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UPDATE:2026.07.21

そろそろポロ欲しい人へ。

読みもの版|【ポロシャツ大全】素材・編地・襟型でわかる"次の1枚"、17本全部見せます

いよいよ夏本番。ポロシャツを新調したいと考えている方も多いのではないでしょうか。

とはいえ、いざ買うとなると「気づけば毎年同じブランド、同じモデルを選んでしまう」というのはよくある話。

JOHN SMEDLEYのニットポロ、ZANONEのアイスコットン…お気に入りがあるのは良いことですが、せっかくならたまには違うポロにも挑戦してみたいものです。

そこで今回は、Jediaが選び抜いた“大人が着るべきポロシャツ”を、「素材」「編み方」「襟型」の3つの視点から全17モデルご紹介します。以前YouTubeでご紹介したモデルも含まれていますので、改めておさらいしながら、自分のワードローブに足りない一枚を見つけてみてください。

ポロシャツの起源

ポロシャツの原点は、1933年に誕生した「ワニのマーク」でおなじみのラコステ。ドライな肌触りと優れた通気性を備えたピケ(鹿の子)生地にて作られたポロシャツは、ブランドを代表するモデルとなりました。

多くの人に支持され、「ポロシャツ=鹿の子」というイメージが今も根強く残っていますが、ポロシャツの魅力は鹿の子だけではありません。生地や編み方が変われば、着心地や表情も大きく変化します。

カットソーポロ

カノコ以外の選択肢としてまず挙げたいのが、Tシャツ(カットソー)のような生地感のポロシャツです。

サンデッドジャージー ポロシャツ【George】/three dots


“サンデッドジャージ”と呼ばれる、ブランドを代表するプレミアム生地を使用したポロシャツ。まるでTシャツのような滑らかな肌触りと快適な着心地を備えながら、見た目は上品そのもの。

Three dotsは、1995年カリフォルニア創業のブランドということもあって、ダメージデニムに合わせるようなカジュアルなイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし近年は、上質な素材使いと洗練されたデザインを生かした、大人のためのベーシックウェアを数多く展開しています。

特にホワイトカラーは、Tシャツ感覚で気軽に着られながら、そのまま仕事にも行ける万能さが人気。クールビズシーズンに爆発的に売れる定番アイテムになっています。


マーセライズコットン ポロシャツ/GRAN SASSO


生地表面に光沢を出す「マーセライズド加工」が施されており、ツヤ感のある高級感が特徴のポロシャツ。Three dotsと同じカットソー系ながら、まったく異なる表情を見せてくれます。
作りもGRAN SASSOらしくイタリアンカラーを意識した仕立てになっており、大人っぽい雰囲気に仕上がっています。

カットソー生地であるため、ニットポロよりもショーツスタイルとの相性が良く、光沢感によってドレスアップした印象も演出できるのがポイント。ドレススタイルからショーツスタイルまで幅広く使える便利な1枚です。


ニットポロ

30G シーアイランドコットン 半袖ニットポロシャツ【ISIS】/JOHN SMEDLEY


ドレススタイルにポロシャツを取り入れるなら、まず選びたいのがニットポロ。ジャケットとも自然に馴染むため、大人の装いには欠かせない存在です。

その中でも、説明不要の定番として支持され続けるのがJOHN SMEDLEYのコットンニットポロ。最高級綿として知られる希少な「シーアイランドコットン」を贅沢に使用し、なめらかな肌触りと上質な着心地を実現しています。

JOHN SMEDLEYの定番モデルには、「ISIS」と「REID」という2つのフィッティングをラインナップしています。
こちらの「ISIS」は、大きめの襟と、ゆとりのあるイージーフィットが特徴。クラシカルな雰囲気を備え、テーラードジャケットを合わせた品のあるスタイルと好相性です。また、第一ボタンまで留めても首元が窮屈になりにくいのもポイント。


30G シーアイランドコットン 半袖ニットポロシャツ【REID】/JOHN SMEDLEY


「REID」は、開きのあるカッタウェイカラーに、すっきりとしたシルエットを採用。モダンで現代的な着こなしには、REIDが使いやすくておすすめです。

JOHN SMEDLEYは以前も動画でご紹介しているので、詳しく知りたい方はこちらもチェックしてください。

14G クレープコットン ニットポロ/FILIPPO DE LAURENTIIS


1970年創業の歴史あるニットファクトリーが手がける一枚。強撚糸に湯通しや洗いといった加工を施すことで、独特のシボ感とドライタッチな風合いを生み出しています。

先ほどご紹介したJOHN SMEDLEYとは少し異なり、こちらは程よくカジュアルな表情が魅力。さらりとした肌触りで、暑い季節でも涼しく着れるニットポロです。


14G クレープコットン 畦編み ニットポロ/FILIPPO DE LAURENTIIS


同ブランドのこちらは、あぜ編みを使った目付けの重いしっかりとしたニットポロ。生地に重さがある分、型崩れしにくく、襟の出方も美しい。

真夏の炎天下で長時間着用するにはやや厚手ですが、その分一枚で着ても様になり、ジャケットのインナーとしても存在感を発揮します。

FILIPPO DE LAURENTIISは近年、投資ファンドの参画を機にブランドとしてさらなる成長を遂げています。コレクションの幅が広がり、生産体制や品質管理も一層向上。それでいて、イタリア製ニットブランドとしては比較的手に取りやすい価格帯を維持している点も、多くの支持を集める理由のひとつです。


