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UPDATE:2018.04.03

春のネイビーシャツ特集

カモン“ネイビー”! 紺の良薬で白けないシャツ選び。

皆さん…、

ついに訪れましたね、待ちに待った春が。

もうヘビーなアウターなんて必要なし。さっさと仕舞い込んで春支度を済ませましょう。

ということで、今こそまさに衣替え&新調のタイミング。一枚だけでビシッとキマるシャツなんかがあれば最高です。そうなると最初の一手は白シャツを選びましょう…。と言いたいところですが少々お待ちあれ。ここはあえてのネイビーが吉!

シャツ=男の第二の肌ともいえる重要なアイテム。白シャツも良いんですけど、少しばかり味気ないというか、もっと趣が欲しいというか。だからこそ選んでほしいのがネイビー。きっちりシックなのに黒ほど重くない、大人の男性にこそ似合う絶妙な色味なんです。

今回はJediaの名ブランド5つをピックアップしました。似ているようで似ていない各アイテムの違いを知って、シャツ選びに白けず興じましょう。

イタリアの名門によるオーセンティックな一着。


ということで、まず第一発目はナポリ発のMr.イタリアンシャツブランド、BARBA(バルバ)から。

ご紹介させていただくのはDANDY LIFEシリーズの襟型401。カジュアルシャツという位置づけのダンディライフは、ウォッシュをかけることで生まれるヴィンテージライクな風合いが持ち味。

サイズ感はとてもタイト。襟の高さは普通ぐらい。ただし袖は若干長め。



401型は今まで定番だった横広がりのワイドカラーに比べると少々サイズダウンした、セミワイドカラータイプ。レギュラー寄りの形状に変更しているのでモダンな印象です。



実際に着てみるとこんな感じ。



かなりピタピタ。上半身のラインがこれでもかというぐらい出ていますね。大人の色気がムンムンです。



先ほど述べたように袖は若干長め。夏場の暑い時には二つ折りで7分丈ぐらいにするのがちょうどいいかと。

※ちなみに袖を折るときは一番目のボタンだけを外すようにしましょう。二番目も外すと捲っても不格好になっちゃいます。そのままラフに巻いても良いですが、肘下までググッと持ち上げた後に少し裾を折り返すミラノ巻きというやり方もオススメ。

周囲と差別化を図れる大人びたストライプ。


続いて1925年創業の老舗、FInamore(フィナモレ)

こちらもネイビーの無地シャツを…

といきたいところですが、数が若干少なくなっているので、趣向を少し変えてストライプをご紹介。(やっぱり無地ネイビーが良いなぁ…という方は、残り39サイズのみになってしまいますがこちらをご確認あれ!)

いやぁ、めちゃめちゃカッコいいですね。これぞ小僧にゃ似合わない、成熟した大人のシャツって感じです。ちなみに裾は若干短め。



素材に採用したのはシアサッカー。何となくご存知だと思いますが、シアサッカーというのは波状の加工によって表面が凸凹になった生地。肌に触れる面積が少なくなるのでサラッとドライな触感になります。つまりこれからの時期に最適なファブリックということ。



襟型はこちらもセミワイドカラー。カッタウェイとレギュラーの間ぐらい。



名門が二つも続いてセミワイドで登場。はい、お察しの通り以前までのワイドは減少傾向にあり。トレンドは完全にこのセミワイドカラーへと移り変わっています。この辺りも新調することをオススメする理由の一つです。

ちなみに着用してみると…こちらもピタピタのフィッティング。ストライプの縦ラインと相まってかなりスタイリッシュ



もちろん裾を捲り上げてもカッコいい。



シンプルな無地も良いですが、ベーシックな分ニュアンスを出すには少し工夫が必要。それに比べてストライプは一枚サラッと羽織るだけで主張が生まれるベーシックなシャツは沢山持ってる、または着回しやすさよりも個性重視という方にうってつけ。

