UPDATE:2015.09.04
PT01(ピーティーゼロウーノ)のEVO FITチノ
産みの苦しみから、名作が誕生?王者が放つ新定番チノ。
PT01(ピーティーゼロウーノ)のEVO FIT。昨シーズンのSOLDになるスピードが尋常じゃありませんでした。「ああ、新定番が産まれた瞬間に僕らは立ち会っているんだな」と、おぼろげに感じました。

新たな定番が誕生した瞬間に、僕らは立ち会っているのかも。
「もしかしたら、このチノのシルエットが業界を牽引するのかもしれないなー。」と、ぼんやり感じたのは、今年の春。
PT01(ピーティーゼロウーノ)のEVO FITチノが瞬時に完売したのを見た時です。写真で見るだけでは至って普通のチノに見えるのに、本当にあっという間に売り切れたのです。写真からでもその良さが伝わったのでしょうか。
EVO FITというのはPT01が、数年前に次の定番として世に送り出したフィッティングモデルです。当時の代表的なモデルで、売れていたのはSLIMというモデルでした。ただ、当時はそれをSLIMと呼んでいたのですが、今見ると、正直、結構太め。特に裾幅が、ちょっと今っぽくありません。
※今もJedia OUTLETに1モデルだけあります。ただ、これ、裾幅を直せば、EVO FITもどきにはなるので、サイズが合えばお買い得という噂も・・。笑
そこで、PT01が出した先鋭的モデルがSUPER SLIMだったのですが、かなりタイトなシルエットで、万人受けするモデルではなく、少なくともSLIMを愛好している人には、受け入れづらいシルエットでした。
ほどなくして、SLIM FITの売上が落ち始め、SUPER SLIMはさすがに細すぎる、という声を聞いたかどうか、EVO FITというフィッティングが発表されました。
実はこのEVO FITは膝から上がSLIM FITで、膝から下がSUPER SLIMという良い所取りのモデルなのです。もちろん、微妙な調整は掛けられて、新たに登場したモデル、EVO FIT。
これが、今、PT01の新たな定番になろうとしています。
JediaでもSLIM FITの勢いが前ほどなくなった頃、そのシェアを奪っていたと想像されるのは、 SIVIGLIA(シビリア)やSOLIDO(ソリード)といったタイトシルエットの美脚パンツブランド。
いわゆる王者の戦いというのは難しいところで(NTTとかと一緒ですね。)、シェアは奪われているとはいえ、全体の市場としてのシェア率では圧倒的にPT01の勝利。伸び率が高いブランドに追随すれば、それはすなわち負けを意味します。
どこでどう切り替えるか、がポイントとなるわけです。内情はわかりませんが、当時のPT01は混迷していた、と僕は感じています。SLIM FITを前面に押し出して売りつつも、一方でSUPER SLIMやGHOST PROJECTといった新しいフィッティングモデルを数多くリリースしていたのですから。
テストマーケティングだった、と言えば、聞こえは良いですが、やはりSLIM FITを捨てきれずにいた、のが本当のところじゃないかと。
僕らもPT01が何を提案したいのかが、コレクションを見ていてもわからず、そのままJediaの中でのPT01の売上につながっていました。その流れを大きく変えたのが、このEVO FITだったわけです。
SLIMとSUPER SLIMのハイブリッドと言えば、簡単に聞こえますが、そこからこの美しいシルエットを生み出すまでに、かなり大変だったんじゃないかと思います。
腰回りはゆったりと、若干お腹がでてきたオヤジ世代でもストレス無く着られるサイジング、そして膝下は綺麗にテーパードで、美脚に見せる。膝下まで体型が崩れちゃった、って人ってそういませんからね。笑
幾多のサンプルを経て、生み出された次世代向け定番チノ、ここに完成した訳です。また、横綱相撲が始まる予感です。。。
ジャケットでドレスアップでも、カジュアルでも使えます。
ジャケットを着るときに、腰回りがゆったりしたパンツは、実は全体のバランスが整いやすいのです。
ニット系のジャケットとも着回しが利くのも、このチノの特徴です。太すぎると野暮ったく見えるのですが、適度なテーパードがそれを許しません。
今旬なニットジャケットでも。
実際、わかりやすい写真は下記の写真ですが、太めのシルエットだとシャツイチの時に、バランスが崩れるはずですが、このパンツはそんなことないですよね?
どんなスタイルでもバランスよく決まる万能タイプのドレスチノが誕生しました。
実はPT Japan社の小林社長、お持ちのSLIM FITは殆ど裾幅を直して、EVO FIT仕様にしているそうです。もしかすると、着こなしのスペシャリストである小林社長のアイデアから生まれたモデルなのではないかと、想像していたりします。
PT01(ピーティーゼロウーノ)のページ
--
Jediaでは、新入荷やお得情報をTwitterやFacebookなどでもつぶやいています。是非フォローしてくださいね!