鹿の子ポロ

コットン鹿の子ショートスリーブポロ【Orge】/ELACIO


ラコステの旧生産地として名高いフランス・トロワで、50年以上にわたりニットを作り続ける老舗ファクトリーが手掛ける鹿の子ポロシャツ。

大手ラグジュアリーメゾンのOEM(受託生産)も担う実力派ファクトリーによる一着で、上質なフランスらしい鹿の子素材の風合いが魅力です。

台襟を省き、襟をボディに直接縫い付けたカジュアルな仕様ながら、シャツに用いられるような高級感のあるドレスボタンを採用。発色の美しいカラー展開に加え、ファクトリーブランドならではの優れたコストパフォーマンスも兼ね備えています。


鹿の子 カッタウェイカラー ポロシャツ/GUY ROVER


鹿の子ポロシャツの中で高い人気を誇る定番モデル。

シャツブランドならではの仕立てが生きた一着で、そのシルエットはまさにイタリアンシャツそのもの。ジャケットを羽織れば、ポロシャツでありながらシャツのような上品な印象を演出します。

「シャツはすべてマシンメイド」という哲学を掲げる、世界でも珍しいブランドで、手仕事以上の精度を追求したものづくりが特徴。きめ細かな鹿の子素材と美しいシルエットは高い評価を得ています。

シャツ専門ブランドが手掛ける本格派でありながら、価格は比較的手頃なのも魅力です。


コットンジャージー カッタウェイ ポロ/giannetto


シャツブランドが手掛ける鹿の子ポロシャツの中でも、GUY ROVERに比べてリラックス感のあるシルエットで、ほどよく力の抜けたスタイルを楽しめる一着です。

giannettoは1979年創業、南イタリア・プーリア発のシャツ専業ブランド。リゾート地ポルトフィーノ発らしく、太陽をモチーフにした刺繍などに遊び心を感じられます。

シャツブランドだからこその伝統的な仕立て技術を持ち、襟型や生地選びも秀逸。伸縮性に優れた上質なコットンジャージー素材で、チノパンでのきれいめカジュアルから、Tシャツ代わりのショーツスタイルまで幅広く楽しめます。


コットン 70双糸 鹿の子 ドレスポロシャツ/GRAN SASSO


70番手の双糸を使用した、手間とコストをかけた鹿の子ポロ。一般的なガシガシとしたカノコとは異なり、薄手で柔らかく上品な仕上がりです。

細身のイタリアンシャツのようなシルエットで、ジャケットの下や、ドレスチノとの組み合わせなど、ドレス寄りの使い方が似合う一枚です。


コットン鹿の子 ポロシャツ/Cruciani


やや肉厚ながら、目の整った上品な鹿の子素材を使用したポロシャツ。
生地にしっかりとしたハリがあるため、美しい襟のフォルムをキープしやすく、ジャケットのインナーとしても品よく決まります。ボタンを開けて着用しても襟がつぶれにくく、立体感のある襟元を演出。

装飾を抑えたミニマルなデザインで、洗練されたクリーンな印象に仕上げられています。


また、鹿の子ポロに関しても一度動画でご紹介しておりますので、詳しく知りたい方はこちらもチェックしてください。

機能系ポロ

機能系ポロとは、接触冷感や吸湿・速乾性などの高機能さに加え、ドレスでも着られる有能なポロシャツのこと。

アイスコットン 半袖ポロシャツ/ZANONE


毎年売上No.1を誇る、Jediaの定番ポロシャツ。

薄手で透け感を感じるほど軽やかな生地ながら、シャリ感のある涼しい肌触りと、美しいドレープが生み出す上品な表情を兼ね備えています。

ZANONE独自の特許素材「アイスコットン」を使用し、強撚糸によるドライなタッチを実現。コットンでありながらリネンのような清涼感があり、さらにウールニットのようなしなやかな落ち感も楽しめる、他にはない素材感が魅力です。

機能性と上質な見た目を高いレベルで両立した一着は、タックイン・タックアウトのどちらでも美しいシルエットを演出。ジャケットスタイルからカジュアルな着こなしまで幅広く対応できる汎用性の高さが、多くの支持を集める理由です。


