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UPDATE:2017.01.31

FEEL LOOK Wheels styling Vol.32

今シーズンの第一段目は、今までの常識が通用しない?敢えて"風を通す"という選択とは。

ついに始動しました、2017 Spring&Summer Collection!!一番最初にやってきたのは、やっぱりnarifuri(ナリフリ)。春ライドを想像させるアイテムたちは、ルックス以上にできるヤツらで溢れてます。


まだまだ冬真っ只中な、1月の最終日。ついに始まりました、"TOKYO Wheels 2017 Spring&Summer Collection!!"。春が待ち遠しくて仕方のないみなさんにとっては、やっとか!といった感じでしょうか。

サイクルウェア界は一般的なアパレル業界よりも入荷が少し遅れるブランドも多いのですが、あのブランドは毎年一番乗りでやって来ます。


今年のnarifuri(ナリフリ)はテクニカルウェアが多い?


今年最初にご紹介するのは、春に欠かさないウィンブレ。日差しが暖かくなってきた頃、冬の3レイヤージャケットやボア付きアウターでは暑すぎる。そんな時に活躍しだすのが、ウィンブレです。

ですが、春本番にもなってくると、ウィンブレが活躍するのは乗り始めや下り坂、日の落ちた帰り道のみ。「風を通さない」ことで熱を溜め込み暑くなってしまうんですよね。
ウィンブレは暑くなりやすいけど何も着ないのは不安、こまめに着脱することが面倒って方には、"ジャガードカモウインドスルーパーカー"があります。




あれ?これは定番のウィンブレ?ジャガードカモverが出たの?と早とちりしてはダメ。
narifuriでは今まで様々なカモ柄を展開していましたが、その中でも3種の異なる織りによってカモを表現した、今までのカモ柄の印象を覆すような上品さと高級感と存在感をもつジャガードカモ。そんなジャガードカモを腕や肩周りに贅沢に使用し、残りの7割ほどを占めているのがなんとメッシュ素材という異色の組み合わせにて登場したのが、このウインドスルーパーカーなんです。


わかります?明るいところで透かしてみると、光が入ってくるのがわかりますよね。あえて適度な風を通すことでオーバーヒートを防ぐように考えられた、まさにウインドスルーパーカー。

ウィンドジャケットには「ベンチレーション」という衣服内に風を通す仕様がありますが、やはりそれは部分的なムレを解消するのが精一杯。
これなら前身頃全体が、まさにベンチレーションのよう。ジャガードカモの部分は編みが詰まって風が通りにくいので、腕など直接風が当たる前面はしっかり防風。そして、背面から熱気をしっかり逃がします。


風を通すといっても、全て通すわけじゃないのがミソ。目の細かいメッシュと荒いメッシュの2層を通るので、全体から隙間風を感じるといった感じ。風を取り込みすぎないように調節されています。

narifuriのとあるスタッフさんは、なんと千葉のご自宅から恵比寿まで自転車通勤をしているそうなのですが、このウインドスルーパーカーで走っているそう。最初はやはり寒いそうですが、お店に着いた頃にはメッシュから入る風が心地よくなっているんだそう。これならいちいち脱いだり、ファスナーを全開にしてせっかく温まった体を冷やしてしまうこともありません。

メッシュのアクティブでテクニカルな存在感が強いのかと思いきや、ジャガードカモの上品さが見事にMIXされ緩和されている職人技。スウェットの上に軽く羽織っても、スポーティな印象を抑えてくれるんです。


っと、実はこの中に着ているスウェットも今回の新作!シンプルなただのスウェットに見えて、これもなかなかおもしろいんです。


スウェットの新しいジャンルとなる一枚。


スウェットやパーカーなどのカジュアルウェアは、柔らかくて着心地がよく、スタイリングに困らない汎用性に手が放せないという人も多い。ですが、愛用したスウェットも1~2年も経てば部屋着行き。
一度伸びきってしまうと元に戻らなかったり、毛玉がたくさんついてしまったり、耐久性の低さから擦れに弱く、生地がうすくなったり穴が開いたりすることも。

そんな欠点を解決するため、narifuriは生地から挑戦!なんと1年もの年月をかけて仕上げたのが、「CORDURA® Ponte」をいうファブリック。
生地の表面はスウェットとジャージーを合わせたとうなサラッとした肌触り。カジュアルよりもテクニカルさが強い感じなのですが、袖や首もとの切り替え、コンパクトにまとまったサイジングがチノパンと合わせてもきれい顔してるでしょ。


そもそもCORDURA®というのがナイロンの7倍もの強度を持つ繊維。強度が高いためにバッグなどに採用されることが多く、TOKYO WheelsでもBACH(バッハ)やberuf(ベルーフ)といったCORDURA®ファブリックを使ったアイテムも数多く登場してきました。

それにポンチならではの伸縮性 や肌触り、自転車乗りには欠かせない吸水速乾性。バックパックを背負った際の肩の擦れに強く、洗濯を繰り返すことで変化していく色落ちも少なく、さらに毛玉も付きにくいなんて...簡単に言っちゃってますがかなり無敵だと思いません?

近年スウェットやパーカーもコットン100%のカジュアル感ではなく、スポーツMIXといったテクニカルさをエッセンス程度に入れたスタイルが人気。ただ一枚で着るのではなく、インナーにシャツを持ってくるレイヤードがおすすめですよ。




撥水スパンライクジョガーズに使われいてるとものと同じオーロラ色に反射するファスナーが、大胆にも左肩と体の右側に施され、着脱をサポート。スウェットって一枚で着るとだらしなさや無機質な印象を与えますが、このファスナーがしっかりいい味出してくれます。

暑くなったらベンチレーションにしてちゃってもいいですよ!



この2つは、narifuriでもトピックアイテムとして、雑誌の露出も増えて初動がいいんだそう。まだまだ寒いとはいえ、こちらは早いもの勝ちになりそうです!

narifuriのジャガードカモウインドスルーパーカー
narifuriのコーデュラポンチプルオーバーはこちら

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text by sasaki <STAFF PROFILE



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