UPDATE:2014.10.01
今季KEATONに新登場の注目のブランド紹介。〜BERWICH(ベルウィッチ)〜
【新ブランド紹介(1)】BERWICH(ベルウィッチ)
せっかく新登場したブランドはやっぱり紹介しておかなくては、という事で始まった「新ブランド紹介」コーナー。第一回目はBERWICHです。
ー今季、初登場ブランドは、BERWICH(ベルウィッチ)。
聞きなれない方も多いかと思います。しかしこのブランド歴史は古く、1975年にイタリア・プーリアにて創業のパンツ専業ブランドです。
では、なぜ今年から一気に注目度が高まったか。恐らくamanさんが代理店になったからでしょう。ずばり。amanといえば、日本で知らぬ人はいない、次のブランドを育てた代理店です。Finamore(フィナモレ)、Boglioli(ボリオリ)、ZANELLATO(ザネラート)、Altea(アルテア)、RIVIERAS(リビエラ)・・・(ちょっと上げてるときりないので、この程度で。)。
ザネラートは日本では昔から展開されていましたが、一昨年からの快進撃は、amanが代理店になってから、です。RIVIERASのスリッポンも今や夏になると街中で、高い確度で見かけるようになりましたが、これも初年度から取り扱いさせてもらって、かなり売らせてもらいました。
そんな力を持つ代理店さんが、「これは・・」と勧めてくれたのがBERWICHなのです。はじめて物を見たのは、昨年のPITTI UOMO(イタリアでのメンズ世界最大の合同展示会)での事ですが、飛ぶ鳥を落とす勢いのTAGLIATORE(タリアトーレ)の斜向かいで、展開していました。この時はタリアトーレの展示はPITTIから賞をもらうほど、かっこ良くて、人も常に一杯の状況でしたが、その斜向かいのBERWICHも負けずにかっこ良く、そして人が多く入っていました。
その場で「実はTAGLIATOREのスーツのパンツを作っているのBERWICHなんですよね。」なんて囁かれてしまえば、それで目はハートマークになってしまいますよね。タリアトーレのデザイナーであるピーノさんが、かっこ良く履きこなすスーツのパンツに目が奪われてしまいまして。
間もなくです。普通は初年度からオーダーってかけないのですが、我慢できずにオーダーしてしまったわけです。勿論、物を見て、確信もしたんですけど。
ーファンシーな生地と独自のシルエットが最大の魅力。
イタリア生産にこだわっているBERWICH(ベルウィッチ)の最大のポイントは、ファンシーな生地選びと凝ったシルエットにあります。
こちらの生地も、コットンジャガードに製品加工してアタリが付いたモデル。
近くで見ると生地の表情が面白く、洒落感が出ています。そして、美しいテーパードラインでの仕上がりはダブルで9分丈。せっかくのテーパードシルエットで、丈を詰めたらストレートになった。という冗談のような笑えない話がありますが、インポートだとそういうこともやっぱりあります。9分丈設定で、テーパードを十二分に楽しめる、というのはありがたいですよね。(僕が履くと9分丈に見えない所が寂しいところですが。それも含めて楽しみましょう。)
ー通好みのこだわり抜いた仕様が肝。
そしてもう一つのモデルがこちら。こちらも裾幅が非常に細い44・46サイズで16.5cm設定のテーパードシルエットです。
テーパードのかかり具合が、あまりにもカッコ良いので、私も魅了されてしまったわけですが。。。(公平性の観点から、買ったとは申しません。)
このモデルのBERWICHらしい特徴は、インプリーツ。
普通プリーツはアウト向きにかかるのですが、これはインサイド向きになっています。これだと、見た目がアウトプリーツほど狙ってる感が無いので、抵抗感が減りますし、でもちょっと腰回りがゆったり目の今っぽいシルエット、そして履き心地の良さが実現します。
この辺りの提案は、行っている所は結構多いのですが、これでシルエットをここまで美しくしてきたブランドは、僕ははじめてです。他の部分も実はこだわりまくりです。まず生地がサテンのような若干光沢感があるヴィンテージっぽい生地。多分これ、高いです。
あとは後ろのポケット部分に切り返しを二箇所いれて、微妙なシルエット調整。これがテーパードの美しさを生んでいます。そして後ろについたチェンジポケットはデザインアクセントに。ウエストの内部にはマーベルト(シャツの裾が出ないような滑り止め)の代わりに、丁寧に糸のステッチが(!)入っています。通好みの仕様ですね。
前半部が長くなり過ぎたので、今回はカジュアル目の2モデル紹介で終了!次に残りのモデルも紹介していきます。
BERWICH(ベルウィッチ)は、大人っぽい雰囲気を内包したブランド。だからカジュアルっぽいパンツでも、ダークトーンでジャケットで合わせる、というこなしもできる、本当に期待できるブランドなのです。
BERWICH(ベルウィッチ)のページ