接触冷感コットン ポロシャツ/GRAN SASSO


ZANONEのアイスコットンに迫る、心地よい清涼感を持つ接触冷感ポロシャツ。

シャリッとしたドライな肌触り、シルクのような滑らかさ、そして美しいドレープ感など、アイスコットンを彷彿とさせる上質な表情が魅力です。やや厚みのある生地感により、しっかりとした安心感と美しいシルエットも楽しめます。

GRAN SASSOはイタリア最大級の規模を誇るニットブランド。その高い生産力による品質の安定感に加え、上質なニットを比較的手の届きやすい価格で展開している点も大きな魅力です。近年、ZANONEの価格上昇が続く中で、次なる定番候補として注目したい一枚といえるでしょう。

なお、こちらのモデルはやや大きめのサイズ感に設定されています。普段GRAN SASSOやイタリアンニットで着用しているサイズよりも、1サイズ下げて検討するといいでしょう。落ち感のある柔らかな生地のため、少しサイズを下げた方がより美しいシルエットで着用できます。


前開きポロ

鹿の子 カッタウェイカラー 前開きポロ/GUY ROVER


先述のGUY ROVERの鹿の子ポロを、フルボタンの前開き仕様にアレンジしたモデル。
最大の魅力は、前開きにすることで着こなしの幅が大きく広がる点です。Tシャツの上にさらっと羽織る着こなしから、前を閉じてタックインし、ジャケットのインナーとしてシャツ代わりに使うスタイルまで、幅広く対応します。

特に白は、ジャケットを合わせると鹿の子素材であることがほとんど分からないほど上品な印象に仕上がり、きちんと感を保ちながら快適な着心地を楽しめます。ビジネスカジュアルやクールビズなど、オフィスシーンにもおすすめの一枚です。



スキッパーポロ

ここ数年、展示会でも提案が増え、街でも目にする機会が多くなったスキッパー。ポロシャツの定番感に変化を加えたい方や、いつものスタイルに少し新鮮さを取り入れたい方におすすめのデザインです。

コットンジャージー スキッパー ポロシャツ/Herno


アウターブランドとして広く知られるHERNOですが、2019年に新設した「ニットラボ」を通じて、ポロシャツやニットアイテムの内製化にも力を入れており、その高いクオリティから注目を集めているモデルです。

コットンジャージー素材ながらも、上品な光沢感とニットのような表情を持つ生地感。それでいて着心地はカットソーのように快適で、日常使いしやすい一枚に仕上がっています。

スキッパーポロ×チノパンという王道のきれいめスタイルはもちろん、ナイロンカーゴパンツやスポーティーなボトムスと合わせても、休日のスタイルを格上げしてくれる有能なポロシャツ。

耐久性の高さや型崩れしにくさにも定評があり、長く愛用できる安心感も魅力。ワードローブに加えて後悔のない、完成度の高い一枚です。


12G ソフトコットン スキッパー ニットポロ/GRAN SASSO


スキッパー特有の深い襟ぐりによるラフな印象を抑え、あえて浅めに設定することで上品に仕上げたモデル。

ニットならではの柔らかな素材感が、一般的なポロシャツとはひと味違う、洒落感のある表情を演出します。

12ゲージの程よい厚みがありながら、軽やかな着心地で夏場にも快適に着用可能。

絶妙な襟の開きによってジャケットを羽織ってもだらしなく見えにくく、ポロシャツ×ジャケットの合わせに悩む方にも取り入れやすい一枚。

深めのスキッパー襟ではインナーのTシャツを見せる着こなしが定番ですが、こちらはTシャツを覗かせても、素肌にさらりと合わせても美しく決まる、バランスの取れたデザインです。



オーガニックコットン スキッパーニットポロ/GRAN SASSO


同じくスキッパー型ながら、こちらは編み地にしっかりとした厚みを持たせた存在感のあるモデル。

真夏の炎天下で長時間過ごすシーンにはやや不向きですが、その分、生地のハリによって一枚で着てもシルエットが崩れにくく、非常に美しい立体感を楽しめます。

車移動が中心の日や、ディナーなど少しきちんと見せたい場面では、ジャケットを羽織らずとも品のあるスタイルが完成する頼れる一枚。早いシーズンから完売する人気モデルです。


まとめ

17型を一気にご紹介しましたが、今のワードローブに足りていない一枚が見つかったのではないでしょうか。

ニットポロやカットソーポロなど、まだ試したことのないカテゴリーに挑戦してみるのもいいですし、スキッパー襟のような新しいデザインを取り入れてみるのも気分が変わっておすすめです。

接触冷感素材なら、定番のZANONEはもちろん、より手に取りやすい価格で高いクオリティを楽しめるGRAN SASSOにもぜひ注目してみてください。

毎年つい似たようなアイテムを選んでしまうという方こそ、今年は少し視点を変えて、新しい一枚に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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