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UPDATE:2014.12.03

COLMAR(コルマー)のダウン

高すぎるアウターは売れていないそうです。そう、売れ続けるには理由があるんです。

今シーズンから展開を開始したCOLMAR(コルマー)。手頃の価格ですが、お洒落な感じ。これ昔のアウターの常識でしたよね。

先日、ある日本の代理店さんを訪問した時のこと。雑談をしていた時に、円安の話に。僕が「円安はキツイですねー。早く為替が落ち着いて、もう少し価格が抑えられるといいんですけど。お客さんも価格にはかなりシビアですね。」と言うと、先方が「森さん、価格を気にしちゃだめです。価格をしっかり上げて売っていきましょう!」とおっしゃってました。

半分当たりで、半分ハズレだなーと思いました。為替の影響で原価が上がる、それを上代に乗せていく、これはある意味仕方のない話です。ではだからといって、値段をどんどん上げていっていいのか、これはだめです。だって、お客様、買い手にも財布の事情ってものがあるわけですから。

為替と同じように給与が上がるわけではないのは当たり前の話で、そうなれば、当然のようにお客様が手に取った商品の価格の高騰が気になるのは、当たり前の話です。そこを提供者側がしっかりと考えなければいけないのは、これまた当たり前の話。勢いで乗り切れる話ではありません。

最近、円安の煽りをもろに食らっているのが、ダウン業界だと聞きます。昨年までの「持っていれば売れる。」という流れは確実に曲がり角に来ており、特に、某有名ラグジュアリー・ダウンブランドが大苦戦している、と専門家の話でも名指しで言われてました。特に品質が落ちたわけでもない。これも如実に、マーケットの業況を物語っています。

小売店の僕らとしてはどうするか、というと、作り手ではありませんから、探します。良くて、そして安いものを。単に安いということではなく、なにかしらの企業努力により、品質は良く、そしてコストパフォーマンスが高いものを探します。

そうやって探していた中で、1つ見つかったアウターブランド、それがこのCOLMAR(コルマー)です。

Point
イタリアらしい、洒脱なチェック・ナイロンダウン。
まだ日本では馴染みが薄いブランドですが、イタリアでは多くの人が着ていました。それこそPITTI UOMOの会場でも一番着ている人が多かった印象。イタリアも不況だと言われていますから、コスパフォの高さも理由のひとつかもしれません。

ただ、決して安いだけのブランドではありません。こんなカッコよさ。


ダウンジャケット、外のナイロンに粋なチェックプリントです。ストールなんかと合わせると洒脱な雰囲気になります。


派手すぎない上手なチェック使いが、イタリアらしいデザインです。


Point
テーラードタイプが、脅威のU4(アンダー4万円)。
テーラードタイプの中綿ジャケットも、脅威の4万円アンダーであります。ダウンではありませんが、ジャケット的な使い方としては十分な暖かさ。


若干スポーティーな雰囲気がカジュアル使いもしやすく、オンオフに使えそうです。作りもしっかりしています。


ボタンだけでなく、風防にもなるジッパーフロントも装備。下からの風の巻き上げを防いでくれ、暖かさがKEEPされます。

Point
もちろんあります、フラノウールのテーラードダウン。
もう少しドレスライクな表情を持つテーラードダウンジャケットがこちら。


こちらは表にウールフランネルを使い、中に高品質なダウンを入れています。ざっくりしたニットなどとも相性が良く、またスーツの上から羽織ってもおかしくありません。

しかもこの贅沢な作りのテーラードダウンが8万円ちょいで買えるんですから、これは本当にお買い得です。


あまり安いを前面に打ち出した売り方はしたくないのですが、品質もよく、そして買いやすい価格、というのは今の時期は、やっぱり武器です。COLMAR(コルマー)、今後にかなり期待しています。

COLMAR(コルマー)のページ
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text by mori
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