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UPDATE:2018.02.22

CISEI(チセイ/シセイ)の10周年記念バッグ

斬新なんて生温いものじゃない。これはもう“発明”です。

冒頭から個人的な話ですみませんが、“唯一無二”ってほぼウソだと思いません?

よく言うじゃないですか、「唯一無二の存在感」だとか「唯一無二のデザイン」だとか。そりゃ少しぐらい差はあるでしょうけど、似たような形、似たような色を選べばいくらでも代用できる訳で。

大局的な視点にはなりますが、ほとんどのモノは唯一無二に当てはまらない。だから僕はその言葉をあまり信用していませんでした。



…このバッグに出会うまでは。

イタリアで修業を積んだデザイナーによる“逆輸入”ブランド。


バッグの説明をする前に、ブランドの話を少しだけ。

イタリア・フィレンツェ在住のデザイナー、大平智生氏。20代前半で渡伊して以来、有名ブランドの仕事を数多く手がけてきた天才です。そんな氏が2006年に立ち上げたブランドが、このCISEI(チセイ/シセイ)。



代表作は約5年前にリリースしたレザートート「941」。無駄のないボディに細く丸みを帯びたハンドル、その組み合わせの美しさと言ったら…筆舌に尽くし難い! 当時はデザインを丸パクリするブランドが続出するほど人気でした。

日本人ならではの繊細な感覚と本場イタリアで培った高度なテクニック。この二つが注ぎ込まれたバッグは国内・国外問わず多くの人から高い評価を得ています。



そして2016年、CISEIはついに創業10周年を達成。輝かしい歴史を祝うアニバーサリーモデルとして製作されたのが、この2wayショルダーなんです。

型破りな発想と真摯なクラフトマンシップ。




革の質感やディティールワークなども目を引きますが、注目は何といってもオリーブの木材で作られたハンドル

フィレンツェはオリーブの産地として有名なこともあり、このユニークなアイデアが生まれたそう。クラフトマンシップをそのまま具現化させたような素材使いが、このバッグをワン&オンリーな存在へと押し上げています。



オリーブ特有の油分を含んだハンドルは手にすんなり馴染み、さらにエイジングによる風合いも期待できるとのこと。しなりが利いて頑丈な点も嬉しいところです。



そしてこのシボの具合から、革へのこだわりも生半可じゃないってことはご想像通り。



使用されている皮革はブランドの象徴であるカーフ揉み革、“リンドスレザー”。薄くすいてピッグスウェードと貼り合わせているため柔軟かつ軽量



程よくクタッとしたフォルムもラグジュアリー感の演出に一役買っていますね。

※ちなみにJediaスタッフ全員が絶賛していたのはその“軽さ”。しっとりレザー&豪快な木材ハンドルって、どう見ても重そうじゃないですか。でも実際持つと軽すぎて拍子抜けするレベル。この外見でデイリーユース仕様って、結構ビビります。(笑)



ビジネスにもカジュアルにもハマるこの2wayショルダー。唯一無二の癖にただの飾り物じゃない。しっかり使える。これはもう発明”の域に達していると、僕は思います。

正直簡単に手が出せるような値段ではないですが、価格に見合った、いや価格以上の価値がある。それだけでも覚えていただけると幸いです。

CISEI(チセイ/シセイ)はこちら

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edit:minoru mori
writer:daigo iima
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