススメです。
トレンチの魅力は“ハードボイルド”にあり。
続いてはASPESI(アスペジ)。アウトドアウェアやミリタリーウェアが持つ機能美を街着に落とし込んだ、いわゆる高機能ウェアの先駆者です。
大定番モデルといえばM-65ですが、ここはあえてトレンチコート。なぜならコイツ、本気のミリタリー感が抜群に男らしくてカッコいいから。
ということでこのトレンチの旨味は“ハードボイルド”な雰囲気。
素材には薄手のナイロンファブリックを使用。光沢を若干控え目にしているため独特の表情に。

ショルダー部分のエポーレットに右胸に施されたガンパッチ、

袖口にはカフ・ストラップも。しっかりミリタリー調のディティールを踏襲しています。

まぁこれ単体もカッコいいんですけど、実際に着用するとまた変わる。
ナイロンのクシャッとしたシワ感がたまらなくないですか? まるでカサブランカに出てくるハンフリー・ボガートみたい。(あの映画を見れば、ホントにトレンチが欲しくなります。)
前を閉めてベルトを絞ればこれまたシブい!タイトなサイズ感と相まってアーバンな印象も。
別色のネイビーだと、より都会っぽさが際立ちます。
トレンチって一歩間違うと野暮ったくなりますが、コンパクトなアームホールや膝上の着丈など、サイジングでしっかりモダナイズ。だから男らしい味わいだけ残しつつ、スタイリッシュにキマるというワケ。
ちなみに創業者のアルベルト・アスペジ氏、現在70歳を超えているにも関わらず、服に対するその熱意は並々ならないそう。確かにこのウェアを見ると、そうなんだろうなと思います。アスペジ氏の思い、袖に通してみてはいかがででしょうか。
羽織るだけでスタイルアップが叶う魔法のコート。
最後は80年以上もの歴史を持つアウターウェア専業ブランド、sealup(シーラップ)。一般的にはレインウェアが有名ですが、それ以外にも名作は沢山。
今回セレクトさせていただくのはこちらのバルカラーコート。膝まで丈が伸びたロングタイプのモデルです。

生地はヘリンボーン織り。ヘリンボーンってトラッドだけど変に格式高くない。温かみを感じさせるのが良いんですよね。

で、コレの旨味はというと抜群の“脚長効果”。それはスタイルを見ると分かります。
ほら、かなり良い具合。ポイントは高めに設定されたベルト位置。結ぶと脇腹の上辺りからキュッとシェイプ。腰の位置が高く見えるでしょ。
あ、結ばなくてもスタイルは良くなるのでご安心あれ。裾に向かって広がるAライン型を採用し、上品なシルエットと男らしい印象を同時に叶えています。
一歩間違えると古臭いステンカラーコートを脚長効果抜群のアウトラインでクラシカルに昇華。老舗によるシルエットの妙、いやぁニクいですねホント。
心に刺さるモノ以外はオススメしません。
ボリュームも旨味も満点でお送りしました羽織り特集、皆さんお腹いっぱいになったことかと。
どのアイテムにも他にないオンリーワンの味わいがあったでしょ?
このタイミングで選ぶ大事な羽織り。残された春の間に着るとしても5月末が限界、秋に再び出番はあるもののウェアに対する心持ちは半年後じゃ変わってる。
今回ご紹介したアイテムぐらい良いモノじゃないと、余程のことがない限り選ばないようにした方が得策です。
PEUTEREY(ピューテリー)はこちら
ASPESI(アスペジ)はこちら
sealup(シーラップ)はこちら
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edit:minoru mori writer:daigo iima |
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