「もしかしたら、このチノのシルエットが業界を牽引するのかもしれないなー。」と、ぼんやり感じたのは、今年の春。
PT01(ピーティーゼロウーノ)のEVO FITチノが瞬時に完売したのを見た時です。写真で見るだけでは至って普通のチノに見えるのに、本当にあっという間に売り切れたのです。写真からでもその良さが伝わったのでしょうか。
EVO FITというのはPT01が、数年前に次の定番として世に送り出したフィッティングモデルです。当時の代表的なモデルで、売れていたのはSLIMというモデルでした。ただ、当時はそれをSLIMと呼んでいたのですが、今見ると、正直、結構太め。特に裾幅が、ちょっと今っぽくありません。
※今もJedia OUTLETに1モデルだけあります。ただ、これ、裾幅を直せば、EVO FITもどきにはなるので、サイズが合えばお買い得という噂も・・。笑
そこで、PT01が出した先鋭的モデルがSUPER SLIMだったのですが、かなりタイトなシルエットで、万人受けするモデルではなく、少なくともSLIMを愛好している人には、受け入れづらいシルエットでした。
ほどなくして、SLIM FITの売上が落ち始め、SUPER SLIMはさすがに細すぎる、という声を聞いたかどうか、EVO FITというフィッティングが発表されました。
実はこのEVO FITは膝から上がSLIM FITで、膝から下がSUPER SLIMという良い所取りのモデルなのです。もちろん、微妙な調整は掛けられて、新たに登場したモデル、EVO FIT。
これが、今、PT01の新たな定番になろうとしています。
盛者必衰の理。そして、そこからの復活?
いわゆる王者の戦いというのは難しいところで(NTTとかと一緒ですね。)、シェアは奪われているとはいえ、全体の市場としてのシェア率では圧倒的にPT01の勝利。伸び率が高いブランドに追随すれば、それはすなわち負けを意味します。
どこでどう切り替えるか、がポイントとなるわけです。内情はわかりませんが、当時のPT01は混迷していた、と僕は感じています。SLIM FITを前面に押し出して売りつつも、一方でSUPER SLIMやGHOST PROJECTといった新しいフィッティングモデルを数多くリリースしていたのですから。
テストマーケティングだった、と言えば、聞こえは良いですが、やはりSLIM FITを捨てきれずにいた、のが本当のところじゃないかと。
僕らもPT01が何を提案したいのかが、コレクションを見ていてもわからず、そのままJediaの中でのPT01の売上につながっていました。その流れを大きく変えたのが、このEVO FITだったわけです。
SLIMとSUPER SLIMのハイブリッドと言えば、簡単に聞こえますが、そこからこの美しいシルエットを生み出すまでに、かなり大変だったんじゃないかと思います。
腰回りはゆったりと、若干お腹がでてきたオヤジ世代でもストレス無く着られるサイジング、そして膝下は綺麗にテーパードで、美脚に見せる。膝下まで体型が崩れちゃった、って人ってそういませんからね。笑
幾多のサンプルを経て、生み出された次世代向け定番チノ、ここに完成した訳です。また、横綱相撲が始まる予感です。。。
ジャケットでドレスアップでも、カジュアルでも使えます。
ジャケットを着るときに、腰回りがゆったりしたパンツは、実は全体のバランスが整いやすいのです。
ニット系のジャケットとも着回しが利くのも、このチノの特徴です。太すぎると野暮ったく見えるのですが、適度なテーパードがそれを許しません。
今旬なニットジャケットでも。
実際、わかりやすい写真は下記の写真ですが、太めのシルエットだとシャツイチの時に、バランスが崩れるはずですが、このパンツはそんなことないですよね?
どんなスタイルでもバランスよく決まる万能タイプのドレスチノが誕生しました。
実はPT Japan社の小林社長、お持ちのSLIM FITは殆ど裾幅を直して、EVO FIT仕様にしているそうです。もしかすると、着こなしのスペシャリストである小林社長のアイデアから生まれたモデルなのではないかと、想像していたりします。
PT01(ピーティーゼロウーノ)のページ
--
Jediaでは、新入荷やお得情報をTwitterやFacebookなどでもつぶやいています。是非フォローしてくださいね!
![]() |
|
text by mori |
- 関連キーワード
- PT01ピーティーゼロウーノ
最新のニュース
-
-
【サンダルは見た目で選ぶな】プロが語る、足元の真実。大人が履くべきサンダルとは?
2025.07.05
-
2025.07.04
-
【40代の変化球】いつもの休日服を、1ミリだけアップデートする方法!
2025.07.03
-
【Tシャツ選びの正解】選ばれるTシャツには“理由”がある。大人が買うべき一枚とは...
2025.06.29
-