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聞きなれない方も多いかと思います。しかしこのブランド歴史は古く、1975年にイタリア・プーリアにて創業のパンツ専業ブランドです。
では、なぜ今年から一気に注目度が高まったか。恐らくamanさんが代理店になったからでしょう。ずばり。amanといえば、日本で知らぬ人はいない、次のブランドを育てた代理店です。Finamore(フィナモレ)、Boglioli(ボリオリ)、ZANELLATO(ザネラート)、Altea(アルテア)、RIVIERAS(リビエラ)・・・(ちょっと上げてるときりないので、この程度で。)。
ザネラートは日本では昔から展開されていましたが、一昨年からの快進撃は、amanが代理店になってから、です。RIVIERASのスリッポンも今や夏になると街中で、高い確度で見かけるようになりましたが、これも初年度から取り扱いさせてもらって、かなり売らせてもらいました。
そんな力を持つ代理店さんが、「これは・・」と勧めてくれたのがBERWICHなのです。はじめて物を見たのは、昨年のPITTI UOMO(イタリアでのメンズ世界最大の合同展示会)での事ですが、飛ぶ鳥を落とす勢いのTAGLIATORE(タリアトーレ)の斜向かいで、展開していました。この時はタリアトーレの展示はPITTIから賞をもらうほど、かっこ良くて、人も常に一杯の状況でしたが、その斜向かいのBERWICHも負けずにかっこ良く、そして人が多く入っていました。
その場で「実はTAGLIATOREのスーツのパンツを作っているのBERWICHなんですよね。」なんて囁かれてしまえば、それで目はハートマークになってしまいますよね。タリアトーレのデザイナーであるピーノさんが、かっこ良く履きこなすスーツのパンツに目が奪われてしまいまして。
間もなくです。普通は初年度からオーダーってかけないのですが、我慢できずにオーダーしてしまったわけです。勿論、物を見て、確信もしたんですけど。
ーファンシーな生地と独自のシルエットが最大の魅力。
イタリア生産にこだわっているBERWICH(ベルウィッチ)の最大のポイントは、ファンシーな生地選びと凝ったシルエットにあります。
こちらの生地も、コットンジャガードに製品加工してアタリが付いたモデル。
近くで見ると生地の表情が面白く、洒落感が出ています。そして、美しいテーパードラインでの仕上がりはダブルで9分丈。せっかくのテーパードシルエットで、丈を詰めたらストレートになった。という冗談のような笑えない話がありますが、インポートだとそういうこともやっぱりあります。9分丈設定で、テーパードを十二分に楽しめる、というのはありがたいですよね。(僕が履くと9分丈に見えない所が寂しいところですが。それも含めて楽しみましょう。)
ー通好みのこだわり抜いた仕様が肝。
そしてもう一つのモデルがこちら。こちらも裾幅が非常に細い44・46サイズで16.5cm設定のテーパードシルエットです。
テーパードのかかり具合が、あまりにもカッコ良いので、私も魅了されてしまったわけですが。。。(公平性の観点から、買ったとは申しません。)
このモデルのBERWICHらしい特徴は、インプリーツ。
普通プリーツはアウト向きにかかるのですが、これはインサイド向きになっています。これだと、見た目がアウトプリーツほど狙ってる感が無いので、抵抗感が減りますし、でもちょっと腰回りがゆったり目の今っぽいシルエット、そして履き心地の良さが実現します。
この辺りの提案は、行っている所は結構多いのですが、これでシルエットをここまで美しくしてきたブランドは、僕ははじめてです。他の部分も実はこだわりまくりです。まず生地がサテンのような若干光沢感があるヴィンテージっぽい生地。多分これ、高いです。
あとは後ろのポケット部分に切り返しを二箇所いれて、微妙なシルエット調整。これがテーパードの美しさを生んでいます。そして後ろについたチェンジポケットはデザインアクセントに。ウエストの内部にはマーベルト(シャツの裾が出ないような滑り止め)の代わりに、丁寧に糸のステッチが(!)入っています。通好みの仕様ですね。
前半部が長くなり過ぎたので、今回はカジュアル目の2モデル紹介で終了!次に残りのモデルも紹介していきます。
BERWICH(ベルウィッチ)は、大人っぽい雰囲気を内包したブランド。だからカジュアルっぽいパンツでも、ダークトーンでジャケットで合わせる、というこなしもできる、本当に期待できるブランドなのです。
BERWICH(ベルウィッチ)のページ
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text by mori |
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