キリッと上品なのに快適! 良いこと尽くめのドレスジャージ。


折り返し地点に辿り着いたので、この辺りで変わり種をご紹介。ミラノ発のBagutta(バグッタ)による逸品です。

こちらも襟の開きを抑えたセミワイドカラー。




「えっ、普通のシャツじゃないの?」と皆さん思ったことでしょう。確かにこう見ると普通の紺シャツ。

ではアップしてみると…光沢のある独特な詰め加減の生地だということが分かります。



勘のいい方はお気づきでしょう。これ、実はドレスジャージ素材

着用した感じは中々タイトですが、ギュンギュンに伸びるため恐ろしいほどラクチン。



そして生地特有の光沢により、見た目がかなりドレッシー。ややフォーマルなジャケパンでも大人っぽい艶が生まれてセクシーに



一番ドレス感が強いのに、一番コンフォート。良い意味で最もギャップのあるシャツなんです。カッコいいけどピチピチでシンドイ…というのがこの系統のお約束。でもコレなら無理して着るなんてヤセ我慢をしなくて良い

ドレッシーさを求める人はもちろん、着心地至上主義な方にも満足していただけるかと。

インもアウトもお手のもの。首元からチラリと除くアイコンが好アクセントに。


最近売り上げを伸ばし認知度が高くなっているgiannetto(ジャンネット)も良い紺シャツが一枚。

こちらは素材にソフトな触り心地のワッフルコットンを採用。日本人の体形にフィットするスリムフィットでオーダーしており、きっちり収まる感じが心地良い。



ちなみに第二ボタンの下にブランドアイコンである太陽のマークを一差し。最近はド派手な装飾を加えるブランドが多めですが、これぐらいさりげない方がドレススタイルにマッチ。第二ボタンを留めないスタイルが多いという方は有効活用できそうですね。



そしてこのアイテムの最大の特徴は裾の前後をほぼ均一にしていること。通常のシャツは後ろを少し長めに取っていますが、こちらは同じ長さにしています。

そのためタックインはもちろん、



タックアウトしても違和感なし



そしてクオリティの高い素材を使いつつお手頃価格というコスパの良さも、ここの魅力の一つ。

オックスフォード素材の紺シャツも良い感じなので、気になった方は是非チェックあれ。
 

大人の艶を演出するセクシーな襟元に注目!


華々しくラストを飾るのはナポリを拠点に置く高級シャツメーカー、BORRIELLO(ボリエッロ)

フィナモレを除く無地系の中ではジャンネットと同じぐらい明るめの色味。また今までセミワイドカラーが続きましたが、このアイテムはややカッタウェイ気味。こちらもシンプルな紺シャツに見えますが、実際に着用するとスゴさが分かります。



皆さん、首元の形状にご注目。下から広がりつつ途中で内側に戻り、第一ボタン辺りで再び外に向かっていく。少し分かりづらいですね。例えるなら人口ピラミッドの星型をひっくり返した形。(「人口ピラミッド 星型」でググってみてください!)



これ、実は最も理想的な襟元の形だと言われているんです。ほら、ノータイ&ジャケットがバチッとハマる。こんなに色気が出るスーチングって中々ないと思いません?



フォーマル度合いが重要視されるシーンには向いていませんが、少し崩しても良い場面なら抜群のこなれ感に。



もちろんシャツ一枚でも十二分にキマります。またタイを付けても良い感じですが、本領発揮するのはやっぱりノータイでしょう。



あまり襟元って意識したことないと思いますが、ノータイOKなシーンが多い職場の方は是非ご検討を。

大人のシャツは、ホワイトだけじゃありません。


かなりの大ボリュームになってしまいましたが、いかがでしょうか?

ネイビーって意外と奥が深いでしょ。どんなカラーともすんなりハマるし、何より知性を演出してくれる。だから多少装いを崩してみても、フォーマルな雰囲気は意外と損なわれない。

シャツと言えばホワイト!という方も多いとは思いハズ。ですが、この春は試しにネイビーにチャレンジしてみてはいかがでしょう?

手元のアイテムとも相性バッチリですし、どんな時でも大活躍してくれる頼りになるヤツですので。


BARBA(バルバ)はこちら
FInamore(フィナモレ)はこちら
Bagutta(バグッタ)はこちら
giannetto(ジャンネット)はこちら
BORRIELLO(ボリエッロ)はこちら

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edit:minoru mori
writer:daigo iima

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