ファクトリーブランドを、舐めるな。

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ファクトリーブランドを、舐めるな。

UPDATE:2014.09.29

Entre Amis（アントレ・アミ）の秋冬3モデル

ファクトリーブランドを、舐めるな。

ファクトリーブランド、と言うとデザイン性そこそこで、安く買えるんでしょ？というイメージがあるようですが、Entre Amis（アントレ・アミ）は違います。良い意味でね。

ーデザイン性で勝負できる、ファクトリーブランド。

あまりファクトリーブランドで推すのって、どうかなーと思う時があります。ファクトリーブランドというのは、元々は他のブランドのOEM生産などを請け負っていた工場が、自社ブランドを立ち上げて展開する、という形態で、売りとしてはやはり、産地直送なので安いですよ！ってな感じになります。

セールス的には「かの有名な〇〇ブランドのOEMを手がけており、それと同じクオリティで、価格は3割ぐらい安くうんぬん、、」という感じで、なんだかお買い得アピールが中心になったりします。またデザインも提案的なものよりは昨シーズンからの流れで売れていたもの、を中心にラインナップされていたり。

個人的には、やっぱり物の良さ、って所でバイイングしているので、あまり“安い”を売りにしたくない、という思いがあるからでしょうか、ファクトリーブランドというものに抵抗感が出るのは。

しかし、今回紹介するEntre Amis（アントレアミ）に関して言えば、2007年設立という非常に若いファクトリーブランド出自のブランドではありますが、ファクトリーブランドであること含めて、推していきたいと感じるブランドです。

KEATONでは去年からの展開ですが、非常によく売れているブランドです。タイト目のシルエットと、短めのレングス設定、カモ柄プリントなど面白い生地の提案が受けています。元々は生地屋だったことも影響しているようです。

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ー提案モデルは生地が面白い。

面白い生地と言えば、今回のモデルだとジャガードの白パンツ。

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通常のジャガードより白ベースだと目立たないので使いやすいですし、秋冬だと寒々しくならないので、いいですよねー。

そしてもう一つの変わり種がこちら。微起毛で若干の光沢感があり、裏地にも特長ありのパンツ。

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フロントのボタンが赤という生かしたやつです。

ーそして、鉄板のテーパードチノへ。

そしてもはや定番とも言えるテーパードチノ。こちらは色展開があります。

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色は4色で、カーキ、ブラック、白、ネイビーです。なんだかんだと毎シーズンこちらのモデルは、本当によく売れます。多少の値上げはあったものの、この為替の状況で、2.4万円に抑えています。

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加工も手を抜かず、製品加工されていて、当たりもついています。シルエットも綺麗なテーパードシルエット。レングスが短いのがミソで、レングスが長いと当然切らなければいけないのですが、長く着るとテーパードのシルエットが変わってしまいます。（ヘタするとストレートに、、なんてことも。）それがこの九分丈のレングス設定なら、切る範囲も短く抑えることができるので、シルエットは綺麗なまま。裾のあたり具合もそのまま。日本人には嬉しいですよね。

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表情ある適度なテーパードパンツなので、ドレススタイルでも使えます。もちろん。

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色ちで大人買い、って人が多いのもうなずける、クオリティと価格が折り合ったモデルなのです。

そして何気にイタリア生産って所も嬉しい所。今後どうなるかわかりませんが、色々な角度からバランスが取れた、優秀ブランドです。

Entre Amis（アントレアミ）のページ
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