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UPDATE:2016.06.12

F.LLI Giacometti(フラテッリジャコメッティ) コードヴァン(コードバン)ローファー【FG257】

この靴は生きている。究極の二面性を持った至極の一足。

靴を愛好する者なら、誰でも一度は憧れるF.LLI Giacometti(フラテッリジャコメッティ)の靴。その技術力の高さとユニークなアプローチは他の量産型靴メーカーとは一線を画す存在なのです。本日は、F.LLI Giacometti(フラテッリジャコメッティ)の魂込めた一足をご紹介致します。

アナタの知らないコードバンの世界

革の宝石 / ダイヤモンド / キングオブレザー】などと呼称されるコードバン。今や市場でも枯渇状態であるコードバンを贅沢に、むしろ感心するほど面白く料理したF.LLI Giacometti。今回も皆様の期待を裏切ることなく、かなりマニアックなモデルを入荷させて頂きました。



この靴は生きている。だからこそ愛せる。


同ブランドはイタリア北部のドロミテ、アルプスを眺める優雅な大自然が残るVENETO(ベネト)地方に、唯一存続する生粋の靴職人メーカー。一緒に育ち、共に歩んでいけるからこそ価値がある。F.LLI Giacomettiの靴にはそんな思いを受けるのです。


社長の名を冠して、9年間長く愛されている木型:LUIGINOを採用したコインローファー。イタリアンメイドながら邪気の無いシンプルなフォルムは、F.LLI Giacometti究極のベーシックであり、アメリカ靴を思わせる重厚感も兼ね備えている。


アッパーには、革の最高峰の一つとして知られるコードバンを採用。最高の相棒として申し分のない選択。しかしコードバンだから、タダ満足では終わりません。そこへさらに+αの遊び心を投げかけるのがF.LLI Giacometti最大の魅力。



コードバンといえば、宝石のように艶やかに輝く姿が市場では当たり前になっていますが、Giacomettiはコードバンの概念を打ち崩し再構築。


本来、スエードとコードバンは隣り合わせの関係にあると言えます。馬の臀部の裏革である、"コードバン本来"の毛羽立ちをそのまま活かし、輝くコードバンから毛足の荒いスエードへの見事なグラデーションを実現させいてるのです。


つま先にコードバン面がくるように裁断し、コードバンからスエードへと綺麗に流れる絶妙な"素材のグラデーション"を表現。

一足の靴の中で、"色"でグラデーションを付ける事はよくあるのですが、"素材"本来の姿でグラデーションをつけるのは非常に珍しく市場でもほとんど見かけません。

誰からも愛される最高の輝きを持ったコードバンと、土臭さ残る毛足の荒いスエードの二面性。「作品」とでも呼んでしまいそうな、真面目で面白い粋な遊びはF.LLI Giacomettiでしか味わえません。


製法は高い技術が要求されるハンドソーングッドイヤー。ヒドゥンチャネルや飾り釘、角落としなどの細かいディティールワークまで手を抜く事はありません。


コードバンとスエードの側面を合わせ持つ斬新な一足は、これから先の経年変化を考えるだけでワクワクしてしまいます。



つま先から踵にかけての手入れの違いなど、面倒をかける瞬間も多いと思いますが、その分愛情は一層深いものになるでしょう。




一癖あるやんちゃ坊主ではありますが、靴と革の醍醐味を存分に味わえることは間違いありません。これから10年20年先を共に歩めるパートナーとして、F.LLI Giacometti(フラテッリジャコメッティ)は皆様をきっと素敵な場所へと連れて行ってくれるでしょう。





F.LLI Giacometti(フラテッリジャコメッティ)の商品ページはコチラです。


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  text by ozaki



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